【感想・ネタバレ】幻影のマイコのレビュー

あらすじ

宇宙旅行を可能にする軌道エレベーターの地球駅がモルディブ共和国に完成した21世紀末。首都マーレの移民局員マイコが失踪した。手掛かりは、彼女が直前に接触した移民申請者カネダの記録。そこには「イルカはもういない」という謎のメモが残されていた。探偵の結城が捜索を依頼されるが、マイコの過去もまた秘密のベールの中だった。やがて背後に、宇宙開発に反対する過激派環境テロリストが浮上、結城は鍵を握る男を追って地球駅へ。黒色火薬騒ぎ、整備課職員の死体、そして高性能爆弾……事件は南洋から宇宙へと拡大する。本格ミステリーとSFを融合させた傑作サスペンス!

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Posted by ブクログ

ちょっとハードルボイルドで、SFで、ミステリーなはずが、
全く危険な香りがしない。
主人公からも、ストーリーからも。
それは多分、主人公に対しても、読者に対しても、裏切りがないからだと思う。

感じの悪い女は悪者だし、バイクは盗まれし、行方不明の女性は助かるし、少年は活躍する。

最も残念だったのは、月へのエレベーターが12日もかかること。
現実問題(?)としてそれくらいかかるのかもしれないが、
何とも間延びした追跡になってしまった。

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2015年03月10日

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