司馬遼太郎のレビュー一覧

  • 新選組血風録 〈改版〉

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     大学に入って、明らかに読書時間が減りました。悲しいです。悲しい限りです。
    新選組血風録を読むのに、こんなにも時間がかかってしまうとは。不覚。しかし、本は読む速さではないですし。本はじっくり読むものでござんしょう。
     新選組血風録は短編集で、あまりスポットの当たらないような人物の話とかもありました。自分のなかで司馬遼太郎の新選組小説、と言えば、燃えよ剣でしたが、こっちも好きです。なかでもいちばん好きだなぁ、と思ったのは、沖田さんが主人公の菊一文字。おもしろかったのは、槍は宝蔵院流という、谷三十郎と斎藤さんの話。斎藤さん好きだ。何か、どんな作家が書いても、彼はけっこう浮世離れしてる気がする。
     次は、司馬遼太郎の尻くらえ孫市読みます。

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    2011年01月29日
  • 菜の花の沖(二)

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    いやぁ、司馬さんの作品はやっぱおもしろいなぁ〜。

    あんまり暑いので水風呂に入ってこの本を読んでいたら、手元が狂い、ポチャンと本を水のなかに沈めてしまった。

    あわてて、拾い上げ扇風機で乾かした。ボリュームが増えてしまった一冊。
    おぉ、記念すべき50冊目です。やっと半分。

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    2011年01月21日
  • 豊臣家の人々

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    つくづく数奇な運命の一族。ある種の滑稽さが哀しい。それにしても秀頼の存在感のなさといったら…滅びる者には滅びる理由が、やっぱりある。おねね様がすてき。

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    2011年01月18日
  • 胡蝶の夢(二)

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    二巻から、良順と伊之助は長崎でポンペの下西洋医学を学び始める。良順は病院設立など精力的に動くが、伊之助は相変わらず世間に馴染めない。 改革時の学生の熱い気持ちが生き生きと伝わってくる。旧来の漢方医学と蘭方医学とのせめぎあいなども読み応えがある。この巻では、当時の医学の普及に尽力したさまざまな人物が登場し、非常に面白い。

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    2011年01月17日
  • 尻啖え孫市(上) 新装版

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    雑賀孫市の物語
    ある程度戦国時代についてしっており、各大名の最後はほぼ知っていたが
    雑賀孫市については知らなかったので純粋なきもちで読めた。

    相変わらずテンポがよく読者を引っ張ってくれる司馬遼太郎の本であった。

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    2011年01月17日
  • 胡蝶の夢(一)

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    幕末、医学の分野での近代化を推し進めた松本良順とその弟子、島倉伊之助の物語。松本良順は有名だが、伊之助という人物の存在を初めて知った。抜群の記憶力をもつ天才だが、世間になじむことができない男。そんな彼がどんな人生を歩むのか。
    二巻以降が楽しみです。

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    2011年01月12日
  • 花妖譚

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    静かだけど濃厚な気配に、時に噎せそうになりながらもいろいろな花の色と香りを楽しませていただきました。

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    2011年01月06日
  • 峠(中)

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    藩主・牧野忠恭に取り立てられてゆく。

    でも、おもねるわけではない。

    こういった君臣の関係は異常事態ならではなのだろうか。

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    2019年01月16日
  • 馬上少年過ぐ

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    表題作はそこまで面白いとは思わないけれども、
    司馬遼太郎の短編作品は長編よりも秀逸だと思う。

    ただ、「峠」を読む前に、河井継之助の話を読んでしまったのは、
    ちょっと失敗だったかもしれない。もったいないことをした。

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    2019年01月16日
  • 城塞(上)

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    「お夏」は司馬氏の創作キャラですが、同姓からみても可愛らしく魅力的。後半は出番がほとんど無くなってしまうのが惜しいくらい。

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    2019年01月16日
  • 街道をゆく 10

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    米沢旅行のお供におススメ。
    『天地人』よりもコンパクトにまとまっていてかつ非常に面白い。
    司馬遼太郎は華やかな兼続よりも寡黙で沈思黙考型の景勝さんが好きだったようで主従関係がとても好ましく思えました。

