和菓子迷宮をぐるぐると

和菓子迷宮をぐるぐると

1,760円 (税込)

8pt

変わり者と言われる理系大学生・涼太が出会ったのは、あまりに美しい「和菓子」。その「美味しさ」にも魅せられ、すっかり和菓子の虜に。勢いのあまり大学院に進まずに和菓子職人になることを決意し、製菓専門学校に入学してしまった。 個性豊かな学生たちとともに和菓子作りに精を出すが、和菓子はとにかく答えがない。自分の和菓子を作ろうと苦心するも、理系的思考が数値だけでは測りにくい和菓子作りの邪魔をして――。

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和菓子迷宮をぐるぐると のユーザーレビュー

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感情タグBEST3

    Posted by ブクログ 2024年04月21日

    個性豊かな若者たちが和菓子を通して、自分と向き合っていくひたむきさや悩みが羨ましいと思うこと場面もありました。久しぶりに和菓子屋さんに行ってみようと思います。

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    Posted by ブクログ 2022年08月13日

    和菓子のきれいさや美味しさが読んで伝わってきそう
    主人公はもちろんそれ意外の若い登場人物も生き生きしてる
    一気に読み終えて、読後感が爽やかで2度も読み返してしまった。最近読んだ小説ではトップクラス

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    Posted by ブクログ 2021年05月29日

    読みやすくて面白かった!
    私もお菓子屋さんで働いてるので、そうだよね〜っとか思いながら読んでましたが
    主人公の涼太君が大学院へ進学せず、製菓学校へ。
    和菓子に魅せられて、お菓子(和菓子)の道に進んでいくお話。
    理論的に話をする涼太君と製菓学校の仲間たちは少しずつ打ち解けていくのも青春な感じで良かった...続きを読む

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    Posted by ブクログ 2021年04月17日

    バリバリの理系なのにデパートで見た和菓子に魅入られてしまい(「対数美的曲線」なんて表現している!)、大学院進学をやめ、製菓専門学校に入学してしまった河合涼太。専門学校で同じ班になった女子4人との友情がいいなあ。その一人の寿莉の視点もあるのが上手く生きている。涼太の言動はほとんどぶれないのだが、自信が...続きを読む

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    Posted by ブクログ 2021年03月29日

    物理の世界から一転、製菓学校へと進む主人公。
    そこに「正解」があればどんなに楽だろうか。
    和菓子の世界はまさに迷宮。

    理屈っぽいだけかと思いきや、製菓学校で新しいメンバーに出会って考え方が変わったり、刺激を貰ったりするのもいい。
    面白かった~。

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    Posted by ブクログ 2022年12月05日

    ズブズブの文系なので
    主人公の言ってることがさっぱりすぎて面白かった。
    和菓子が好きなのでそれだけでも読んでて楽しかった。
    主人公の考え方に年甲斐もなく
    というか年をとったから凝り固まり始めた考え方が
    ちょっと解された気がします。
    続編あったら読みたいなぁ。

    0

    Posted by ブクログ 2021年12月25日

    主人公の涼太くん、理系男子で理論派で、お友達にいたら少し面倒くさい奴なんでしょうが、なんか憎めない。
    まわりの女子友も、みんな良い子ばかり。
    青春だな〜^ ^

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    Posted by ブクログ 2021年12月10日

    六歳の時に小豆餡のトラウマになった涼太が大学生に成ってデパートで出会った和菓子で不思議な出会いをする。
    大学院進学を変更して専門学校に通う事になる所から物語が始まる⁉️
    青春、成長物語ですね

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    Posted by ブクログ 2021年05月16日

    超理系男子な、涼太が和菓子に魅せられて大学院進学を辞めて菓子の専門学校に入って仲間と成長していく。
    論理的な思考で既成概念に囚われることなく自分の信念を貫こうとする反面人の意見を素直に受け入れて修正するところもあって魅力的な人。




    和菓子を数式に置き換えるところが印象的。

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    Posted by ブクログ 2021年04月06日

    続きそうな予感もしつつ、このままの余韻でいいような気持ちもありつつ。
    和菓子を題材にだけど、結構内容の濃いお話で面白かったっです。
    主人公の理系男子涼太もいいし、専門学校の仲間たちも良い。
    師匠や先生の言う事も。ほんとそうで。
    職人はもっといい物を一生追い求めていくものだと思うし。
    一生努力し続ける...続きを読む

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和菓子迷宮をぐるぐると の詳細情報

  • カテゴリ
    小説・文芸
  • ジャンル
    小説 / 国内小説
  • 出版社
    ポプラ社
  • ページ数
    314ページ
  • 電子版発売日
    2021年02月17日
  • コンテンツ形式
    EPUB
  • サイズ(目安)
    2MB

閲覧環境

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