司馬遼太郎のレビュー一覧
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関ヶ原、城塞、戦雲の夢と同時期、東軍がわで関ヶ原の終戦を迎えた勇将達の豊臣家滅亡までのサイドストーリー。合わせる事で同時期のパノラマが浮かび上がる感あり。長編に無い日常のスナップにより、東西無い時代の漢たちの清々しい息づかいを感ずる事で来た、色までも清々しく。渡辺甚兵衛了、夏の陣にて藤堂高虎に帰参した猛将の侍大将の胸毛、小説らしい時代小説の小片に、本来の司馬遼太郎さんの、生な人としての感覚が滲んでいるのかも。実に艶がありますね。桑名弥次兵衛の下りも、同一の合戦を戦雲の夢で両方向から語る場面に。古田織部、最後のクーデター構想、更に他の書籍求めたい。
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☆☆☆2011年4月レビュー☆☆☆
司馬遼太郎の初期の短編集。
なかでも、戦国時代の幻術使いを描いた『果心居士』の幻術が面白かった。司馬の考えでは、人の迷信にすみつく幻術使いは、戦国時代までは存在し、記録にも残っているらしい。筆者の手で、その不気味な姿がありありと浮かんでくる。司馬氏は『妖怪』という小説でも幻術使いを扱っているが、次第に人々が合理的精神をもつようになると、こおような幻術使いは生きられなくなったようだ。
松永久秀や、筒井順慶といった戦国大名も、「さすが!」という豪胆さを見せ、非常に読み応えがある作品。
☆☆☆2018年7月レビュー☆☆☆
前回読んだときから7年も経つのかと思う -
Posted by ブクログ
ネタバレ高校時代の歴史の教科書を引っ張り出して調べたところ、ゴローウニン事件の説明として以下のようにあった。
1811年、国後島に上陸したロシア軍艦の艦長ゴローウニンが、日本の警備兵に捉えられて箱館・松前に監禁された。ロシア側は翌年、択捉航路を開拓した淡路の商人高田屋嘉兵衛を抑留した。嘉兵衛は1813年に送還され、その尽力でゴローウニンは釈放され、事件は解決をみた。
何とも無駄のない文章…昔コレ読んで何でこの人商人やのにこんな最果ての地でウロウロしてたのかすっごい気になってたけど背景を知ったら納得する。上記の説明を読んで、ますますこの話の続きを読みたいと思った。 -
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出版社/著者からの内容紹介
激動する時代の中でただ剣のみを信じ、史上類ない酷烈な軍事集団を創りあげ、男の美に殉じた新選組副長土方歳三の壮絶華麗な生涯
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新撰組ファン必見の歴史小説。
新撰組を題材にした話は多いですが、私はこの話の沖田さんが好きです。
ふざけながらも強い沖田さんタイプが好きなので。
最期の黒猫が切れなかった無念さが読んでいて悲しくなりました。
この話を読んでもっともっと新撰組が好きになりました。
というよりも、土方さんが好きになりました。
真っ直ぐな道を進みつづける姿は最高です。 -
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大学に入って、明らかに読書時間が減りました。悲しいです。悲しい限りです。
新選組血風録を読むのに、こんなにも時間がかかってしまうとは。不覚。しかし、本は読む速さではないですし。本はじっくり読むものでござんしょう。
新選組血風録は短編集で、あまりスポットの当たらないような人物の話とかもありました。自分のなかで司馬遼太郎の新選組小説、と言えば、燃えよ剣でしたが、こっちも好きです。なかでもいちばん好きだなぁ、と思ったのは、沖田さんが主人公の菊一文字。おもしろかったのは、槍は宝蔵院流という、谷三十郎と斎藤さんの話。斎藤さん好きだ。何か、どんな作家が書いても、彼はけっこう浮世離れしてる気がする。