太田忠司のレビュー一覧

  • 僕の殺人

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    20年も前の傑作がこうして読めるのはありがたい。夢中で謎を追っていた。最後の終わり方も良い。なぜ彼は似ていたのか。本当に似ているのか。あの断片的な記憶はどこまで正確なのか。想像が尽きない。
    あらすじ(背表紙より)
    五歳のとき別荘で事件があった。胡蝶グループ役員の父親が階段から転落し意識不明。作家の母親は自室で縊死していた。夫婦喧嘩の末、母が父を階下に突き落とし自死した、それが警察の見解だった。現場に居合わせた僕は事件の記憶を失い、事業を継いだ叔父に引き取られた。十年後、怪しいライターが僕につきまとい、事件には別の真相があると仄めかす。著者長篇デビュー作、待望の復刊!

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    2017年04月03日
  • 名古屋駅西 喫茶ユトリロ

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    名古屋人ではないが、行った事のあるお店の名が出ると嬉しい。それがお気に入りの店だとなおさらに(^^)。ちようど「ユトリロ展」を見たことと重なり、紳士さんだけでなく、誰にとっても飽きることのない作品であり、それがお店の雰囲気なんだなと感じた。

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    2017年02月11日
  • 甘栗と戦車とシロノワール

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    ネタバレ

    甘栗シリーズの続き。
    そう言えばハードボイルド探偵なんだったなあとか、
    前の話を思い出しつつ読んだり。
    ハードボイルドは若干苦手な感じだったんだけど、
    原尞と太田忠司は読んでいても鼻につかないので良い感じ。
    結構久々に太田忠司読んだんだけど、
    やっぱり、この人の作品とても好きです。

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    2017年01月31日
  • セクメト

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    警察。サスペンス。ミステリ。SF。アクション。
    ジャンルミックス。テンポ良く物語が進み、読みやすい。
    SF要素があるため、少し現実的ではない感じ。
    序盤の連続殺人のミッシングリンクを探し求める展開が好き。
    これは続編も読みたい。

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    2016年10月15日
  • ミステリなふたり ア・ラ・カルト

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    ネタバレ

    凄惨な殺人事件の捜査に、いかにもうまそうな料理の描写が入る。アンバランスなところが良いのか、サクサク読めてしまう。仕事では氷の女王たる景子が、新太郎の前ではデレデレ。妙にコミカルで、ミステリーであることを忘れさせる。
    シリーズ3作目であることを知らずに購入してしまったのだが、違和感なく読めた。先行2冊も買ってしまうな、これは。

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    2016年09月27日
  • ゾディアック計画 セクメトIII

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    シリーズ3作目。間が空くと思い出すのに暇かかる。でも、相変わらず太田さんの話は読みやすくて面白い。夏月ちゃんは相変わらずのアンコントロールですな。和賀君大変。これで終わるのはもったいので、続けて欲しい。

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    2016年07月16日
  • 帰郷

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    妖精駆除、講演(根っこの会の話)、創造、夏の川辺にて、夫 菊地洋介を語る(小説家のつまの語り)、さかさまのアの話、ライバル、割れても末に

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    2016年07月15日
  • ゾディアック計画 セクメトIII

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    超人的な存在の前には警察も無力になる。一応この3冊目をもってシリーズ完結ということらしいですが、まったく終わった感じがしない。最期に夏月が日本を離れてしまうので、とりあえずは終わりなんでしょうが、そのうちひょっこりと再開しそうな気もします。

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    2016年07月03日
  • 明日、世界が終わるとしても

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    ミステリとは違う彼の作品は初めて読んだ。
    パソコン通信が全盛だったころ、彼がフォーラムオペをやっていたなぁなどと思い出した。

    そんな話は出てこないが、昔を懐かしく思う作品。
    ラスト、衝撃の1行。世界の終わりを見た。

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    2016年05月21日
  • クマリの祝福 セクメトII

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    夏月のことが、また少し明らかになった。
    でも、彼女の抱えるものは、どれほど果てしないのだろう。
    千佳や和賀の存在が、少しでも彼女の支えに、力になるといいと願う。
    ともあれ、彼女との再会がありそうなのは、嬉しい。
    次作を期待。

