太田忠司のレビュー一覧

  • 麻倉玲一は信頼できない語り手

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    日本で死刑が廃止されてから二十八年。日本に生存する最後の死刑囚・麻倉玲一は、離島の特別拘置所に収容されていた。
    フリーライターの熊沢は、麻倉の取材のために拘置所があるその島・木菟啼島へ向かう。
    「自分は人の命をジャッジする」と嘯く麻倉に嫌悪感を抱きながらも、熊沢は彼の犯した殺人の詳細を聞くこととなるが……。


    タイトル通り、「信頼できない語り手」ものかつ、孤島で起こる事件を描いたクローズドサークルミステリー。
    日本最後の死刑囚の告白という魅力的なテーマで、作中で語られる麻倉の犯した殺人事件も理解が出来ない人間の話を聞いているようでなかなか楽しいです。私は最初の事件が不条理で好きでした。
    ラス

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    2024年01月01日
  • 未来製作所

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    移動とものづくりというコンセプトの未来と言われて読むと、特に目新しさも感じずに読んでしまうけど、ショートショートとしてはおもしろく読める。

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    2023年11月26日
  • 名古屋駅西 喫茶ユトリロ 龍くんは引っ張りだこ

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    名古屋の喫茶店文化になじみや興味があれば、すごく入りやすいし面白いと思う。
    シリーズものらしいのですが、今作で初めて読みました。この1冊だけでもしっかりまとまっていて、読み心地がよかったです。

    レトロな喫茶店が舞台ですが、主人公は休学中の医大生なので、お話の内容は青春でした。
    名古屋めしがたくさん出てくるので、食べたくなりますね。

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    2023年10月07日
  • 麻倉玲一は信頼できない語り手

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    久しぶりに太田さんのシリーズ物以外を読んだ。読み易く、さらっと読めた。個々の場面では面白いんだけど、全体としては何だったんだろうって感じ・・・

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    2023年09月25日
  • 名古屋駅西 喫茶ユトリロ

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    名古屋めしがでてきて食べたくなる。
    名古屋にいったことないがないが、いってみたくなるかも。連作日常系短編ミステリ。生き死ににかかわる話もないので気楽に読める。暇潰しによむのに丁度良かった。

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    2023年09月09日
  • 麻倉玲一は信頼できない語り手

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    死刑制度が廃止されたため最後の死刑囚となった麻倉と彼の自伝を書くため雇われたライターの話。もう正しくタイトル通り、何ならあれもこれも信頼できなくなる。麻倉の掌の上で踊らされてた。

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    2023年07月30日
  • 名古屋駅西 喫茶ユトリロ 龍くんは引っ張りだこ

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    ユトリロの世界もコロナ禍
    納屋橋饅頭食べたくなった
    どこかで酒蒸し饅頭でも買ってこようか

    話の主軸はミステリから龍くんの進路にシフトしていた
    とりあえずは一段落か

    立浪が監督になったんだぞ 応援しないでどうする
    そうだそう思ってたんだって思い出した

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    2023年07月08日
  • 名古屋駅西 喫茶ユトリロ 龍くんは食べながら謎を解く

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    前2冊とは違い、各章ごとにヒロインが変わる
    視点人物はヒロインで、龍は第三者として関わってくる
    全4章の小説の3章目にありそうな趣向で構成された3冊目
    マンネリしてもよさそうなところだけどしっかり面白かった
    サクサク読めていい

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    2023年07月07日
  • 名古屋駅西 喫茶ユトリロ 龍くんは引っ張りだこ

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    【収録作品】第一話 どて煮と見通せない将来/第二話 天むすと少しばかりの転機/第三話 納屋橋饅頭と優しい詐欺師/第四話 イタリアンスパゲッティと意外な誘い/第五話 味噌カツと新たな一歩

    他人のことなら無責任に応援できる。仕事を続けている祖父母と曽祖母がいて、常連客のいる店(先は見通せないながらも継ぐ気になれば継げる)があり、アルバイトもそこそここなす器用さがある休学中の医大生。進むべき道に迷うのはいいけどね…… 恵まれてるよとひがみ根性が顔を出す。

    ようやく進む方向を決めたらしい。

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    2023年07月04日
  • 名古屋駅西 喫茶ユトリロ 龍くんは美味しく食べる

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    ネタバレ

    話として1冊目より深みが増して面白かった
    おこしもん、生せんべいと名古屋めしというには??なものが題材になっていたけど、あまり食べ物ばかりに話の主軸が行くよりこれくらいの扱われ方が好み

    明壁さん退場で、代わって出てきた平野さんは読んでいて痛かった
    こういうハリネズミみたいな人いるよなぁ
    南部食堂でのきしめんは自分内解像度が高すぎて口がきしめんになった

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    2023年07月04日
  • 名古屋駅西 喫茶ユトリロ 龍くんは引っ張りだこ

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    日常の謎のお仕事、ご当地グルメ、青春ミステリーですね。
    名古屋に特化した人情成長物語です。
    「喫茶ユトリロ」シリーズ四作目です。

