太田忠司のレビュー一覧

  • 怪獣文藝の逆襲

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    2013年に刊行された「怪獣文藝」の続編として、怪獣と怪獣が跋扈する世界をこよなく愛する映像作家(監督)と小説家による持ち前のセンスを生かして書き上げた怪獣短編小説で構成したアンソロジー集の第二弾。
    前作が怪異な世界観をメインテーマに据えて構成したミステリー、ホラー色の強い怪奇小説作品集としての仕上がりは≪怪獣小説≫を期待した読者の評価が二分した結果を踏まえ、今回はより具体的に怪獣の暴れまわる事件に焦点を当てたビジュアル的なストーリー展開の作品で構成されている。映像でストーリーを読ませる映画監督による文章表現と、文章を用いてビジュアルをイメージさせる小説家の双方が「怪獣」をテーマにした競作は≪

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    2015年11月05日
  • 裁く十字架 ――レンテンローズ

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    こっちが眠る竪琴よりも先だったらしい。サブタイトルじゃなくて、番号を振ってくれないものか……。

    短編? 三つ?

    話によって物語の中心人物が異なる。
    中心人物は必ず事件を発端にした謎の中にあり、その謎を解く為に行動を始める。そこに助言者(多分シリーズ主人公)が現れ、助言を与える。
    最終的に謎解きは、シリーズ主人公が勤めることになる。が、このシリーズ主人公は明らかにNOT人間である。要するに人外。

    これまで読んだ感じによると、どうにも被害者的立場にある中心人物もまた、罪を抱えて事件の発端を担う、という感じになっているらしい。完璧な被害者はだから存在はしない?

    だから……あれかな? 物語的に

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    2015年03月05日
  • 眠る竪琴 ――レンテンローズ

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    面白くはあったが……。
    ミステリ的な観点で言うなら、これもまた「良くあるタイプ」であり、反面ファンタジー要素が織り交ぜられているので「例を見ない」ものになるのかもしれない。
    探偵役がいて(しかし本物の探偵ではない)それに助言する人物達と、彼らが構えている店(本拠)があり。
    謎が存在し、それを説き――というのがミステリ要素で、しかしながら最終的な謎解きが人外によって行われる――ところがファンタジー?
    良く判らないな……。
    が、読みやすい。それ程文章も難しいものではないし、横文字名がそれ程多くはないので、名前が覚えられなくて困る、ということもなかった。

    短編? 三話――だったかな? 収録。
    眠る

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    2015年03月05日
  • 奇談蒐集家

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    ネタバレ

    奇談蒐集家 恵美酒とその傍らに控える 氷坂。古びたバー「strawberry hill」へ奇譚が持ち込まれる連作短編集。

    最後にどんでん返しということだったけど、結構最初からそういうイメージで読んでいたので普通に読み終わったかな。

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    2015年02月18日
  • 奇談蒐集家

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    分類が良く判らないが……。

    奇談を収集する収集家の出した広告に、応募して話をする人達の、その奇妙な実体験の話?
    ――は長い前振りで、実はその奇談収集家の方が……というラストどんでん返しの話。

    この物語の面白いのは、広告には多額の報酬が着いてくるのだが、話をしに来る人間の殆どが、その報酬を求めていない、ということだろう。
    奇談の内容そのものは、じっくり読んでみるとあまり奇談とは思えないことが判る。話の最後に必ず謎解きがあるのだが、解かれる前に大体予測が出来る。最初から疑ってかかれば。
    問題は、最後の奇談。
    盛大な前振りとも言って良い奇談達のラストに、本当の奇談があったんだよ、と。

    短編のよ

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    2015年02月14日
  • 奇談蒐集家

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    奇談を集める金満家・恵美酒一と性別不明の従者らしき人物・氷坂のもとへ数多の人が奇談をもち、それを売りに来る。
    新聞広告の「求む奇談」の文字にひかれ、集まる奇談を不可思議な二人組(主に氷坂)が、「奇談でもなんでもない」と説明して現実に戻してしまう話。
    この2人の方が不思議だろ、と思っていたら、結末、案の定2人は奇談として完成されてしまった。
    大枠の仕掛けは面白いし、結末も解説通り現実と幻想の世界を地続きにしてくれたので満足。
    ただ、一個一個の短編の後味が昔の少女ホラーコミックのようだし、安楽椅子探偵ものだと仕方ないのかもだけど、氷坂の説明だけでは少し強引に感じられる部分もあった。(そのために結末

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    2014年12月08日
  • 星町の物語 奇妙で不思議な40の風景

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    久々にショートショートの物語を読んだ。
    怖い話もあれば、笑える話もある。
    それらがひとつの町にまとめられている。
    ショートショートは短い中にたくさんのものが詰め込まれていて、通常よりも想像力を掻き立てる。

