太田忠司のレビュー一覧
-
Posted by ブクログ
「眼鏡」・・・訪れた実家で、亡き父の眼鏡を見つけ、
かけてみると、書棚の中に異彩を放つ
1冊の黒革表紙の本が目に付いた。
そして、その本を開いた時、それは現れた・・・。
「口紅」・・・自分の人生に不満だらけの看護師・峰子は、
入院中の仲のいい夫婦を嫉み、自分がその幸せを奪おうと、
夫をたぶらかそうとするのだが、彼には、ある秘密が。。。
「ホームページ」・・・死んだ人間からメールが来て、
じぶんのHPを見てくれと言う。
そこでは、毎日、日記が更新されていた。。。。
確かに、本人しか知らないことが、つづられているのだが。。。
遺品にこめられた、魔の力を題材にしたホラーで、
短編が8つ収められ -
購入済み
出来ない主人公を身内の切れ者が助けて謎解きをするジャンルがあるのでしょうか。この本が好みじゃないのか、こういうジャンルが好みじゃないのかは分かりませんが、職場の上司も部下もバカばかりと断言しつつ、かと言って自分で解決するわけでもなく夫に推理してもらって解決という、、、。何を楽しめば良いのか分かりませんでした。人物描写ではなく推理を楽しむもの、という事かもしれませんが、推理を楽しむにはもう少しページを割いて丁寧に布石を打つとかがあればなと思いました。
幻冬舎なので面白いかなと思って買ってみましたが、残念、私には合いませんでした。
-
ネタバレ 購入済み
奇談蒐集「家」の話です。
個人的な評価としては残念の一言
奇談蒐集家の話であり、純粋な奇談集ではないので注意が必要。
蒐集家の助手・氷坂が選定した人の話を氷坂が推理・論破する形の短編集的な構成。
最後の纏め方は賛否あると思うが、私には後味が悪く感じる。