太田忠司のレビュー一覧

  • ルナティック ガーデン

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    近未来が舞台のSFミステリー。庭園を造るために変人揃いの月面邸宅へやってきた主人公が、少しずつ住民たちの抱えた問題や月に隠された秘密に近づいていく、というお話。素材も味付けも大変好みでした。そしてこれもある意味ツンデレと外来者の組み合わせ……。

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    2011年07月29日
  • 眠る竪琴 ――レンテンローズ

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    レンテンローズシリーズ第三弾。書き下ろしの「眠る竪琴」と改訂版の「囁く百合」の二部構成。この作品はミステリのトリックよりも心情面と幻想性を重視しています。「眠る竪琴」の方は正直ネタが微妙でしたが、「囁く百合」の方は規律を重視し息苦しさを生んでしまっている組織の描写は面白かったです。また、アカンサスたちの世界の謎が以前より描写が増えていたのは収穫かな。早く次が出ることを期待しています。

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    2011年07月11日
  • ルナティック ガーデン

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    近未来、月に庭園を造るために派遣された女性の話。主人公が探偵役となって登場人物達の過去の謎を解いて心を開いていく展開や、月面での生活の設定は面白かったです。謎が日常の謎が多かったのも好みです。ただラストに至るまでちゃんと伏線が張られているのは分かるんですが、別の結末が見たかったなと思ってしまったのが残念。

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    2011年06月11日
  • 予告探偵 木塚家の謎

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    本格ミステリの事件の謎解きに一捻りを加えた連作短編集。その一捻りがどのように来るか判別が付きにくいので、流れに釣られるとシンプルなネタでも騙されます。でも探偵の摩神の正体がありがちな設定だったことや前巻のその後の様子がなかったことが原因で、ちょっと消化不良かな。

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    2011年06月06日
  • 予告探偵 西郷家の謎

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    最初は主人公の語り口からして俊介シリーズのような分りやすくて古典的なミステリで攻める気かなと思っていたのですが、読み進めるうちにちょっとした違和感が積み重なり、最後は唖然としました。読んでいる最中に思いついたけど一笑に付したアイディアがまさか正解に繋がるとは…。いや見事にやられました。次巻のタイトルが気になって仕方ないので、続けて読みます。

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    2011年06月05日
  • 笑う月 ――レンテンローズ

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    中学二年生の久世伸弥は、巨大な笑う月と大きな鎌を持った人影に追いかけられる奇妙な夢を見る。友人だけでなく、己さえも偽りながら日常を送る伸弥にとって、その夢はなぜか心をかき乱すものだった。そんな伸弥が、ふと目にとめた“レンテンローズ”という花屋を訪れた時、彼の運命の歯車が音もなく動き出した―。伸弥の周りで連続する殺人事件。追いつめられた彼は真実を探ることができるのか…。幻想ミステリー第二弾。

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    2011年05月23日
  • 翔騎号事件<新装版>

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    飛行船を中心にした巻。飛行船で起こった問題解決方法はすぐに分かったのでちょっと残念でしたが、人物描写は良かったです。美樹ちゃんは果たして策士だったのか、それとも違ったのか。どっちにしろ可愛らしかったです。

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    2011年04月19日
  • ルナティック ガーデン

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    なんか時代は全然違うけど、「さよならの殺人」を思いだしました。
    ノスタルジーがいい感じにきいていますね。

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    2011年04月08日
  • 笑う月 ――レンテンローズ

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    ネタバレ

    富士ミスの頃から思っていたけどレイテンローズの存在の意味がわかんない。わからないことが気になってもやもやする。それぞれの話自体は嫌いじゃない、寧ろ好きなんだけどね。

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    2011年03月17日
  • 予告探偵 西郷家の謎

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    ネタバレ

    このオチは…もう…人を選ぶんじゃ無かろうか。
    最初の方はセオリー通りで微妙に退屈だったけど、後半はわりとすとんすとんと。
    ううーん、でも評価しづらい後味でした。

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    2011年02月20日
  • 翔騎号事件<新装版>

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    まあ安定していいですよね。
    狩野俊介の成長もいいですし、今回は館とか出なかったけど面白かったです。
    いろんな作品をまだまだ期待しちゃいます。

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    2010年11月22日
  • 翔騎号事件<新装版>

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    登場人物が多いと人間関係を把握するのが大変。殺された人物も犯人も影が薄くて物語に感情移入できなかった。
    それと野上さんがいいとこ無かったし。
    飛行船は昔はたまに宣伝やらで見た記憶があるけど最近はとんと見ないなぁ。
    でもゆっくり飛行船旅行はロマンですね。
    まぁ飛行機よりよっぽどお金かかりそうですけど。
    お金もち向けならいいけど、定期便としての事業は失敗でしょう。