    2014.11.8

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    2014年11月08日
  • 白亜館事件

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    狩野俊介シリーズ、第7弾。

    本作は、恐竜の化石が展示されている白亜館という建物が舞台。
    その白亜館にはプラネタリウムもある。

    建物自体がトリックに大きく関わる内容だったが、いまいちイメージが掴めなかった。
    私の読解力不足か、筆者の表現力不足か。

    ちょっとモヤモヤしました。

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    2014年11月03日
  • 維納音匣の謎

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    霞田兄妹シリーズ、第4弾。

    ちょっと前に読んだので、内容忘れちゃいました。
    その程度の作品だったってことでしょう。

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    2014年10月12日
  • 降魔弓事件<新装版>

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    狩野俊介シリーズ、第6弾。

    事件が起こるまでが長くて、事件が起きてからはあっさりと終わる。
    短い作品だったけど、さらに半分くらいに出来るような気がした。

    作者もこのシリーズに飽きてきてるのかな?

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    2014年09月15日
  • 星町の物語 奇妙で不思議な40の風景

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    私はこの星町の住人にはなれないなぁ、と読み終わった後、読み返しながら思いました。星 新一さんのショートショートよりホラーも毒も少なく軽い、物足りないちゃあ物足りない、がこのライトさが太田さんのショートショートなんだろうな。…ところでこの星町の人達と読み手の私たち本当に「普通のようで実は不可思議」なのはどちらだろうか?それとも両方…と考えながら歩いている内に「星空博物館」へと着いたようなので 行ってきます。

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    2014年07月02日
  • 甘栗と金貨とエルム

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    ネタバレ

    ミステリと言うべきかハードボイルドと言うべきか……。
    まあ、高校生なのでハードボイルドとしても似非な感じは否めないのだが……。
    とりあえず、藤森探偵との繋がりが出て来たので、
    この調子で行けば阿南なんかも出てくるのかもとか期待しちゃいます。
    しかし、やっぱり、日本のハードボイルドって馴染まないよなあと思ったり。
    原尞が別格って所だろうか。

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    2014年05月29日
  • ミステリなふたり

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    読みやすいのはいいのだけれど、あまり好みではないお話でした。どうにも奥様の印象が今一つ自分の好みではなかったのがその原因なのか・・・

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    2014年05月16日
  • 甘栗と金貨とエルム

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    名古屋小説。性別とか入替とか、わりと謎解きしないで読むタイプの私にも解けてたけどわざとだろうか。ともかく青春ミステリとして、甘栗はかわいらしくまっすぐ歪んでてこの先楽しみです。

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    2014年04月09日
  • 甘栗と金貨とエルム

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    少年探偵の軽いハードボイルドか。
    主人公が若いだけに 必要以上にシニカルになりすぎす、また捜査活動もあくまで現実的な範囲に留まっているところが良くも悪くもリアリティか。但しそのせいでインパクト不足は否めないので星3つ。

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    2014年02月02日
  • 目白台サイドキック 女神の手は白い

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    ネタバレ

    軽い感じのミステリーで、先が気になって早く読み進めたいという感じはなかった。
    そして、ラストに???。もっと重い話が好きです。
    でも、続編があるので一応読む予定。

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    2014年01月21日
  • 五つの鍵の物語

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    ネタバレ

    五つの鍵に纏わる物語が語られる幻想奇談。
    1つ1つのお話にそれぞれカラー挿絵があって素敵です。
    ある映画を想起させる『黒曜の鍵』が特に好みでした。
    『野獣の鍵』も好みに合っていて良かったです。
    鍵、といわれると思わず単に扉や錠前に施錠の意味でかける鍵を思い浮かべますが、それとは違った形で鍵というものが描かれているのが良かったです。

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    2013年12月19日
  • レストア~オルゴール修復師・雪永鋼の事件簿~

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    心病んじゃってるオルゴールを修理する人の話。ハッピーエンドで楽しいけど、表紙がライトノベルみたいでいただけないかと。

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    2013年12月15日
  • 目白台サイドキック 魔女の吐息は紅い

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    ネタバレ

    え、うそ最後そうなるの!?
    という終わり方。

    まだ続けることもできるけど、
    一応前作からの問題は解決しましたね・・・。
    まぁちょっとミステリーの真相としてはどうなのか、
    っていう内容でしたが。

    北大路さんいいなぁ・・・。
    この人主役の話ないかなー。

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    2013年12月12日
  • 星町の物語 奇妙で不思議な40の風景

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    どこか懐かしい気持ちになれるショートショート集。地図や挿絵が可愛い。
    ショートショートは余白が大切だな…と改めて実感。

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    2013年12月01日