司馬遼太郎のレビュー一覧
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Posted by ブクログ
吉田松陰寅次郎、高杉晋作の師弟、久保さん?桂小五郎、伊藤博文、などなど幕末志士たちが立ち代わり登場しては、消えてゆく。生き残ったラッキーなひとが成して、死んで散った者たちは、ただ散っただけではないということを示してくれる。
江戸時代という太平の世に突如現れた宇宙人みたいな白くてデカい、知らない言葉と文化を持つ秩序を持ちつつも日本を征服あるいは奴隷、どうにもならないくらいに搾取してくることをいち早く察知した人たちの賢くも儚い話だった。
人物があまりに多く、知らないし、あっけなくどこかへいくのがなんかわからんの。
ほんで、小説というか、記述に近い雰囲気で、著者自身がインタビューした風景なんかも入っ -
Posted by ブクログ
1巻より内容が難しく感じて、歴史を思い出しながら調べながら読んでいて時間がかかりました。
日本に国家という観念がまだなかった頃があった。鎖国を終えて周りは帝国主義、植民地が当然の世の中だった。そんな中で日清戦争、日露戦争が起きたのは、日本が日本であるために必然とも呼べるような状況だったんだと知る。
この小説には、教科書では分からない、その時代を生きた人の心が描かれています。同時に、それぞれの時代を台頭した民族や国家を俯瞰で見て、多種多様な考察も述べられています。
このどちらもがあって色んな気付きがありました。
それから、正岡子規が綴った多くの俳句に触れるうちに、私にも写生の素晴らしさがどうい -
Posted by ブクログ
息子へ)
やっと読み終えた。
司馬遼太郎作品の歴史小説のなかで、もっとも長い(10巻)の、「翔ぶが如く」。長かった、、、。登場人物が多すぎた、、、、。
お父さんは、司馬作品、全制覇をもくろんでいる。この大作も読み終えて、ついに半分くらいまできた。あせらず、じっくり、着実に楽しんでいきたい。
さて、本作品について。
かなりの巻数を読み終えて気づいたことだが、この作品は、小説ではなかった。ドキュメントだった。例えば、筆者の想像する会話の場合。西郷は「・・・・」といったに違いない。という言い回しになっている。
主人公、「西郷隆盛」について。司馬先生の作品において、よくあることだが、主人公が