    主人公の鏡味龍は、医大生だが、自分は医者に向いていないのではとのトラウマに悩み、休学中。祖父母の経営する「喫茶ユトリロ」を手伝いながら模索する。
    食べ物への興味が尽きなく、喫茶店経営に関心持つが、にえきれない。そんな龍のもとに様々な依頼が寄せられる。
    五話の短篇連作物語です。

    太田さんの本の主人公は、自分にたいしての蟠りをかかえて苦悩しながら、謎解きをして、人々のふれあいの中で、自分を見いだしていく手法が多いですね。
    有る意味で、悩みが共感できる部分もあります。

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    2023年06月29日
  • 名古屋駅西 喫茶ユトリロ

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    地元特設コーナーで購入
    ライトなミステリーですっきり
    ちょこっとお腹が空く

    読み終わってから和菓子迷宮と同じ作者と気付いた
    隙間時間にさらっと読むのに丁度いい

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    2023年06月19日
  • もっとミステリなふたり 誰が疑問符を付けたか?

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    いくら美人でもそんなに周りが怖がるわけない笑笑
    男言葉で話してるのが違和感でしかなった。
    短編はサクッと読めました。
    シリーズ化されてるらしいけど、他のも!とはならないかなぁ…

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    2023年06月07日
  • 名古屋駅西 喫茶ユトリロ 龍くんは引っ張りだこ

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    途中まで読んて結末がなんとなくわかってしまって、興味がわかなかった。
    本を読む楽しみ方の一つにこの先どうなるのだろうというわくわく感と思うので。

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    2023年05月01日
  • 麻倉玲一は信頼できない語り手

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    ネタバレ

     何が起こっているのか、どういうシチュエーションなのか、冒頭に説明がなく、少しずつ明らかにしていくタイプの作品。視点人物である熊沢克也の目から、事実が少しずつ明かされる。
     熊沢は、木菟鳴島という島で終身刑務所を訪れる。死刑が廃止された後、完全な終身刑の受刑者を受け入れるために作られた民間経営の刑務所。その刑務所にいる最後の死刑囚、朝倉玲一に、海外でずっと生活していた熊沢が取材をする、という設定だ。
     熊沢は裕福で、自分を蔑む父を見返すためにこの仕事を受けた。
     朝倉が過去の殺人を告白する展開になる。最初は、鶴田瑞枝という教師の話だ。これは、父が殺人者であると、登場人物である鶴田と読者に誤解さ

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    2023年04月10日
  • 和菓子迷宮をぐるぐると

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    ネタバレ

    バリバリ理系男子で考え方も理詰めな涼太。それでいて、自分以外はみんな女性のグループで仲良くやれてる(というよりモテてる)のは、嫌味がなくさっぱりした性格だからなんだろうな。
    涼太の、一歩間違えれば屁理屈になってしまう考え方が私も読んでて面白かった。
    周りの人に恵まれてるというのもあるのかも。
    伯父さん夫婦も「はなふさ」の師匠も、製菓専門学校のクラスメイトもみんな涼太の言葉を尊重してくれる。そんな環境で餡作りに挑む姿が青春ぽくて爽やかでした。
    (最後、いつの間にか「はなふさ」で働いているぞ?(^_^;))

    零点か百点かの考え方はまだ健在なのかな。
    あと、「傷つけるより傷つく方が悪い」という言葉

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    2023年02月24日
  • 奇談蒐集家

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    「求む奇譚」から始まる新聞広告を目にして酒場を訪れた客たちが不思議な体験談を話すも謎はとかれてしまう。

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    2023年02月22日
  • もっとミステリなふたり 誰が疑問符を付けたか?

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    もう景子さんの家でのデレっぷりがかわいすぎる!!新太郎くんのイケメン主夫もいい。
    あとは名古屋弁の雰囲気や身近な地名が地元民にはすごくヒット。
    モヤつかずに読める短編集。「熊犬は何を見たか?」が好き。

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    2023年02月10日
  • 麻倉玲一は信頼できない語り手

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    ネタバレ

    最後の死刑囚である「朝倉」と冴えないルポライターのインタビューが続く中、次々と起こる殺人。
    どうなるのかと一気に読んで、最後に騙された!となりました。

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    2023年02月05日
  • 麻倉玲一は信頼できない語り手

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    ネタバレ

     死刑が廃止された日本で唯一生存している死刑囚・麻倉玲一。海外生活の長さから彼への知識、先入観を持たないフリーライターの熊沢克也に彼の伝記を残す白羽の矢が立つ。麻倉の収容されている民間経営の刑務所は絶海の孤島にありレーザーの檻など最新の警備システムを用いて最低限の人員で管理されていた。しかし、そこの管理に携わる面々はどうやら麻倉と因縁があるようで・・・。

     まずタイトルのインパクトに目を引くだろう、信頼できない語り手という物語の外側のメタフィクション的な用語が使われている。これは読者と視点を同じくし地の文も一人称視点の作品等で主人公の発言や思想がどこまで信用できるかといった考えなのだが本作に

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    2023年01月12日