太田忠司のレビュー一覧

  • 麻倉玲一は信頼できない語り手

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    ネタバレ

    カバーと同サイズの帯のインパクトで購入
    「このラストは革命的」「騙された」「徳間文庫大賞2022受賞」といういかにもな煽り文句、嫌いじゃないよ

    読んだ結果、どこか既視感が……
    ・登場人物がみんなグルで主人公をだましていました
    最初からそんな感じがしたし、何ならそんな作品読んだ事あるなー(作品名は挙げないけどね)
    ・主人公が気付かないだけで実は誘拐されてました
    これも読んだ事あるなー(と思ったけど、具体名は思い浮かばない、でも読んだ事ある気はする……)
    ・主人公が誰かを刺すシーンを撮影して脅迫に使いたかったからこんな事を仕組みました
    いや確かにこれは読んだことないけどもさ……

    最初に書いた本

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    2022年06月28日
  • ルナティック ガーデン

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    月に住み始めた曰く付きの老人達の心を開いていく主人公
    なかなか面白いシチュエーションで忖度なく進めていくタッチは面白かった

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    2022年05月31日
  • 鬼哭洞事件

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    「狩野俊介シリーズ」の新作ですね。本格探偵小説です。
    実に11年ぶりに成りますね。思えば太田さんの本を読み始めたのがこのシリーズでしたから、30年のお付き合いになります。
    「月光亭事件」の時は俊介は小学6年生でしたが、今回は中学2年生の夏休みの事件簿に成りましたね。俊介の探偵としての成長シリーズでも有るのでまだまだ続編を期待したいところです。
    いわゆる横溝正史風の本格探偵小説ですが、主人公が10代なので同じ年頃の学生さんが読んでも読みやすい文章で物語は進展します。
    太田さんは俊介が推理して事件を解決に結び付く過程で探偵のジレンマを描き出します。
    事件の解決で傷つく人が出てくる。探偵小説の作家さ

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    2022年05月15日
  • 名古屋駅西 喫茶ユトリロ 龍くんは食べながら謎を解く

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    小倉トースト、味噌煮込みうどん、名古屋コーチン、味仙、なごやん。
    愛知県出身の私にとって馴染みありありのワード続出。
    名古屋弁とミステリー、堪能できた♪

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    2022年05月04日
  • ショートショート美術館 名作絵画の光と闇

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    ショート・ショート。競作。絵画。
    絵をモチーフにした作品集。
    全体的には太田さんの作品が好み。
    自分の好きなミステリとSFの要素が、やや多いからだと思われる。
    一番好きだった作品は、太田さんのSF「収穫される者」。
    巻末の田辺ふみさん(一般の方?)「復元師」が隠れた傑作。

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    2022年03月22日
  • 麻倉玲一は信頼できない語り手

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    死刑が廃止されてから28年後。フリーライターの熊沢は最後の死刑囚・麻倉から指名されて、インタビューのため孤島の特別拘置所に向かう。自分の犯した殺人について小説風に語る麻倉に、熊沢は嫌悪感を抱くが‥
    いかにも企みがありそうなタイトルで、期待通り面白かった。事前に調べるなと言われていてもライターとしてインタビュー対象をまったく何も調べずに臨むのは不自然な気はしたが、麻倉の謎めいたキャラクタと語り口がよかったのであまり気にならず、終盤の大展開まで一気読みだった。

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    2022年01月18日
  • 鬼哭洞事件

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    ネタバレ

    俊介くん、お帰り、の一冊。久しぶりすぎて過去の作品が思い出せない。ライバルの小説家・烏丸が憎らしいクールな切れ者で、メルカトル鮎のよう。野上さんにもう少し頑張ってほしい。

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    2021年12月12日
  • 未来製作所

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    今よりも科学技術が少し進んだ世界の話。
    ショートショートというより短めの短編って感じ。
    星新一さんのような「オチでびっくり!」というのではなく、読みおわって優しい気持ちになる話がほとんど。
    爽やかなショートショート集。

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    2021年12月04日
  • 未来製作所

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    5人の作家による未来のものづくりをテーマにしたショートショート。どれもが優しい気持ちにさせてくれる話。ユートピアとは言わないけれど、読み終わってニッコリさせてくれる。

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    2021年09月28日
  • 銀河英雄伝説列伝1

