【感想・ネタバレ】狩野俊介の冒険<新装版>のレビュー

あらすじ

少年探偵・狩野俊介が
次々に起こる難事件に立ち向かう!

清麗女学院理事長の塩谷勝弘が石神探偵事務所を訪れた。
娘の美香の誕生会で奇妙な出来事が―差出人不明の小包から、硝子細工の鼠が出てきた。
美香が大の鼠嫌いと知っての悪戯? 彼女は怯えきって、学校へも行かず家に閉じこもったまま。
送り主を捜し出してほしいというのだ…(硝子の鼠)。
他、中学一年生の名探偵狩野俊介と猫のジャンヌが活躍する四つの事件を収めた会心の本格ミステリー集。
※本作品は、「狩野俊介の冒険」を加筆修正した新装版です。

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Posted by ブクログ

ネタバレ

「硝子の鼠」「加古町の消失」
「雨天順延の殺人」「俊介の道草」
「電脳車事件 番外編 青年探偵・狩野俊介の冒険」

狩野俊介シリーズの短編集。
依頼人や関係者が一癖あったりして、俊介は毎度傷ついてしまう…。「俊介の道草」のような俊介が子供らしい感じがちょっと安心する。

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2025年10月09日

Posted by ブクログ

狩野俊介シリーズの第一短編集。殺人事件を扱った短編は一つしかなくやや小粒な感は否めませんが、町丸々一つが消えてしまうという【加古町の消失】や、間違い電話一つで殺人事件を未然に防ごうとする【雨天順延の殺人】など一編一編異なった趣向が凝らされていますし、シリーズならではの優しい感じが心地良く、魅力的な一冊に仕上がっていると思います。
ベストは【硝子の鼠】。日常の謎としてはなかなか高レベルだと思います。

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2015年11月04日

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