太田忠司のレビュー一覧

  • 名古屋駅西 喫茶ユトリロ

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    読んだらホンワカした気分になりました。
    本であった店は一度食べに行きたいですね。
    コーヒータイムには丁度良い本ですね。

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    2024年12月19日
  • 新宿少年探偵団

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    ストーリーもわかりやすくて、読みやすかったです。少年探偵団と髑髏王との対決シーンが案外すんなりと決着するので、もう少しもつれさせても良かったのにと思いました。

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    2024年12月02日
  • 名古屋駅西 喫茶ユトリロ

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    明壁さんいいね。ドラキチだけど。

    まぁ、とにかく名古屋弁やら名古屋名物やら、名古屋かいっぱい詰まっとる。
    スガキヤラーメンも食べたくなる。

    日常ミステリー要素があって、なかなか楽しめた。
    身近なものがあると余計に親しみが沸いて入り込むね。

    ユリトロに行ってみたい。

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    2024年07月11日
  • 和菓子迷宮をぐるぐると

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    書店で何度か見てる。(みていたのはこの本の改題した『ぐるぐる、和菓子』だった!)

    超理系人間の涼太が挑む「和菓子」の世界とは?
    製菓学校での班のみんなとのやり取りには若者らしさがありほっこり。
    母との関係がラストで一気に詰め込まれた!

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    2024年06月28日
  • ぐるぐる、和菓子

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    ネタバレ

    主人公が変わり者であまり感情移入できない節はあるものの、真っすぐでひたむきな姿勢が読んでいて気持ちよかった。主人公に感化され周りも一生懸命コンテストに取り組むところは青春!!欲を言えば、もう少し細やかな味の描写があると、より和菓子の世界を堪能できたかもしれないな

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    2024年06月23日
  • 麻倉玲一は信頼できない語り手

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    死刑が廃止された日本において、唯一生存している最後の死刑囚・麻倉玲一。
    この男、曲者だけどなかなか魅力的ではある。
    彼の語る自身の犯罪記録はかなり胡散臭い。
    でも思いの外興味深く、個人的に結構好きだったりする。
    そんな麻倉の指名を受け取材にやって来たフリーライターの熊沢だが、彼自身も新たな事件に巻き込まれていく。

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    2024年06月08日
  • おまえは生きなければならない

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    ネタバレ

    37歳の引きこもり男性YouTuberもどきの裕太が探偵役。
    中学の後輩にあたる芸能人が自分と同じいじめにあっており、そのときの加害者三人のうち二人が不審死を遂げていたことを知る。ネタにするためにダメ元で調べ始めた矢先、最後の一人も不審死を遂げる。
    及び腰で事件に臨む裕太の背中を押すのは、今の裕太の現状を知らない中学時代の友人で中学校教師の桑原と、3人目の事件の担当刑事の渋沢。

    裕太の独白があるあるで暗くてしんどい。母親の決断には拍手。裕太は寄生先を替えただけにならないといいね。相手がよければそれもありか。

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    2024年06月02日
  • 和菓子迷宮をぐるぐると

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    ネタバレ

    面白かった!!
    製菓の職人を目指す若者たちの青春物語ではあるんだけど、みんなの葛藤や個性・性格がただの青春ストーリーな感じではないところが素敵でした。

    もちろん個性的の筆頭は涼太くんなんだけど、みんな悩みつつ自分の夢に向かっていて、いろんなことにぶつかってえらいな。

    最後のデートの件もほっこりしました。
    いいものを読ませてもらいました。

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    2024年05月19日
  • ぐるぐる、和菓子

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    ガリレオみたいな理屈っぽい理系男子が
    製菓学校に通う話。
    学園ドラマかと思う青さ。
    本人以外も説教みたいな話が多くて
    なんだか理詰めで疲れてしまう

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    2024年05月04日
  • 麻倉玲一は信頼できない語り手

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    死刑が廃止された日本。高額な報酬に釣られて最後の死刑囚となった麻倉玲一という男のインタビューをすることになったフリーライター。外界から遮断された島にある民間の刑務所に赴き、麻倉玲一の話を聞くことになる。
    まず設定が突飛。死刑が廃止されているのに死刑囚は存在する。制度の運用開始日より前に決まっていれば当然なのだけれど。
    自分が起こした事件について語るような話かと思ったが、タイトル通り終盤からまったく違う話になった。主人公が島まで呼ばれた理由、刑務所にいる人間たち、最終的に繋がったので個人的には読後感は悪くなかった。ただちょっと非現実的な話だなと思った。

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    2024年05月01日
  • ぐるぐる、和菓子

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    ランチの煮魚を食べながら、その作り方を科学的に検証してしまうほどの理系大学生・涼太。変わり者の彼が出会ったのは、あまりに美しい和菓子だった。
    主人公の涼太は理屈っぽい所がありますが、とても真っ直ぐな人で、その真っ直ぐさが周りの人に良い変化をもたらしていく様子がとても良かったです。和菓子作りを通して、製菓専門学校の仲間達と切磋琢磨していく姿にやや物足りなさを感じましたが、ほっこりとした気持ちになれる作品でした。

