太田忠司のレビュー一覧

  • 目白台サイドキック 女神の手は白い

    Posted by ブクログ

    二作目以降のための一作目、という感じ。
    うまくすれば無くても良いんじゃないかと思うくらいの内容。
    探偵物としてはかなり薄味で、キャラクター優先な感じ。
    こういう設定の反応が見たかったのかな。

    0
    2013年08月06日
  • 目白台サイドキック 女神の手は白い

    Posted by ブクログ

    20130703
    え、そういう話なの・・・
    と驚いたものの(犯人に対してではなく)、話は面白かった。
    続編がありそうな流れ。
    なぜこういう設定なのかは乞うご期待なのか、
    特にひねりはないのか、なんだろうなー

    南塚さんと北小路さんの言い合いはキャラが被るせいか
    どっちがどっちだかわからなくなったりしたけど
    流れが良くて楽しかった。

    目白台の邸宅が拠点にはなってるけれど
    それ以外の目白台の描写や雰囲気はあまりなくて、
    ちょっと残念かな。

    0
    2013年07月03日
  • 目白台サイドキック 女神の手は白い

    Posted by ブクログ

    私がこの本を手に取った理由はただひとつ。
    実家が目白台にあったから。
    地元が舞台のミステリーなんて滅多にないので、見つけた時は運命を感じました。
    目白台には邸宅が並んでいるような描写ですが、それはごく一部で、ほとんどが普通の住宅街です。


    あっさりした描写と登場人物の少なさから、犯人はこの人だろう、と予想がつきました。
    キャラクター小説という感じで、
    内容にあまり深みを感じられなかったなぁ…。
    というのが正直な感想ですが、

    最後にある意味最強の驚きが待っています!

    0
    2013年06月17日
  • ルナティック ガーデン

    Posted by ブクログ

    ネタバレ

    十五夜読書にて。

    70年後の架空未来世界。
    地球を捨てた老人達の住む月の豪邸に庭を作るという仕事の依頼を受けて、月へと降り立った園芸家のエチカ視点で紡がれる物語。
    些か突飛なお話かと思っていましたが、これがなかなか。
    SFでもありミステリでもあり。
    心に重石を抱える老人達の思いや絡まった糸を解きほぐしていくあたりはヒューマンドラマの様でもあり。
    月の描写が丁寧だったのですんなりと物語に入り込めました。
    環境や時が移っても基本的に人は然程変わらないのでしょうね。
    ファンタジックな結末は個人的には良かったです。
    エチカが本来描いた形も見てみたかった気もしますね。

    0
    2013年04月27日
  • 甘栗と金貨とエルム

    Posted by ブクログ

    ネタバレ

    亡き父が最後に受けていた依頼を引き継ぐことになってしまった甘栗とその依頼人エルムの物語。

    何故エルムの母親はいなくなってしまったのか。
    何故父はエルムの依頼を受けたのか。
    鍵の中、とは。

    トリック(と呼んでいいのか)はすぐにわかるくらい、単純なもの。
    探偵役の甘栗君はよくもわるくも基本スペックは平凡。けれど、周囲の助けと運により事件を解決へと導く。

    同級の直哉や三ヶ日も個性的なので、学園ものも読んでみたいところ。
    甘栗退学届出しちゃってるけど、まだわからないよね。

    0
    2013年04月27日
  • 宙 新宿少年探偵団

    Posted by ブクログ

    1作目を読んだのは15年以上前。こんな結末で終わるものだったんですねえ・・・
    ちと付いていけない世界になってしまいましたわ。

    まあ、少年SF冒険ものってすればさほど悪いところはないのではありますが・・・

    0
    2013年03月10日
  • 大怪樹 新宿少年探偵団

    Posted by ブクログ

    推理小説ではないけど、なんだろうSF? 冒険もの?
    「新宿少年探偵団」シリーズの第8作でラスマエ。
    前作を読んでから5年半経ってしまってたが、登場人物達、珍しく覚えてました。

    最終巻と続き物とは知らなかった。2冊揃えてから読めば良かった・・・

    話はまあムチャクチャです、まあそれがこのシリーズですが^_^

    0
    2013年03月03日
  • 紅天蛾 新宿少年探偵団

    Posted by ブクログ

    敵側が好きになるお話。
    わかりやすく、考えずにするする入って行く。
    情景を想像するとキラキラしているのに、セピアがかって感じるのは年をとったからだろうか。

    0
    2013年01月14日
  • もっとミステリなふたり 誰が疑問符を付けたか?

    Posted by ブクログ

    「もっとミステリなふたり」
    女優以上に美人かつ一瞥で人を竦ませる京堂景子警部補は難事件を数々解決。だが実際は、彼女の夫でイラストレーターの新太郎の名推理によるものだった。


    「ミステリなふたり」の続編である「もっとミステリなふたり」。主人公は2人。職務中は鉄の女と呼ばれる女優以上に美しく妖艶な県警警部補・京堂景子と料理と家事が大好きな景子の夫イラストレーター新太郎です。この2人が事件に乗り出す・・・という訳では無く、事件を捜査する景子に新太郎がアドバイスする形で物語が進んでいきます。


