太田忠司のレビュー一覧
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Posted by ブクログ
阿南シリーズ1作目。20年位前の作品だが、最近シリーズ新作(4作目)が出たということで再版されたらしい。
冒頭で主人公がすでに警察を辞めており、更に人を殺したという言葉が出てくる。そこから警察を辞めることとなった過去の事件の回想が始まり、のっけから興味を惹き付けられた。上手い構成だと思う。
事件の方も複数のモノが複雑に絡み合う形で、意外な展開もあり、最後まで一気に読めた。ただ、その展開にちょっとやり過ぎ感も否めなく、途中興醒めしかけたが、主人公の過ぎるくらいの実直さには苦しいくらいの愛おしさを感じる。続編があるようなので、阿南の今後がどうなるのか読むのが楽しみ。 -
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Posted by ブクログ
ネタバレ内容(「BOOK」データベースより)
それは大戦の傷跡がまだ深く残る一九五〇年十二月、
三百年以上続く由緒ある旧家、西郷家に届いた一通の手紙から始まった。
便せんに書かれた“すべての事件の謎は我が解く”の一文。
それが意味する「謎」とは―。
本格推理の名手が“難攻不落のトリック”をひっさげて読者に挑む、
新しいエンターテインメント意欲作。
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後の作品「木塚家の謎」を先に読んでしまったのでさかのぼり読書です。
ラストの大どんでんがえし、謎解きではない部分
(ある意味それも謎なのか)での驚きが大きかった。
続編を読んでいて主役の性質を知っていても、やられた~と思いました。