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    2024年03月17日
  • 月光亭事件

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    狩野俊介シリーズの一巻。
    メインの登場人物にスレた性格がいないので、読みやすく反感を抱くことなく読み進められた。
    事件自体はちょっと間延びした印象。
    俊介が大人びているところと幼さが混ざり合っているのに最近ではあまり見ない「純朴な少年」な気がする。
    解説にもあったように父子三代の物語だと思った。

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    2024年02月27日
  • 遺品博物館

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    遺品博物館の学芸員、吉田・T・吉夫。故人との生前の契約により、遺品を選定しに遺族のもとを訪れる。
    名前からして怪しさ満載の吉田が、仕事完遂のためとはいえ、粛々と、しかし容赦なく、故人と遺族の秘密をはからずも暴いてしまうストーリーは、せつないものや救いもあれば、後味の悪いものもある。様々な、人間の業を見せつけられる。

    面白かった、こわかった、考えさせられた、いろいろな感想があふれてくる物語だった。

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    2024年02月18日
  • 和菓子迷宮をぐるぐると

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    2021年刊。タイトルからして、ミステリーかな?とも思ったが全く違った。幼児体験でおはぎが大好きになり、大嫌いになってしまった主人公。超絶理系頭で秀才だが、偏った認知癖もある。そんな主人公が、アンコの美味さに再覚醒し、年下と仲間や生涯の師と仰げそうな人物と出会ったり。そんな中で究極のアンコを求めて迷宮への探検人生を進み始める……のだが。最終段階でバタバタと設定が足し込まれ、え?あれ?という間に完結。え?終わったの? 続編を書くつもりなのかな?……的な、半端な終わり方で消化不良。なので減点させて頂きました。

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    2024年01月26日
  • 僕の殺人

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    15歳の僕。5歳の時に母の自死、父の階段転落事故からの植物状態という事件の後、それ以前の記憶を失っていた。
    「君はいったい誰なんだ。」
    事件を知る男の問いかけにその解答を探し始める。
    太田さんのデビュー作とのこと。
    謎めいた書き出しと思わせぶりな記憶障害。この少年が犠牲者で加害者でトリックそのもので記録者を担う。
    1993年ノベルズが底本の再販。
    驚くようなトリックや精神疾患は使われず、それらの役割をすべて少年に担わせたストーリーをおもしろく読みました。
    語り部が15歳の少年だからちょと甘めの文章かな。

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    2024年01月08日
  • 和菓子迷宮をぐるぐると

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    テレビドラマでやってた「フェルマーの料理」っぽい話の和菓子版。それなりに面白い話なんだけど、主人公があまりに面倒な人だし、サブキャラの寿莉のネガティブ発想が嫌いなんだよなあ。読んでて鬱陶しいし・・・

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    2024年01月03日
  • 麻倉玲一は信頼できない語り手

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    日本で死刑が廃止されてから二十八年。日本に生存する最後の死刑囚・麻倉玲一は、離島の特別拘置所に収容されていた。
    フリーライターの熊沢は、麻倉の取材のために拘置所があるその島・木菟啼島へ向かう。
    「自分は人の命をジャッジする」と嘯く麻倉に嫌悪感を抱きながらも、熊沢は彼の犯した殺人の詳細を聞くこととなるが……。


    タイトル通り、「信頼できない語り手」ものかつ、孤島で起こる事件を描いたクローズドサークルミステリー。
    日本最後の死刑囚の告白という魅力的なテーマで、作中で語られる麻倉の犯した殺人事件も理解が出来ない人間の話を聞いているようでなかなか楽しいです。私は最初の事件が不条理で好きでした。
    ラス

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    2024年01月01日
  • 未来製作所

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    移動とものづくりというコンセプトの未来と言われて読むと、特に目新しさも感じずに読んでしまうけど、ショートショートとしてはおもしろく読める。

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    2023年11月26日
  • 名古屋駅西 喫茶ユトリロ 龍くんは引っ張りだこ

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    名古屋の喫茶店文化になじみや興味があれば、すごく入りやすいし面白いと思う。
    シリーズものらしいのですが、今作で初めて読みました。この1冊だけでもしっかりまとまっていて、読み心地がよかったです。

    レトロな喫茶店が舞台ですが、主人公は休学中の医大生なので、お話の内容は青春でした。
    名古屋めしがたくさん出てくるので、食べたくなりますね。

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    2023年10月07日
  • 麻倉玲一は信頼できない語り手

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    久しぶりに太田さんのシリーズ物以外を読んだ。読み易く、さらっと読めた。個々の場面では面白いんだけど、全体としては何だったんだろうって感じ・・・

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    2023年09月25日