司馬遼太郎のレビュー一覧

  • 梟の城

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    豊臣秀吉の時代の伊賀忍者が主役の物語。堺の豪商今井宗久に秀吉暗殺を依頼された葛籠重蔵、忍者として生きることに飽き武士として出世することにした風間五平、近江の佐々木氏の子であるが甲賀忍者にやって育てられ石田三成に間者として宗久に送り込まれた小萩が主な人物。重蔵は忍として幸せな生活よりも仕事を優先する考えだったが小萩とあい小萩の愛に触れることで少しずつ考えが変わる。秀吉のところまでたどり着くも殺さなくてもそれに相当する暴力で自身の憂鬱が晴れることに気づき重蔵は生きて伊賀に帰り、最終場面では小萩と共に生活をする。伊賀を裏切った風間は重蔵を捕まえることで出世を企むも伏見城で捕まってしまい秀吉暗殺の首謀

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    2023年12月31日
  • 功名が辻(二)

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    一豊の運の強さ、千代の賢さや先見の明が感じられた。
    これまでは天下を動かした人物、人物を直近で補佐した人物、出来事の内容を読んできたが、一武将、大名の内容は初めて読んだ。(充分大物)
    主君、正義、忠誠、政治情勢など、運や知恵ものでないと生き残ることができない時代なのだなと改めて実感した。

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    2023年12月22日
  • 街道をゆく 37

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    本郷界隈は奈良からは遠い江戸・東京のこと。
    でも、夏目漱石が登場してきたので、少し近くに感じました。

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    2023年12月22日
  • 街道をゆく 39

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    ニューヨーク、行ってみたいです。
    ブルックリン橋、聞いたことがあります。
    昔、鎖国をしていた日本に開国を求めた国。
    そして、昭和の時代に戦争をした相手の国ですよね。

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    2023年12月19日
  • 人斬り以蔵

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    短編8篇。幕末と江戸時代初期。
    表題は別の本で読んだため再読。大村益次郎の短編もどこかで読んだ気も。

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    2023年12月18日
  • 街道をゆく 1

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    滋賀に向けて。

    地名に残る土地の歴史。渡来人の痕跡。内陸に行き着いた海人族の安曇。
    織田信長の敗走、足利義晴の荒れ庭。

    道を歩きながら日本人の祖形のようなものを辿る旅。

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    2023年12月17日
  • 新装版 真説宮本武蔵

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    ▼表題作をはじめとして戦国〜江戸の剣客を扱った短編集。

    ▼特に表題作は、司馬さんらしく『地の文』も多用するスタイルで、小説というか考察と想像というか。武蔵と千葉周作を比べて、要は「フィジカルのあまりにも個人の技量に特化したスタイルの剣術だから、商売としての剣術教授には全く向かないし、ましてやそれで一軍を率いるポジションにはつけない」というような、そりゃそうだよなという論に導かれてしまう。相変わらずうまい。おもしろい。

    ▼千葉周作を扱った短編は、ここから「北斗の人」になったんだろうなあと。それなりにギラギラもした人として描いているけれど、やはり残した指導法が合理的だったというポイントが大事な

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    2023年12月12日
  • 新選組血風録 新装版

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    有名な新選組。討幕、大政奉還辺りの時代のことはまだよく分かっていないのだが、新選組というのが気になり本を手に取った。

    新選組といっても、一人称してんから物語として書かれているのではなく、様々な視点から新選組というものの全体を描き出している。読んでいて新選組がどのような組織であるのか、また当時の時代の様相などを考えながら読むことができた。

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    2023年12月05日
  • 翔ぶが如く(一)

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    征韓論。なぜ急にこんな論が持ち上がったのか、と不思議に思ってました。やはり一概に語れるものでは無いんですね

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    2023年12月02日
  • 関ヶ原(下)

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    今年の大河ドラマは「どうする家康」。司馬遼太郎が家康を書いた『覇王の家』を読んでも関ヶ原合戦の部分はあまり書かれていない。それはもうすでに他の本に書いたからだと言う。それで『関ケ原』を読み返してみることにした。
    石田三成の視線から見た関ケ原合戦がよく分かった。

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    2023年11月26日
  • 覇王の家(下)

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    大河ドラマ『どうする家康』を観るようになって再読しました。
    改めて読むと、家康のイメージが少し変わったような気がします。
    でも、大河を観るほどでもないか・・・

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    2023年11月22日
  • 功名が辻(一)

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    山内一豊にスポットが当たるという個人的には意外な所であった。

