ショートショート美術館 名作絵画の光と闇

ショートショート美術館 名作絵画の光と闇

小説・文芸
1,527円 (税込)

7pt

一つの絵から生まれる二つの物語。
あなたにもインスピレーションがおりてくる!

ショートショートから作家としてのキャリアをスタートした太田忠司と、新世代ショートショート作家として人気を集める田丸雅智の二人が、古今東西の名画をテーマに競作。

二人のインスピレーションのもとになったのは、この10枚の名画たち。

ゴッホ「夜のカフェテラス」
クプカ「静寂の道」
ムンク「吸血鬼」
俵屋宗達「風神雷神図屏風」
モネ「雪の中の蒸気機関車」
シャガール「サーカス」
月岡芳年「猫鼠合戦」
エッシャー「写像球体を持つ手」
マグリット「光の帝国II」
平山郁夫「月明の砂漠」

さらに、クリムト「北オーストリアの農家」を題材に、ネットで募った優秀作も収録。

怖いもの、面白いもの、うまい!と膝を叩いてしまうもの。
原稿用紙10枚前後の作品を読めば、今までとは違った視点で絵画を見ることもできるはず。

不思議と驚きに満ちた美術館を、どうぞお楽しみください。

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  • カテゴリ
    :
    小説・文芸
  • ジャンル
    :
    SF・ファンタジー / SF(国内)
  • 出版社
    :
    文藝春秋
  • 掲載誌・レーベル
    :
    文春e-book
  • タイトル
    :
    ショートショート美術館 名作絵画の光と闇
  • タイトルID
    :
    563591
  • ページ数
    :
    216ページ
  • 電子版発売日
    :
    2018年11月07日
  • コンテンツ形式
    :
    EPUB
  • サイズ(目安)
    :
    3MB

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ショートショート美術館 名作絵画の光と闇 のユーザーレビュー

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感情タグBEST3

    Posted by ブクログ

    『ショートショート美術館 名作絵画の光と闇』太田忠司 田丸雅智

    世界の名画を題材に太田さんと田丸さんがショートショートを書いた共著。本としては共作であり、各作品は競作。互いに競う合うように、書いているのがめちゃくちゃ面白い。オール讀物で連載していたそうで、いわば相手の出方も考慮して、「最もベタ」っぽいことは外して、一歩踏み込んだ設定で書いている気がする。ハイクオリティの作品がずらりと並ぶ。人によって捉え方や着目するポイントが違うのも楽しめてよかった。

    絵自体が物語性を持っているので、自分ならどんな話にするかな〜と考えながら読めるのも面白い。題材といっても、フリにするのかオチにするのか、入り込むのか、外から捉えるのかで全く違うものになる。僕も「モナリザ」を題材に書いたことがあるけれど、絵は創作意欲を掻き立てるよな〜いつも美術館に行ったらメモが増えて困る。

    本書で題材となっている絵は
    ゴッホ『夜のカフェテラス』
    クプカ『静寂の道』
    ムンク『吸血鬼』
    俵屋宗達『風神雷神図屏風』
    モネ『雪の中の蒸気機関車』
    シャガール『サーカス』
    月岡芳年『猫鼠合戦』
    エッシャー『写像球体を持つ手』
    マグリット『光の帝国Ⅱ』
    平山郁夫『月明の砂漠』

    各ショートショートを思い出しながら感想を書いているけど、ほんと名作揃い。
    しいてあげるとすれば、太田さん『収穫される者』田丸さん『球面の男』がお気に入り。

    0
    2025年07月28日

    Posted by ブクログ

    美術館好きの私には大好物の企画、文藝春秋さまに感謝感謝。
    ショートショートの作者2人が、ゴッホやムンク、俵屋宗達、平山郁夫など其々の絵画にヒントを得て描く物語。競作とは言うものの、どちらも魅力的で視点の違いが面白く伝わってくる。
    絵を見て読み再び絵を観ると今迄とは違って感じる不思議感も堪能できた。

    0
    2025年06月09日

    Posted by ブクログ

    一話一話、面白くて、次の話を読む前にまずその世界観が消えていくのを待ってから進む。
    まず扉絵を見て、作者たちの一言を読んで、どんな話が待っているんだろうと想像する。毎回、想像以上。
    作者二人の競作という形だけど、甲乙つけがたい。個人的にはわずかに太田忠司さんの話しのほうが印象に残った。

    0
    2024年11月14日

    Posted by ブクログ

    一つの名画から触発された短編を二人の作家(太田忠司、田丸雅智)が競作するという面白い趣向だ。同じ絵から、こんなに違う物語を紡ぎだし、どちらもきらりと光る小さな宝石のように、こちらの心をくすぐる。人生の深淵という程、大げさではないけれど、ちょっぴり何かを感じさせる。作家というのは大したものだ。取り上げられた名画は、ゴッホ、クプカ、ムンク、俵屋宗達、モネ、シャガール、月岡芳年、エッシャー、マグリット、平山郁夫のもの。マグリットはあの「光の帝国」ですぞ!

