太田忠司のレビュー一覧

  • クマリの祝福 セクメトII

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    セクメトシリーズ、2作目。

    セクメトそのものの設定をほとんど覚えてなかったのだけれど、文章中に多少説明があったので何とか思い出しながら読めた。今回はサイコパスという精神病質の人間について。サイコパスと言えば、猟奇殺人犯という言葉がどうしても出てきてしまうけど、ちょっと認識を間違えてたかも。漫画的ではあるけれども、終盤、ミステリ的などんでん返しもあり、ホラーっぽい余韻もあって、上手くまとまってたかと。

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    2016年03月31日
  • 星町の物語 奇妙で不思議な40の風景

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    とても読みやすい短編集だった。中には腑に落ちない作品もあったが、全体的に楽しめた。
    星新一さんの短編集も読みたくなった。

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    2015年12月24日
  • 目白台サイドキック 女神の手は白い

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    新感覚のミステリー
    語り部で無能な助手の無藤と同じ目線で
    真実が見えている(らしい)南塚の言動に
    振り回されるのでした

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    2015年12月12日
  • 奇談蒐集家

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    ネタバレ

     「strawberry hill」というバーにいる「恵美酒 一」という人物は、奇妙な話「奇談」を集めている。奇談には高額の報酬が支払われる。ただし、審査が行われる。
     恵美酒のもとには様々な奇談が持ち込まれるが、助手である氷坂は「さて、どうでしょうか」という言葉の後に、意外でブラックな真相を解き明かす。奇談と思われた話に論理的な解決を与える、安楽椅子探偵ものの連作短編集である。
     恵美酒のもとに持ち込まれる奇談は全部で7作。以下、各話の概要と真相を紹介する。
    ● 自分の影に刺された男
     「自分の影」を恐れる男が、自分の影に襲われたという話。真相は、主人公が鈍感で後輩に自分の影を恐れると話して

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    2016年10月30日
  • 予告探偵 西郷家の謎

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    ネタバレ

    大戦の傷跡がまだ深く残る1950年12月,300年以上続く由緒ある旧家,西郷家に「すべての事件の謎を我が解く」という手紙が届くところから物語が始まる。骨格は,古き良き時代の本格ミステリ風の雰囲気。探偵役の摩神の登場の仕方が,自分が謎を解くという手紙を送りつけるというものである辺りは,古典的な本格ミステリのパロディっぽい雰囲気も醸し出している。しかし,真相はその斜め上をいくもの。ちょっとした伏線はあるが,最終段階で舞台が火星であること,使用人が火星人であることなどが明かされる。SF的設定を入れたミステリであり,1950年というのは火星歴の話。東京から疎開というのは,地球から火星に疎開してきていた

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    2015年11月14日
  • 奇談蒐集家

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    自ら体験した不思議な話を募集するという新聞広告を目にしてバーを訪れた人々が、奇談蒐集家を名乗る男とその助手に体験談を披露する連作短編集。蒐集家の意にかなった話であれば高額報酬が支払われるということだが、幻想的な謎はいつも助手の手によって現実的に解体されてしまい…
    誰にも信じてもらえない不思議な謎として抱え込んできた出来事を解明されてしまった人々は、より苦い現実と向き合わねばならない場合もあるが、一つ一つの話も面白いし、ラストでそれまでの話を回収する流れもお見事。「冬薔薇の館」 なんて真相も十分奇談だと思うけど。

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    2015年11月09日
  • 狩野俊介の冒険<新装版>

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    狩野俊介シリーズの第一短編集。殺人事件を扱った短編は一つしかなくやや小粒な感は否めませんが、町丸々一つが消えてしまうという【加古町の消失】や、間違い電話一つで殺人事件を未然に防ごうとする【雨天順延の殺人】など一編一編異なった趣向が凝らされていますし、シリーズならではの優しい感じが心地良く、魅力的な一冊に仕上がっていると思います。
    ベストは【硝子の鼠】。日常の謎としてはなかなか高レベルだと思います。

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    2015年11月04日
  • 忌品<新装版>

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    ネタバレ

    「スケッチブック」みたいなことは本当にあるんじゃないかと思ってしまう。
    「携帯電話」みたいな話も好き。

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    2015年11月02日
  • 夜想曲

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    十分、話は伝わります。
    ただ、少年のような雰囲気の主人公が表紙だったので、意外に(苦笑)大人な主人公に驚きました。

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    2015年10月07日
  • 夜想曲

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    雪永の妻の名前がラスト近くまで明かされないのはそういうことかあ。
    なんとなく○月にしては強引さがないなとは思っていたけれど、年をとったせいかなと思っていたらそういうことでしたか。
    だったらカフェ開店とか当然だなあ。
    個人的には「雨だれ」が好み。
    オルゴールが流れるおしゃれなカフェに行ってみたい。