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    30年以上前に愛読した小説が今だアニメ化され、漫画化され広く愛され続けるのは感慨深い。その上に新作トリビュートまで出版されるとは!
    6作のうちでは石持浅海さんの作品がいちばん銀英伝ぽくもあり、かつ作者ならではの持ち味もありよかった。

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    2021年09月16日
  • 和菓子迷宮をぐるぐると

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    坂木司さんの本かと錯覚したが、和菓子の美しさを数式で表す理系男子の話だった。傷つける側より傷つく方がどうこうって発言がもっと発展するかと思いきや違った。

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    2021年09月12日
  • 維納音匣の謎

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    霞田兄妹シリーズ4作目。
    優しいという人格はつくれる。
    だから優しさと残忍さが一緒の場所にあっても不思議ではない。
    信用は慎重に。
    人間不信になるレベル。

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    2021年09月04日
  • 昨日の殺人

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    背表紙なんかの惹句では触れられていないが、巻頭に見取り図まで入ってお館もの。残念ながら嵐は来ないので、クローズドサークルではない。加えて、富豪一家の入り組んだ人間関係と、尾を引く三十年前の殺人事件と横溝的シチュエーションがてんこ盛り。なのに、そっちには振らずに青春もの色を濃く出しているのが興味深い。そのせいか、トリックは少し軽め。色々グズグズな語り手には苛つかせられるが、これはそういうものなんだろうな。

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    2021年08月11日
  • 麻倉玲一は信頼できない語り手

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    ネタバレ

    クローズドサークル、凶悪な殺人犯の告白手記、と興味を煽る設定。いささか作り物めいていると思い、違和感を感じつつ読み進む。視点人物があまり魅力的ではないのが残念だが、著者のことだからあえてそうしたのだろう。おかげで、ラストもあまり同情しないですむ。

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    2021年08月06日
  • 名古屋駅西 喫茶ユトリロ 龍くんは食べながら謎を解く

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    【収録作品】第一話 小倉トーストと奇妙な会話の謎/第二話 味噌煮込みと七宝の謎/第三話 ひきずりと好き嫌いの謎/第四話 台湾ミンチと赤い靴の謎/第五話 なごやんと知らなかった姉の謎

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    2021年06月25日
  • 麻倉玲一は信頼できない語り手

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    ネタバレ

    確かに麻倉玲一の言動は作中一貫して信頼できないけれども(ホームズとモリアーティを足して2で割った感じがある、聞き手は無能なワトソンな感じ)タイトルにある『信頼できない語り手』というイメージが、作中と読み終えてからではがらりと変わるのが凄かった。
    こうも印象変わるのだなと。

    特殊な環境ではあるが密室で彼が過去に行ってきた殺人事件を語るという、言ってしまえば地味で停滞しそうなシチュエーションではある。
    しかし、その語られる話が彼視点ではない視点での話になるので、作中にいくつも雰囲気の違う事件が出てきて飽きが来ない。
    1作品ながら多数のミステリーを読めるのは贅沢感がある。
    語り手が信頼できないとい

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    2021年06月20日
  • 和菓子迷宮をぐるぐると

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    初読の作家さん。
    和菓子が食べたくなりました。
    主人公の、美を物理的に説明するところとかものすごく肯定的なところとかとても楽しく読みましたが、もっと和菓子を深く追求してくれそうなところであっけなく終わってしまった感じで勿体ない。続編とかないのでしょうか?

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    2021年05月06日
  • 和菓子迷宮をぐるぐると

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    主人公?の男性の一風変わった性格や家族環境の設定をあまり不自然に感じさせず、大団円に持っていく作者の円熟の技量に感心する。

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    2021年05月03日
  • 銀河英雄伝説列伝1

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    【収録作品】小川一水「竜神滝(ドラッハ・ヴァッサーフェル)の皇帝陛下」/石持浅海「士官学校生の恋」/小前亮「ティエリー・ボナール最後の戦い」/太田忠司「レナーテは語る」/高島雄哉「星たちの舞台 」/藤井太洋「晴れあがる銀河」

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    2021年03月06日
  • 和菓子迷宮をぐるぐると

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    超理系脳の大学生・涼太が出会ったのは、あまりに
    美しい和菓子。その美味しさにも魅せられた彼は、
    大学院には進まずに和菓子職人になることを決意する。
    製菓専門学校に入学して和菓子作りにのめりこむが、
    その道は奥深く…。

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    2021年06月25日