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    2016年04月10日
  • 目白台サイドキック 女神の手は白い

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    1冊読みきりだと思ったら続き物なんですね。ミステリーとしてふつうに面白かった。少なくとも二人の男を操っている女の正体が暴かれるのが楽しみです。北小路の謎、北小路と南塚の過去の話など気になるところがほかにもたくさんあるので、それが今後どう暴かれるのかも楽しみ。こういう続き方は嫌いじゃない。早く続きが読みたくなります。無藤くんの成長も気になります。

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    2016年03月12日
  • 奇談蒐集家

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    ネタバレ

    自ら体験した不可思議な話、求む。高額報酬進 呈。ただし審査あり。―新聞の募集広告を目にし て酒場を訪れた客は、奇談蒐集家を名乗る男と美 貌の助手に、怪奇と謎に満ちた体験談を披露す る。鏡に宿る美しい姫君との恋、運命を予見でき る魔術師との出会い…。しかし、不可思議な謎 は、助手によって見事なまでに解き明かされてし まう。安楽椅子探偵の推理が冴える、連作短編 集。

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    2016年01月31日
  • クマリの祝福 セクメトII

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    実際に、サイコパスな人は居るわけである意味怖い話し。
    猫を虐待したり殺したりのニュースが最近よく報道されてるしね。

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    2015年10月24日
  • クマリの祝福 セクメトII

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    シリーズ2作目。2年半前に読んだ1作目のことはほとんど覚えてなかったけど、ある程度は話に繋がりがあるので、順番に読んだ方が分かり易いでしょうね。最後が一気に進んじゃったって感じでした。まあ、たらたら引っ張るよりいいかな・・・ 3作目出たら、また読むとは思います。

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    2015年09月19日
  • クマリの祝福 セクメトII

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    誰が犯人なのか、というよりも、誰がシリアルキラーなのか、という話でした。全体としては少しだけ盛り上がりには欠けたかなぁ。終盤一気に物語が動いて解決まで行ってしまうので、少しあれっという感じでした。

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    2015年08月27日
  • 夜想曲

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    「レストア」の続きなので。

    といっても時間がたった設定になっている。
    それもひとつのミステリーになっているのだが、
    時とともに変わっていく主人公に寄り添えなかったのは残念。

    まったりというかゆったりとした雰囲気は、
    相変わらず良いんだけどね。

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    2015年08月12日
  • 怪獣文藝の逆襲

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    9人の著者による怪獣ものアンソロジー第2弾。ほとんどのお話は「怪獣 vs 人間」的でわかりやすかったのですが、有栖川有栖「怪獣の夢」だけは抽象的で理解に苦しみました。

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    2015年07月31日
  • 怪獣文藝の逆襲

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    「はじめに」にあるような『「生命」「生命体」としての怪獣と、(中略)同じ生物である人間との、死力を尽くした闘いを描き出すことに主眼が置かれている』というほどに、『今度は戦争だ』のようなバトルものは少なくて、『MM9』をイメージしてるとやや肩透かし(大倉崇裕「怪獣チェイサー」くらいか)。概ね怪獣幻想的ではあったが、それでも怪獣の圧倒的な存在感がページから伝わってきて、引き込まれながら読めた。

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    2015年07月05日
  • 怪獣文藝の逆襲

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    怪獣大好きなおじさんたちが自分の怪獣をふがふが生み出す。和む。
    「大江戸恐龍伝」読まなきゃなのだった。「荒神」も怪獣小説とな!?読むぅ。

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    2015年05月29日
  • 目白台サイドキック 五色の事件簿

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    ネタバレ

    他の幽霊が登場し、変り者超絶優秀刑事と平々凡々刑事のコンビから、
    同じく変り者の幽霊と従者刑事へとコンビへ変更?

    変り者の幽霊の能力がただの封印ではなくて成仏だということが判明したり、
    他の異能をもつ幽霊が登場したりと、
    かなり幽霊話に傾いている。
    でも程よくミステリーがからんでいるので、無理やり感や不快感はない。

    平凡刑事くん、ドメスティック・サーヴァントの麻結さんといい感じになりつつあり、
    そっちに目を奪われているのかもしれないが。

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    2015年05月19日