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    2015年10月03日
  • 夜想曲

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    【収録作品】小犬のワルツ/木枯らし/別れの曲/英雄/雨だれ/夜想曲
    *妻の存在感と夫婦関係がいい。静かで繊細な空気を纏った連作。久々に雪永鋼に出会えて嬉しい。

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    2015年10月03日
  • 怪獣文藝の逆襲

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    大倉崇裕「怪獣チェイサー」がよかった。自分、MM9シリーズみたいな怪獣に関する架空の職業について書かれた小説が好きなのかもしれない。プロフェッショナルは格好良い。

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    2015年09月30日
  • もっとミステリなふたり 誰が疑問符を付けたか?

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    京堂景子と新太郎夫婦による安楽椅子探偵モノのミステリ第2弾。今回は40ページ程度の作品8本からなる連作ミステリとなっている。
    文章のノリが肌に合わないのは1作目と変わらず。京堂景子の描写も,「こんなやついるか?」と思えるキャラクターなのも変わらない。そういった欠点はあるが,8つの短編はエンターテイメントとして十分楽しめるデキ。
    ミステリとしてのデキは1作目の方が上だったように思うが,「熊犬はなにを見たのか?」など,トリックらしいトリックはないが,軽いエンターテイメントとして楽しめ,読後感も非常によかった。
    1作目同様,寝る前に読んだり,出勤途中に電車で読むには最適な作品。★3で。

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    2015年09月23日
  • ミステリなふたり

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    ネタバレ

    2015年に名古屋テレビでテレビドラマ化された太田忠司の連作ミステリ。現在はTVK(テレビ神奈川)で放送されており,関東圏でも見ることができる。ドラマの方はさておき,ミステリの方は,軽いエンターテイメントとしてなら十分楽しめるデキ。
    愛知県警捜査一課の刑事京堂景子は,どんな凶悪犯も必ずあげる敏腕刑事だが,夫の新太郎の前では普通の女になってしまうというアリガチな設定。1作あたり30ページ程度の軽いミステリながら,作者の太田忠司が星新一ショートショートコンテスト出身ということもあり,短編として安定したデキの作品が続く。
    文章は,やや軽く,ユーモアミステリ風にしたいのだと思われるが,肌に合わなかった

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    2015年09月23日
  • ミステリなふたり

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    謎云々より、京子さんと新太郎くんのやり取りが好き。京子さんの仕事と家とのギャップがいい!
    どうもこういう「男に負けず仕事のできる女」系の話は好きなのだが、京子さんのキャラはたまらない。
    出会って付き合いに至る話もたまらない。
    正直ミステリ部分より面白かったです。

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    2015年09月08日
  • セクメト

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    ネタバレ

    サスペンスと言うのか最近流行の警察小説と言うのか。
    まあ、とは言え割と社会派からはそれてる気もするし、
    フィクション要素がかなり高く、何とも言いようがなかったりもする。
    アクション小説と言うジャンル分けでも良いかなあとかも思う。
    まあ、ジャンル分けよりも本編の話。
    太田忠司にしては娯楽要素が高くて、それなりに重い話を描いてるんだけど現実味が殆どない感じ。
    終わってもその感覚はぬぐえなかったなあと言うのが正直な印象。
    そして、これ続編があるみたいなんだけど、これ以上こういうのを続ける感じなのかなあ。

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    2015年08月22日
  • 目白台サイドキック 五色の事件簿

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    またまたシリーズ3作目。今回はさらに続くってパターンでした。話が大きくなって来ました。話が幽霊の話なので、真面目に推理する訳じゃないけど、どんどん広がってる感じです。まあ、無藤君は成長してるとは思いますが。

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    2015年06月13日
  • 目白台サイドキック 魔女の吐息は紅い

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    目白台サイドキックの2作目。太田さんのシリーズは結構好きなものが多いんだけど、このシリーズは私にはイマイチだなあ・・・ でも、3作目も読んでみようっと

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    2015年04月25日
  • 目白台サイドキック 女神の手は白い

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    こちらはサイドキックでもサッカーは関係なし。
    キャラは面白いけど、生かしきれてないかなあ~
    まあ、次作もとりあえず読んでみよう

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    2015年04月18日
  • 目白台サイドキック 女神の手は白い

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    軽くてスラスラ読める。ミステリーをあまり読まない私のような人はわりかし楽しみながら読めると思う。
    帯には文系と理系の不思議な相棒と書かれているが、本巻はさほどそれぞれの得意分野で協力しながら事件を解決した感じではない。
    ただ、それぞれの人の掛け合いが面白い。

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    2015年04月08日