司馬遼太郎のレビュー一覧

  • 十一番目の志士(上)

    Posted by ブクログ

    司馬先生のオリジナルキャラが主人公。
    長州藩の下層の出ではあったが、天堂晋助の剣の天稟は異常なものではなかった。ふとしたことから彼を知った藩の過激派の首魁・高杉晋作は、晋助を恐るべき刺客に仕立て上げる。京で大阪でそして江戸で忽然と現れ、影のように消え去る幻の殺人者のあとには、常におびただしい血が残された…剣の光芒が錯綜する幕末の狂宴。〈本書裏紙より〉

    オリキャラが主人公ですが、なかなかおもしろいです。高杉さんもちょこちょこ登場しますよ。

    0
    2009年11月17日
  • 十一番目の志士(上)

    Posted by ブクログ

    架空の人物が主人公だけに、まさしく幕末オールスターキャストの共演。でも、史実をキチンと押えているところは、さすがは司馬作品です。

    0
    2009年10月04日
  • 十一番目の志士(下)

    Posted by ブクログ

    架空の志士が主人公だけに、思う存分活躍させることができますね。「竜馬がゆく」など他の幕末ものと併せて読むと、もっと面白いです。

    0
    2009年10月04日
  • 新選組血風録 〈改版〉

    Posted by ブクログ

    新撰組のマイナー志士に焦点を当てた
    短編集

    マイナー志士に焦点をあてその視点から描く事で
    新撰組に対する一人一人の思いの違い、がみられて
    よかった

    当たり前のことだが
    同じ経験をしても感じる思いは皆違う

    0
    2009年10月04日
  • 豊臣家の人々 新装版

    Posted by ブクログ

    とても面白かったです。
    ですが、養子にどんどん先立たれ豊臣家の滅亡を目の当たりにした北政所のどこが幸せなのか、
    どうしてもいまいちわからないし同感もできないので、星4つです。

    0
    2009年10月04日
  • 十一番目の志士(上)

    Posted by ブクログ

    長州藩の天堂晋助にスポットを当てた歴史小説。人斬りとしての生き様を描いている。幕末の動乱を裏側から見ているような気持になる。

    0
    2009年10月04日
  • 新装版 大坂侍

    Posted by ブクログ

    幕末の世を大阪の土地にスポットをあて書かれている6つの短編集。
    時代が大きく変わるのをいち早くつかんでいたので、大阪商人。
    そして、義より利を重んじるこの土地の武士は、現実と理想の狭間で苦悩する。

    その時代をユーモアを含みつつ書かれているのが、和州長者。
    難波村の仇討、大阪侍では、当時の武というより、金の力で武士という存在を皮肉っている。
    盗賊、泥棒の生きざまなも書かれている。
    信念さえもお金に取り込まれてしまっていく、当時の様子が面白みを感じた。

    0
    2009年10月04日
  • 国盗り物語(四)

    Posted by ブクログ

    (驚嘆すべきものだ)
    と、軍中にある光秀はおもった。光秀も専門家である以上、この圧倒的戦勝におどろいたのではなかった。信長という人物を再認識する気になったのである。
    (あの男は、勝てるまで準備する)
    ということに驚いた。
    この進攻戦をはじめるまでに信長はあらゆる外交の手をつくして近隣の諸豪を静まらせておき、さらに同盟軍をふやし、ついには四万を越える大軍団を整えるまでに漕ぎつけてから、やっと足をあげている。
    足をあげるや、疾風のごとく近江を席巻し、驚異的な戦勝をとげた。見方さえ、自軍の強さにぼう然とするほどであった。
    (勝つのはあたりまえのことだ。信長は必ず勝てるというところまで条件をつみかさね

    0
    2020年07月15日
  • 国盗り物語(三)

    Posted by ブクログ

    3〜4巻は「織田信長編」というタイトルなのだけれど、実質的には、織田信長と明智光秀の二人が主人公であると言っていい。この構成が見事だと思うのは、1〜2巻の「斉藤道三編」からきれいに物語の流れがつながっていることだ。
    織田信長は、道三の娘婿であり、その一方で、明智光秀は、道三の妻の甥であって、共に道三とは深い縁がある。しかも、二人共に、道三が唯一といっていいほどにその才能を認めて、また道三から大いに思想的影響を受けた人物であって、精神的な面での後継者であると言っていい。
    この「国盗り物語」という小説は、要するに、斉藤道三という希代の英雄がついに一代では成し得なかった天下統一の野望が、その後継者で

    0
    2020年07月15日
  • 国盗り物語(二)

    Posted by ブクログ

    「茶とは便利なものが流行ったものでござりまするな。ここに一碗の茶を置くだけで浮世の身分のちがい、無用の縟礼をとりのぞくことができるとは」
    といった。事実、茶の席では、亭主と客の二つの立場しかない。(p.52)

    「お干しくだされ。それがしも頂戴する。もう、この一件、思いあきらめた。禅家では一期一会と申す。普天の下、人間は億千万人居りましょうとも、こうして言葉をかわしあうほどの縁を結ぶ相手は生涯でわずかなものでござる。よほど前世の因縁が浅くなかったのでありましょう。
    そうではござらぬか、宮。あなた様のおん前にいるのは、仏縁によってここに湧出したるただの男。わが前にいるあなた様は、これまた逢いがた