    確かに山内一豊は内助の功で有名な千代から出世していき土佐一国の大名として名を馳せるが、書籍として単品のスポットが当たるとしたら他にも浮かぶ武将がいる。しかしそれを、退けてというところに読み進めてしまう面白みがある。

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    2023年11月02日
  • 覇王の家(下)

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    『覇王の家』とはどういう意味なのかを探りながら読んだ。特に『家』は風土、文化、三河気質というもので、覇者である家康を作り上げた土台をいうのであろう。「三河」という場所については田舎者的な意味で使っているが、そこで培われた「徳川」が「幕府」という大きな家にまで発展していく過程が描かれていると思った。
    また、数人の家臣についても細かく描写しているのは、「徳川」という家を作り上げたのは忠臣の力でもあると読める。家康という個人を描きながら、江戸幕府は一人が作り上げたものではなく、三河のTEAM徳川という「覇王の家」の力によるものだと思った。

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    2023年10月19日
  • 新選組血風録 新装版

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    短編集で新選組の隊士1人1人の心情が丁寧に描かれていて読みやすかった。
    マイナーな人物の話もとても面白い。

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    2023年10月11日
  • 街道をゆく 43

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    街道をゆく未完の著作。巻末には取材を共にした盟友からの寄稿と取材風景が収録されている。三英傑を産んだ尾張三河について司馬遼太郎さんがどんな思案をしていたのか、なぜ他の地域より後になって書こうとしたのか、想いを馳せる。

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    2023年10月03日
  • 以下、無用のことながら

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     司馬さんの小説はほとんど読んだことがない、あの『坂の上の雲』も読んでいない。読まず嫌いということもないのだが、何となく敬遠してきてしまった。その代わりといっては何だが、『街道をゆく』シリーズはほとんど読んだし、エッセイがとても好きだ。歴史を通しての深い知見がちりばめられ、難しいことも分かりやすく説明してくれるし、ユーモアのある文章も多い。

     本書には71篇もの文章が収録されており、どれも滋味に富んだ文章で、読んでいて気持ち良い。それらの中で特に興味を持って読んだのは、「浄土ー日本的思想の鍵」「蓮如と三河」「日本仏教小論ー伝来から親鸞まで」。なかなか分かりにくい日本の仏教、特に真宗について、

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    2023年10月03日
  • 覇王の家(下)

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    下巻を読み終えた。
    数ある司馬作品の中でもあまり人気がない−少なくともひぐ的には“主要な作品”に入れていない−理由がわかった。作者自身が家康に好意を抱いていないからだろう。家康の能力や人柄はさておき、没後270年あまりも続いた幕府を築いたという業績に関心がある。それにしても、小牧・長久手の戦いの冗長とも思える記述の後、いきなり74歳で没する最期に飛ぶのは構成的に興ざめだ。

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    2023年09月30日
  • 空海の風景 下巻 (改版)

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    空海が真言宗開祖として各プレイヤー(朝廷、貴族、他派仏教)を御しつつ宗派の礎を巧みに築くあたりは面白かった。僧という武力を用いない勢力間が鎬を削るわけで当然に清々しくはなく社内政治が如くで妙に刺さる部分があった(司馬遼太郎の題材では少数派だろう)。ただ全体を通して仏教、密教と言った話が多く、また自分には難しかった。恥ずかしながら相当な部分を読み飛ばした。

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    2023年09月18日
  • 街道をゆく 9

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    以下抜粋
    ・大和政権というのは要するに水稲農業を奨励し普及し、それによって権力と富を得、秩序と安定を得ようとする政権ということがいえるであろう。
    極端にいえば、徳に化していることは定着して稲作をしていることであり、徳に化していない(化外)ということは、稲作をせずにけものを追ったり、魚介を獲ったりしているということであったにちがいない。

    ・この「公民」をきらった者が、逃散して浮浪者になり、関東などに流れて原野をひらき、農場主になった。ただ律令体制ではそういう場合の土地所有の権利が不安だったため、かれらは流人の頼朝を押して立て、京の「公家」に対抗し、ついに鎌倉幕府を頼朝にひらかせることによって、

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    2023年09月17日
  • 竜馬がゆく 5

    ネタバレ 購入済み

    剣客

    史実、竜馬が免許皆伝は、分からないが、剣より銃で後に手配者に成り、遺恨の始まり。の前、江戸でのびのび生きる、竜馬が楽しい、人たらしも。

    #ほのぼの

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    2023年09月03日