    テイストはミステリーですが、謎の密室事件を天才的な頭脳で解明したり凶悪犯を必死に追い詰めたりする2人の姿

    0
    2012年12月22日
  • ルナティック ガーデン

    Posted by ブクログ

    太田忠司さんのSFミステリ。毎回ながら、手に取った本がSFっだったとわかると、ちょっと気負ってしまう。もうそろそろSFに慣れてもいいとは思ってるんだけど…。

    あらすじ:
    著名な造園家が若き弟子・エチカに頼んだのは、ある場所へ庭をつくることだった。その場所とは――なんと月だった。
    宇宙エレベータに乗り、エチカは依頼人・有名音楽家エターナル・ダッドことT・タッドの住居傍観者の住居(オンルッカー・ハウス)へ向かう。エターナル・タッドをはじめ、そこに暮らす人々は全員腹に一物も二物もありそうな曲者ぞろいで、戸惑う。そんなところに事件が起きて――。
    世界環境機構からの妨害も入り、エチカの庭造りは難航する

    0
    2012年12月15日
  • 維納音匣の謎

    Posted by ブクログ

    霞田兄妹シリーズ4作目。

    相変わらず妹の言動がウザイけど、、、、今更キャラを変えられるはずもなく仕方ないと諦める。このシリーズは読者の私もそれなりに推理を楽しめるのがいい。伏線を拾っていけば、何とか自力で犯人もトリックも解決できそう(実際は朧げに犯人ぽい人物を指すことしか出来ないけど)。

    今作のアイテムはオルゴール、とドイツのお菓子。ケーキの挿絵が散りばめられていて、無性に食べたくなってくる。事件の方はミスリードもありつつ、まぁまぁ面白かった。冒頭の文が最後になって漸く繋がってくる。ナルホドねぇ~。

    今後のシリーズも妹がウザイ、ウザイと言いつつ、読み続けていきそうだ。

    0
    2012年11月02日
  • ミステリなふたり

    Posted by ブクログ

    微エロ小説なのか刑事小説なのかという感じだったけど

    景子さんのがっつきとしんちゃんの思わぬ反撃はかわいい

    0
    2012年10月21日
  • 五つの鍵の物語

    Posted by ブクログ

    ミステリかと思ったらホラーよりのファンタジーだった
    著者のこれからも話を書くぞ~宣言ととれなくもない

    0
    2012年09月03日
  • 月光亭事件

    Posted by ブクログ

    正統派というか、2時間ドラマとかにあってもいいかなぁ的な
    人間関係というか。
    舞台は結構好みなのだけどトリックが好みじゃなかった。

    0
    2012年07月26日
  • Jの少女たち

    Posted by ブクログ

    阿南シリーズ2作目。

    1作目で警察官を辞めた阿南は町工場のアルバイトで生計を立て、自分を罰するかのように世間から孤立した生活を送っていた。そんな中、1作目にも出てきた少年が阿南に手紙を残して失踪する。阿南は新米私立探偵の藤森涼子とともに少年の行方を追う。

    JがJUNEを表していたのが、読んでいる中で分かり、意外に思った。初版は93年の本だが、そんな時代からJUNEなり、コミケなりが存在していたとは知らなかった。少年少女の危うさだったり、人物描写が上手い。阿南は相変わらず格好よくてスキ。

    0
    2012年07月26日
  • もっとミステリなふたり 誰が疑問符を付けたか?

    Posted by ブクログ

    ミステリなふたりは高校生の時に読んだんだけど、それから10年以上…。続編でてないかなーっと気まぐれに探したら、出会えた一冊です。

    あいかわらず、リズムのよさっていうか、読みやすさはピカイチ。ある描写は控えめになってて、なんか寂しい気もしたけどね(笑)でも、相変わらず仲よくミステリなふたりをやってる京堂夫妻が大好きです。

    ゆっくりでいいから、3巻楽しみです。

    0
    2012年06月10日
  • ミステリなふたり

    Posted by ブクログ

    ネタバレ

    京堂夫妻の華麗な事件簿。

    キャラがとても魅力的で、あたしは好きですなー。
    一話完結型だけど、事件も変に凝ってなくて、さくさく読めるお手軽ミステリーな雰囲気が大好き。

    もっと続きが読みたいっす~。

    0
    2012年06月10日
  • ミステリなふたり

    Posted by ブクログ

    誰が疑問符をつけたか?の京堂景子さんとしんちゃん夫婦シリーズの一作目。
    相変わらずお手軽な安楽椅子探偵もの。トリックはそれほど目新しくないし、派手な展開があるわけじゃないけど景子さんとしんちゃんのいちゃいちゃを楽しむミステリー…?
    気楽に読むにはぴったり。

    0
    2012年05月27日
  • 刑事失格

    Posted by ブクログ

    阿南シリーズ1作目。20年位前の作品だが、最近シリーズ新作(4作目)が出たということで再版されたらしい。

    冒頭で主人公がすでに警察を辞めており、更に人を殺したという言葉が出てくる。そこから警察を辞めることとなった過去の事件の回想が始まり、のっけから興味を惹き付けられた。上手い構成だと思う。
    事件の方も複数のモノが複雑に絡み合う形で、意外な展開もあり、最後まで一気に読めた。ただ、その展開にちょっとやり過ぎ感も否めなく、途中興醒めしかけたが、主人公の過ぎるくらいの実直さには苦しいくらいの愛おしさを感じる。続編があるようなので、阿南の今後がどうなるのか読むのが楽しみ。

    0
    2012年05月22日
  • 甘栗と戦車とシロノワール

    Posted by ブクログ

    ネタバレ

    言うなれば坂木司さんの「先生と僕」の主人公にお勧めしたいような、ちょこっとハードボイルド入りのミステリ。
    庶民派な名古屋名物もアレコレ出てきて、そちらも気になります。

    0
    2012年05月04日