    0
    2020年07月15日
  • 国盗り物語(一)

    Posted by ブクログ

    この小説が面白いのは、主人公がいわゆる「いいヤツ」ではなく、どちらかというと「悪いヤツ」だという、ピカレスク小説であることだ。
    戦国大名の中でも、斉藤道三というのは、出自がただの僧侶であるというところが相当変わっている。何の権力も仲間もいない一人の男が、本当の裸一貫から始めて、一国の主にまで成り上がっていくというのは、最高に痛快な物語だと思う。
    その天下統一の志は、後に信長、秀吉へと引き継がれていくことを考えると、この道三こそはその大事業の先鞭をきった人物であって、それだけに、その器も才能も相当に大きい。

    その型破りな思想と智謀から起こるエピソードには面白い場面がたくさんあるのだけれど、特に

    0
    2020年07月15日
  • 風神の門(下)

    Posted by ブクログ

    ※上下巻併せてのコメントです。
    エンターテイメントとして大いに楽しめますし、
    霧隠才蔵と猿飛佐助らの戦闘、忍術シーンは読んでてワクワクします。
    ただ、才蔵が女性にモテすぎるのが、女の私からすれば却って鼻白んでしまいます(後半は“誰とくっつくか”的な感じになってるし)。
    それに個人的には才蔵より、素直で飄々とした佐助の方が好きですね(笑)。

    0
    2009年10月07日
  • 大盗禅師

    Posted by ブクログ

    まあ見事に奇奇怪怪。
    夢か現か・・で繰り広げられる物語は妖しく、登場人物たちはみな個性的で味があり、内容のわりにまったーり気分で読み終えた。

    0
    2009年10月07日
  • 新装版 俄 浪華遊侠伝(下)

    Posted by ブクログ

    武士物が多い司馬遼太郎氏の作品としては珍しい任侠物。
    実世界はもちろん、物語の中でも会った事がない、変わった人「明石屋万吉」の話は面白かった。

    0
    2009年10月04日
  • 菜の花の沖(二)

    Posted by ブクログ

    主人公の嘉兵衛は古船だが自分の船を入手し、船頭となる。日本海側の各地の浦に関する記述や、江戸時代の商品経済勃興期の社会構造が詳細に説明されていて興味深い。

    0
    2009年10月07日
  • 新装版 アームストロング砲

    Posted by ブクログ

    やっぱ鍋島閑叟の佐賀を知っておかないかん、と思い読んだ一冊。
    しかし買ってびっくり、表題作「アームストロング砲」を含む、幕末を舞台にした短編集でした。
    ということで表題作は字数が足りず、あまり読み応えは感じなかった。その他の話はちょこちょこと新撰組がでてきたりして、それぞれ十分面白った。
    佐賀藩については、葉隠、軍事産業、国内鎖国という、興味をそそるもので、今後ぜひ何か一冊読もうと奮い立ちました。

    0
    2009年10月04日
  • 城塞(中)

    Posted by ブクログ

    息子・秀忠に対する苛立ちや自分の年齢への焦りだとか…。それにしても家康は全力で徹底的に豊臣潰しを計っている!70を越えた老人とは思えない凄まじさです。大阪方上層部が策もなく右往左往してるだけに、家康の凄さに目眩。さすがです。

    0
    2009年10月04日
  • 新装版 尻啖え孫市(下)

    Posted by ブクログ

    孫市がすごく魅力的で、女性たちや雑賀のひとたちなどが彼に惹かれるのがすごく納得できました。この話はすごく勢いがあって、読み始めたら止まらなかったです。あの信長に対してこれだけ抵抗してみせたのかー、と思うと、感心するのと同時になんだかすかっとします。とにかくきもちいい話でした。好きです。

    0
    2009年10月04日
  • ひとびとの跫音 下

    Posted by ブクログ

    著者が二人の友人、正岡子規の養子であった正岡忠三郎と、詩人のぬやまひろし(通称タカジ)の人生を手繰り寄せるように綴った作品。この二人の男が、ともかく変わった、味のある男で、こう言っては何だけども本当に存在していたのか?もしや全て司馬遼太郎の創作なのでは・・・とも思ってしまう程にアウトサイダー。というかいかにも司馬小説に出てきそうな人となりだった。それはつまり、「時代小説にひょいと出てきそうな人物」という意味で、要するに古風。というか武士のような男たちなのだということ。かな?まあ武士じゃなくて農民かもしれないが。そういえばどことなく儒教的でもあった。この二人の人生を辿りながら正岡子規や陸羯南の人

    0
    2009年10月07日
  • 豊臣家の人々

    Posted by ブクログ

    怒濤のような秀吉の奔流に巻き込まれてグルグル回る人々。旭姫が哀れ。秀吉は自分の意志で切り開いた運命だとしても、覚悟無く巻き込まれた身内は表舞台に引っ張り出され、もー大変です。対して何事も成さないよう慎重に家康に計られる秀康の運命もせつない。

    0
    2009年10月04日