    0
    2019年11月21日

    Posted by ブクログ

    絵を題材にショートショートを書き合うという面白い企画。作者によって視点が全く違うので、なるほどじゃあ次は?とわくわくしながら読めた。第二段にも期待したい。

    0
    2019年10月02日

    Posted by ブクログ

    古今東西の絵画を題材に2名の作家がショート・ショートを「競作」する。つまり一枚の絵に付き、2名それぞれが物語を作る。

    これを作家ならではの特権に留めず、ペアを作ってチャレンジしてみるのもありかも笑 田丸氏・太田氏どちらの話がタイプか各章探っていくのも良いけど、それらを参考に「自分ならどんな物語にするか…」と思索にふけるのもまた違った楽しみ方になる。
    各話の感想を書きたいが、ショート・ショート故に踏み込むと即ネタバレになっちゃうから、いつも通り掻い摘んでいく。

    フランティシェク・クプカ「静寂の道」:元から不思議な構図やから、話を考えるのも楽しそう。『収穫される者』ではコズミックホラーっていう世界観に惹かれた。後半は少しぶっ飛んでいたけど、その辺の描写を丁寧にして尺を伸ばせばもっと面白くなり得る…はず!

    ムンク「吸血鬼」: 自分みたいに血液が苦手な人は2作とも注意した方が良い、何ならこの章だけスキップしても良いかも。『吸わせ屋』に関しては鳥肌と悪寒が止まらなかったが、視点はユニークだったと思う。人って何かに魅入っちゃう(/魅入られちゃう)と、こんなにもどっぷりハマって沼化していくのかー。(素知らぬ顔)

    月岡芳年「猫鼠合戦」:絵画自体は「鳥獣戯画」を想起させる。そのせいか2作ともコミカルな仕上がりだった。太田氏の『戦の始末』は、昔話みたいでオチもしっかりしている。せっかくだから田丸氏の『猫の悩み』と一緒に歌舞伎化してくれないかな笑 『猫の悩み』は落語テイストが入っており、トリに持ってきたら絶対ウケる笑

    ルネ・マグリット「光の帝国Ⅱ」:太田氏の話はシリアスな面持ちのものが多い印象だったけど、『夜の町』は不思議な程に馴染んだ。あんな風に捉えたら、死も恐いものでなくなるのかも。不覚にもホロリと来た。
    元ネタの絵が「光の帝国」なのに、両氏は夜と暗黒で絵の街を書き表している。それらのどこに光を見出すのかを、"鑑賞"する上でのTIPSとしておきたい。

    上記の他にも絵画6作品が登場する。(↑も含め、全体的にSF・ファンタジー要素が強かった)

    あとこれは巻末で判明したことだが…
    実際ショート・ショートコンテストなるものが開催されていたようで、受賞作品も本書に掲載されていた。
    一枚の絵からも十人十色の解釈が生じると、より確実に立証されている。

    0
    2022年05月01日

    Posted by ブクログ

    同じ絵画をモチーフに、太田忠司さんと田丸雅智さんがショートショートを書くという、おもしろいスタイル。
    全く違うスタイルになることもあれば、どこか同じ匂いを感じる作品になることもある。
    趣向も作品自体も楽しめるものだった。

    0
    2022年01月14日

    Posted by ブクログ

    1枚の絵画から紡がれる小気味良い物語に心を奪われた。

    自分も1枚の絵を題材に何か書いてみたいなぁなんてふと思った。

    特に気に入った絵画はルネ・マグリットの「光の帝国II」とそれをもとに書かれた2つの作品。どちらも暗闇の街を巧みに利用した話だった。

    特に太田忠司さんの「夜の町」にはひかれた。知らない道、知らない方向へと足を向ければ、自分もいつか、暖炉の前に揺り椅子のある家に辿り着けるかもしれない。そんな微かな希望を抱きつつ、この辛く世知辛い人生をなんとか生き抜いていく。その先にいる、老婆といつか出会えることを夢見て。

    0
    2021年10月23日

    Posted by ブクログ

    ショートショートということで読みやすく、それでいて絵から醸し出される不思議な雰囲気の話が素晴らしかった。
    いい美術館巡りになりました。

    0
    2021年04月24日

    Posted by ブクログ

    ゴッホ、モネなどの10の名画をテーマにし、二人の作家がショートショートを競作。

    ショートショートと美術ものという好きなものが組み合わさった一冊で、面白くないわけがない。お二人の物語も面白いし、もとになった名画にも興味がわく。

    太田さんのほうは、ゾワッとしたり、ほっこりしたり。好きなのは、クプカ「静寂の道」の「収穫される者」、ルネ・マグリット「光の帝国Ⅱ」の「夜の町」。
    田丸さんのほうはユニークでクスクスと笑えるものが多い。好きなのは、シャガール「サーカス」の「鉄の曲芸師」、ルネ・マグリット「光の帝国Ⅱ」の「闇の住人」。

    ショートショート熱が再燃しそう。

    0
    2020年06月15日

ショートショート美術館 名作絵画の光と闇 の詳細情報

  • カテゴリ
    :
    小説・文芸
  • ジャンル
    :
    SF・ファンタジー / SF(国内)
  • 出版社
    :
    文藝春秋
  • 掲載誌・レーベル
    :
    文春e-book
  • タイトル
    :
    ショートショート美術館 名作絵画の光と闇
  • タイトルID
    :
    563591
  • ページ数
    :
    216ページ
  • 電子版発売日
    :
    2018年11月07日
  • コンテンツ形式
    :
    EPUB
  • サイズ(目安)
    :
    3MB

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  • 【閲覧できる環境】
  • ・ブックライブ for Windows PC(アプリ)
  • ・ブックライブ for iOS(アプリ)
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