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    2010年11月15日
  • 豊臣家の人々 新装版

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    戦国時代とその周辺の時代なんてやたらと人多すぎてわけわかめ!で、ずっと避けてきたのになんでこんなに面白い・・・すんごいな~司馬遼太郎。竜馬がゆくを読みたいけど長いな~でも面白いんだろうなぁ。

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    2010年10月03日
  • 胡蝶の夢(四)

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    松本良順 島倉伊之助 関寛斎ら江戸末から明治に蘭学、西洋医学を学び国内に移植した医者の群像。江戸幕府の崩壊、分際の社会の崩壊。
    司馬小説 幕末も最後から明治初めをつないでいる貴重な時代描写。

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    2010年09月23日
  • 新選組血風録 〈改版〉

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    短編集。一話一話が短く、思った以上に読みやすかった。歴史を追うというよりは、日常を切り取ったようなお話が多い。
    2010/9/13

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    2010年09月13日
  • 新装版 軍師二人

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    7つの短編小説。どのストーリーも、出てくる軍師の末路があまりよくないのが共通。そもそも中国の軍師や猛将も最後はあまり良い扱いでなくなるので、司馬流の軍師への会社ではないだろうか?軍師で末路を全うしたのは顔良ぐらいかな?私が最も好きだったストーリーは「侍大将の胸毛」で、渡辺勘兵衛と藤堂高虎のやりとり。正直身の回りでも同じようなことが起こるので、現代社会と変わらないなと感じる。また、藤堂高虎への感じも少し変わり、軍師二人の城方とあまり変わらないな。そういった意味で、ある意味の司馬メッセージを感じた。

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    2010年09月05日
  • 燃えよ剣(下)

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    京都で大活躍する新選組も,
    大政奉還を機におちぶれていく。
    流山で近藤勇を失い,
    土方歳三は榎本武揚にしたがい北海道へ向かう。

    幕末の不安定な情勢の中で
    政治的イデオロギーを持たない土方の美しさが危うい。

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    2010年08月19日
  • 新選組血風録 〈改版〉

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    新撰組隊士たちの生き様がよくわかる。あまりメジャーでない隊士にもスポットをあてているので面白いです。
    新撰組ファンなら買い。

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    2010年07月22日
  • 人斬り以蔵

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    ネタバレ

    足軽という身分に生まれ、劣等感を抱き続けてきた以蔵の姿がある。
    「不幸な男がうまれた」というのは冒頭の一語である。身分制からくる劣等感が以蔵を人斬りの道へと走らせた。が、以蔵は、己を「人斬り」に仕立てあげた師にすら卑下され、また利用されていたのだ。そこにいわば以蔵の「不幸」あるいは「悲劇」があったと言えよう。最後まで足軽として無下に扱われ続けた以蔵は、劣等感から強い怒りを抱く。その怒りこそが、以蔵という一人の人間の、心からの痛切な叫びでもあっただろう。

    本作品には、現在に渡って広く認識されている基本的な以蔵像、武市との関係が描かれている。実在した人間の人物像を、国民的歴史小説家が作り出したことを証明する作品でもあるのではないか。

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    2022年07月09日
  • 新装版 風の武士(下)

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    公儀隠密の柘植信吾の人柄が魅力的。裏表がなく、明朗快活。剣の腕は一流なのに、あっさりと敵方にだまされる。女性にやさしく浮気者なのに、女性をだまさない。人間味あふれた信吾という武士が巻き込まれる時代劇らしからぬ冒険譚。エンターテイメント性に優れた作品でとても読みやすい。お勢似(せい)、お弓、ちの、の三人の女性の艶っぽさや信吾との会話が物語に花を添えています。
    もし映像化するなら、この女性たちや信吾をどの俳優にするか想像しながら読んでいくのも面白いかもしれません。

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    2010年07月13日
  • 以下、無用のことながら

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    司馬遼太郎の文体は、読んでいると影響されるから困る。

    でもなんか好きなんだよなあ。
    キザっぽいからかな。このタイトルとか、もろに。

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    2010年06月19日