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    2010年09月09日
  • 久遠堂事件<新装版>

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    どうも今回の話はいまいちキャラ立ちが弱い気がする。いつも魅力的なキャラが多いのに今回は総じて薄い感じ。名前出ても誰だったかなーというような。そもそもあんな仏像部屋は狭いし観光名所にならないでしょ。
    それに殺人の動機が弱すぎ。父親が嫌いだから殺した→突発殺人でもないのに。ひったくりを見られたのことから懐かれてうざくて殺した→おぃおぃ。そもそもそんなに塾経営困ってるなら家族に泣きつけよ!そもそも塾やめればおk。

    前の銀扇座事件が凄く良かっただけにいまいちだった。ちょっと文体変わった?なんか読みにくくて結構時間かかった。

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    2010年08月08日
  • 甘栗と金貨とエルム

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    久々にジャケ買いというやつです。
    テンポの良いストーリー展開、魅力的で愛しい登場人物たち、関わって行く過程での主人公の心の移り変わり。実際に自分がそこにいて、主人公と共に行動しているような気分を味わえました。こういう主人公私は好きだし、楽しかったけど、好み分かれそうなかんじですね。

    ところで、最後のオチというかなんですが、デジャブ? みたいなのをかんじてその通りにいっちゃったので個人的にそれがなかったらもっと楽しかったのにと残念。はて、なんの作品だったろうか…。

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    2010年04月06日
  • 甘栗と金貨とエルム

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    最初は甘栗くんのキャラに馴染めず背伸びしてる感じがしんどかったけど、だんだん慣れてきたのかかわいく思えてきた。内容はちゃんとミステリで楽しかった。甘栗くんは高校に戻るのかしらん?次は絵を描くシーンとかあったらいいな。ころとか名古屋名物も食べたくなる。3

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    2010年03月28日
  • 甘栗と金貨とエルム

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    「狩野俊介」、「新宿少年探偵団」に次ぐ太田さんの少年探偵もの。
    やはりジュブナイル系がハマっているのか、読んでてもしっくりくる。

    「甘くない」甘栗くん。ゆえに地の文が「私」なのかもしれんけどなぁ…。
    変にハードボイルド然としなくても良い気がしたり。
    周囲の面々の人間っぽさで中和されてるから、まいっか。

    太田作品+ミギー氏の装丁で買ってみたけど、まずまずで良かった。
    続編『甘栗と戦車とシロノワール』も読んでみよう。

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    2010年03月27日
  • 甘栗と金貨とエルム

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    ・淡々というか、あっさりと終わる
    ・話自体は簡単で、あまりミステリーを読まない私でもわかりやすかったです
    ・甘栗くんツンデレ?
    ・幼なじみとの関連性は、ある種の人々にウケが良さそう
    ・なんとなく続編読みたいかも、というなんともいえない印象
    ・最後の謎は、他の小説でそのネタを見たことがあってピンと来てしまいました。気付かない方が絶対面白い

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    2010年03月25日
  • ミステリなふたり

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    本格からライトまで。

    読ませるミステリを書ける氏のライトタッチな連作集。


    職場では「鉄女」なぞと忌み名される操作一課の才色兼備の猛女には、実は・・・・・・隠れたブレーンがいたのです。


    トリッキーな謎を軽妙に説き明かすできた旦那様。

    職場では見せない猛女の一面に思わずにんまり。


    続き、出ないかしら?

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    2010年02月20日
  • 忌品<新装版>

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    現実には有り得ないと思うような話も読んでいるうちに、いつの間にかこの世界に引き込まれ、もしかして、もしかするかも…?と思わさせられました。登場する遺品が、どれも身近に存在するものばかりなので、余計にそう感じられたのかも知れません。まぁ、遺品と言うものは大抵、身近にあるものですけれど…。ただ、「遺品」と言うよりは「血筋」的なものが多かったようにも思えましたが、それでもゾクゾクとした怖さを味わえました。

    中でも「靴」や「携帯電話」などは狂気染みていて尚更、怖い。でも、やはり一番怖かったのはラストの「手紙」。もちろんフィクションなのですが、最後の最後にこれは怖い。この構成が、とても面白いです。

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    2010年02月08日
  • 紅天蛾 新宿少年探偵団

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    新宿少年探偵団シリーズ第4弾。

    明らかに、作者は敵側書いている方が好きだよなぁ、と感じます。
    悪役と言うより「好敵手」と書いて「ライバル」と読む、とか、「怪人」とか。
    悪役が面白い巻の方が愉快。

    そろそろターニングポイントに入るのかな、と。
    個人的な趣味だけど、設定は出し惜しみしない方が、好みかもしれない。

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    2009年10月07日