あらすじ
「ウィーンの銘菓とモーツァルトの夕べ」の最中、ピアニスト・杏が殺された。傍には『美しき青きドナウ』を奏でる骨董オルゴールが…。この状況の意味するものは?犯人の真の目的は?作家探偵霞田が奔走する中、杏愛用のオルゴールが二台、紛失していたことが判明、さらに新たな殺人が!オルゴールは何を語る?
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Posted by ブクログ
霞田兄妹シリーズ4作目。
優しいという人格はつくれる。
だから優しさと残忍さが一緒の場所にあっても不思議ではない。
信用は慎重に。
人間不信になるレベル。
Posted by ブクログ
霞田兄妹シリーズ4作目。
相変わらず妹の言動がウザイけど、、、、今更キャラを変えられるはずもなく仕方ないと諦める。このシリーズは読者の私もそれなりに推理を楽しめるのがいい。伏線を拾っていけば、何とか自力で犯人もトリックも解決できそう(実際は朧げに犯人ぽい人物を指すことしか出来ないけど)。
今作のアイテムはオルゴール、とドイツのお菓子。ケーキの挿絵が散りばめられていて、無性に食べたくなってくる。事件の方はミスリードもありつつ、まぁまぁ面白かった。冒頭の文が最後になって漸く繋がってくる。ナルホドねぇ~。
今後のシリーズも妹がウザイ、ウザイと言いつつ、読み続けていきそうだ。