鬼哭洞事件

鬼哭洞事件

小説・文芸
1,599円 (税込)

7pt

3.7

夏の暑い盛りのある日、私立探偵・野上英太郎の事務所を佐方康之と名乗る依頼人が訪れた。彼は27年前に姿を消した母親と妹を、父に内密で捜しているという。手掛かりは写真一枚のみだが、野上は調査を引き受ける。しかし翌日、康之は死体となって発見された。彼の出身地・鳶笊村へ向かった野上と助手である中学二年生の少年・狩野俊介は、余命幾許もない康之の父が住まう、洞窟内に建てられた奇怪な屋敷を訪れた。そこで俊介は己と同じく推理の才を発揮する不思議な男と出会う――江戸時代から伝わる謎の神楽、佐方家の財産をめぐる確執、神楽のさなかに発生する殺人。少年探偵の成長を縦糸に本格の興趣を凝らす著者の代表作〈狩野俊介〉シリーズ誕生30周年を記念する待望の最新長編!

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  • カテゴリ
    :
    小説・文芸
  • ジャンル
    :
    小説 / 国内ミステリー
  • 出版社
    :
    東京創元社
  • タイトル
    :
    鬼哭洞事件
  • タイトルID
    :
    1015717
  • ページ数
    :
    246ページ
  • 電子版発売日
    :
    2021年10月29日
  • コンテンツ形式
    :
    EPUB
  • サイズ(目安)
    :
    3MB

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鬼哭洞事件 のユーザーレビュー

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感情タグBEST3

    Posted by ブクログ

    狩野俊介シリーズ。実はまだ一冊も読んでいなかったのですが、問題はなかったと思います、たぶん。というよりこれでまた読みたい本がいっぱい増えてしまった印象かも。
    探偵事務所に持ち込まれた人探しの依頼と、その矢先に殺されてしまった依頼人。さらに訪れた奇妙な屋敷で起こった殺人事件。加えてその家に代々伝わる神楽の謎といい、探偵対決といい、ミステリとして美味しい要素がてんこ盛りです。あ、あと猫好きにも嬉しい!
    あくまでも人間に寄り添おうとする俊介と、冷徹な論理で真実だけを求める烏丸。烏丸のやり口にはかなり腹が立つ面もあるけれど、「探偵」としてはどちらのスタンスも間違ってはいないと思うんですよねえ。だからこそ、烏丸を認め、ある意味自分も同類だと自覚しつつ揺らいでいる俊介の葛藤が痛々しいながらも頼もしく思えました。残酷な事実が次々に明らかになるこういう事件こそ、ある程度の優しさを持つ探偵が必要だと思うのです。彼はきっといい探偵になる……って、もうなってるのかもしれませんが。
    あ、でも烏丸、実際にいたら腹が立つけれど、キャラとしては魅力的なので。スピンオフ、ありですよ。

    0
    2022年06月19日

    Posted by ブクログ

    久しぶりの狩野俊介君。11年振りの新作。無事、お帰りなさい。でも、いろいろ名探偵として悩むことが出て来てるんだね。成長を感じる。第1作から30年と云う事だが、私が最初にこのシリーズを読んだのは27年前。なんか歴史を感じるわ。今回の作品の舞台、なかなか面白いなあ

    0
    2022年02月27日

    Posted by ブクログ

    「狩野俊介シリーズ」の新作ですね。本格探偵小説です。
    実に11年ぶりに成りますね。思えば太田さんの本を読み始めたのがこのシリーズでしたから、30年のお付き合いになります。
    「月光亭事件」の時は俊介は小学6年生でしたが、今回は中学2年生の夏休みの事件簿に成りましたね。俊介の探偵としての成長シリーズでも有るのでまだまだ続編を期待したいところです。
    いわゆる横溝正史風の本格探偵小説ですが、主人公が10代なので同じ年頃の学生さんが読んでも読みやすい文章で物語は進展します。
    太田さんは俊介が推理して事件を解決に結び付く過程で探偵のジレンマを描き出します。
    事件の解決で傷つく人が出てくる。探偵小説の作家さんの古くからの問題点に誰しも悩み解答は様々ですね。
    今回も解答は完全には得られないものの俊介は何かのヒントを受けたようです。読者もまた、何かを共に得られる。太田さんの狙いはそこかも。
    新たな探偵の登場もあって次回作の期待が出ました。
    巻末に太田さんのあとがきがあり楽しく読めました。

    0
    2022年05月15日

    Posted by ブクログ

    ネタバレ

    27年前に消えた母と妹を捜すと言う依頼。しかし依頼人佐方康之は翌日死亡した。佐方の恋人・桐谷珠恵からの依頼で佐方の父・朋也に会うため鳶笊村を訪れた野上と俊介。
    鬼哭洞の中に作られた屋敷。村で行われる神楽の最中に何者かに殺害された朋也。鬼哭洞や神楽の取材の為に村を訪れていた推理作家・烏丸孔明の推理。

    徳間書店から東京創元社へ出版社が変更。前作から10年くらい経っているので、色々過去の事件のおさらいっぽいのがあったりする。今回は事件現場が鳶笊村なのでアキや高森警部ら警察関係者の出番が少ないのが残念。
    俊介は烏丸との推理で、探偵としての正しい姿に悩んだりして今回も辛そう。終章ではちょっと明るくて良かった。
    しかしこれも4年くらい前…。続き出るのかな…。

    0
    2025年11月11日

    Posted by ブクログ

    ネタバレ

    27年前に消えた母と妹を捜す男は、依頼の翌日死亡した。
    彼の故郷を訪ねた俊介は、謎の神楽ともう一人の"名探偵"に出会う―
    夏の暑い盛りのある日、私立探偵・野上英太郎の事務所を佐方康之と名乗る依頼人が訪れた。
    彼は27年前に家を出ていった母親と妹を、父に内密で探しているという。
    手掛かりは写真一枚のみだが、野上は調査を引き受ける。
    だが翌日、康之は死体となって発見された。
    彼の出身地・鳶笊村へ向かった野上と助手の狩野俊介は、洞窟内にある奇妙な邸に住む、余命幾ばくもない村の実力者と会う。
    彼こそは康之の父だった――
    隣村に伝わる謎の神楽、佐方家の財産をめぐる確執、そして衆人環視下で起きる殺人。

    0
    2025年11月03日

    Posted by ブクログ

    ネタバレ

    俊介くん、お帰り、の一冊。久しぶりすぎて過去の作品が思い出せない。ライバルの小説家・烏丸が憎らしいクールな切れ者で、メルカトル鮎のよう。野上さんにもう少し頑張ってほしい。

    0
    2021年12月12日

鬼哭洞事件 の詳細情報

  • カテゴリ
    :
    小説・文芸
  • ジャンル
    :
    小説 / 国内ミステリー
  • 出版社
    :
    東京創元社
  • タイトル
    :
    鬼哭洞事件
  • タイトルID
    :
    1015717
  • ページ数
    :
    246ページ
  • 電子版発売日
    :
    2021年10月29日
  • コンテンツ形式
    :
    EPUB
  • サイズ(目安)
    :
    3MB

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