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Posted by ブクログ 2012年05月01日
読みごたえがあった…!
のにも関わらずすらすら読めてしまうのは、太田さんの文章力!
「関係」を書く小説って、どうしても感動するほうこいうに持っていきがちだが、この太田忠司の「Jの少女たち」はその手の感動はない。感動して終わり、というのは確かに心に響くかもしれないけれど、その感動が得られた時点で終わっ...続きを読む
Posted by ブクログ 2011年11月21日
社会から距離をとって生活する阿南の元に警察時代に知り合った男子学生の手紙がきっかけである事件へと関わっていく話。別シリーズより藤森涼子さんも登場していて嬉しかったです。そしてまさか前作からの流れでやおい談義になるとは予想外すぎました。この本が最初に刊行されたのが1993年ということを考えると斬新過ぎ...続きを読む
Posted by ブクログ 2012年07月26日
阿南シリーズ2作目。
1作目で警察官を辞めた阿南は町工場のアルバイトで生計を立て、自分を罰するかのように世間から孤立した生活を送っていた。そんな中、1作目にも出てきた少年が阿南に手紙を残して失踪する。阿南は新米私立探偵の藤森涼子とともに少年の行方を追う。
JがJUNEを表していたのが、読んでいる...続きを読む
Posted by ブクログ 2011年08月31日
「刑事失格」に続く阿南シリーズ第2作。
3年前にふとしたきっかけで知り合った少年が、阿南宛てに手紙を残して失踪した。勤めていた町工場を退職し、私立探偵の藤森涼子と少年の行方を追う阿南。
「やおい」という言葉は知っていたけれど、(当時の)実態はよく知らなかったので、とても勉強?になりました。1992...続きを読む
Posted by ブクログ 2012年02月15日
「刑事失格」から三年、警察を辞めた阿南の元に一人の客が訪れる。かつて知りあった少年の行方を探してるという。行方を追ううちに自らの過去に向き合う彼は、人としての道、間違いを犯してしまった人間はどうすればいいのかという命題への答えを探し続けます。警察を辞めても色褪せない生き方にぐっときました。合わない仕...続きを読む
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