司馬遼太郎のレビュー一覧

  • 翔ぶが如く(五)

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    台湾に侵攻した日本は、大久保に全権を持たせ清国との交渉を開始した。
    交渉決裂すれば即戦争という状況の中、英国の奔走により、軟着陸する。
    この外交が国内の不平士族には、弱腰に映り、また自由民権という思想も各処で芽生え始め、内乱の緊張感が高まる。

    2008/03/18

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    2009年10月04日
  • 豊臣家の人々 新装版

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    司馬版「太閤記」の外伝という位置付けかもしれません。秀吉という稀代の英雄に翻弄された人々の物語。盛者必衰という感じかな・・・。

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    2009年10月04日
  • 豊臣家の人々

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    おいしすぎる秀家/かわいそすぎる秀長、秀次、金吾の面々/やりきれなさすぎる秀康…いろいろ衝撃です。復習のつもりで読んでいたのに何故か新発見がいろいろ。さすがだー。

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    2009年10月04日
  • 「明治」という国家

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    内容(「BOOK」データベースより)
    「明治」は、清廉で透きとおった“公”感覚と道徳的緊張、モラルをもっていた。明治国家という人類普遍の遺産を語る、日本論であり、卓越した文明論である。海外取材の成果をもとに、“明治国家”を巨細に捉えなおす!

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    2009年10月04日
  • 新装版 尻啖え孫市(上)

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    戦国という時代が生んだ豪傑の物語。こんな男もいたのかと驚かされます。司馬先生による仏教観も興味深い一冊です。

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    2009年10月04日
  • 新装版 尻啖え孫市(下)

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    本人が望むと望まないとに関わらず、平和な時代には生きられなかった男かもしれませんね。こういう人物がいたことを知って、また歴史に興味がわきました。

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    2009年10月04日
  • 風神の門(上)

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    司馬さんの本に初挑戦!だったのですが、予想以上に面白かったです。さくさく読めました。歴史物いいですね。才蔵かっこよいです。

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    2009年10月07日
  • 風神の門(上)

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    ネタバレ

    【メモ】霧隱(服部)才蔵・猿飛佐助・伊賀者(個人)と甲賀者(集団、義)・真田幸村・青子、隠岐殿、小若、お国・家康暗殺の為、東へ

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    2011年02月13日
  • 歴史と視点―私の雑記帖―

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    坂本竜馬の死因と話は本当に面白かったです。

    一貫して、「日本」という国を浮き彫りにしていると感じました。変な言い方かもしれないけれど・・この人視点がとてもまともだなと思って読んでました。

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    2009年10月04日
  • 新装版 北斗の人(上)

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    ネタバレ

    【メモ】千葉周作・北辰一刀流・奥州から松戸、江戸へ・中西派一刀流、浅利道場・養子のち離脱・「植甚」おのぶ「剣は瞬息、心気力の一致」

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    2011年02月13日
  • 功名が辻(一)

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    山内一豊は、武将としては大きな器ではないが、妻の千代が類まれな政治センスと能力がある人で、夫を上手にたてながら陰から様々な手助けをする。人は個々の資質を比べれば優劣が明らかになってしまうけれど、人と人との関係では、重要なのはそういう個人の資質以上に、お互いの相性なのだなあと思う。
    もし一豊がもっと才能豊かな人であったり、利口な性質だったら、妻や家臣の意見など積極的に聞こうとはしなかっただろう。そうなれば、千代のような賢妻がいたとしても、かえってそれが邪魔になって夫婦の関係はうまくいかなかったに違いない。
    この作品は、山内一豊が土佐一国の大名になるまでの立身出世の物語がメインテーマだけれど、戦国

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    2020年07月15日
  • 功名が辻(四)

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    伊右衛門はもはや残りの春秋の多くもない生涯であるが、この最後の世の変動を機会に一国のあるじになりおおせてみたいと思っていた。(おれは太守、千代は太守夫人)という、まるで子供っぽい夢ではあったが男の生涯など、思ってみればその子供っぽい夢がかれを駆けさせる原動力になっているのではあるまいか。(p.86)
    (ひととは強欲なものだ)と、千代はぼんやり考えた。一代できずいた身代は一代かぎりでほろぼせばよいのに、晩年になればいよいよそれを永世にのこそうという気持ちが強く動くようであった。特に大名家業というのはそうであった。家が滅べば、家臣は禄をうしなって路頭に迷う。この家業に関するかぎり家をつづかさねば、

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    2020年07月15日
  • 城塞(中)

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    真田幸村を上中下巻通して追跡する読み方も最高にしびれますよ。怯えている徳川家康の描写との対比が見所。

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    2009年10月04日
  • 翔ぶが如く(八)

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    意気揚々と攻める薩軍に対し、武器の近代化と統制力で勝る政府軍との衝突が始まった。

    戦いが長引くにつれ、薩軍の問題が表面化してくる。
    戦略が乏しいということ。
    最終目標がしっかりとしていないせいか、戦術はおろか、戦略すらおぼつかない。

    ここには現代社会で得るものが多くある。
    何事にも物事の最終目標というのが存在するが、それを忘れて眼前のことだけをやってしまいがち。
    しかし、この目標と言うのを意識しているだけで、大きく成果は変わってくる。

    もう一度、自分に問い直してみたい。

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    2009年10月04日
  • 翔ぶが如く(六)

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    どちらかというと伏線の話。
    西南戦争に向け着々とした動きが描かれている。

    当時も今も人間の本質は変わらない。
    一部の有能なものに使われるのが大多数の人民と言うのはわかる気がするなぁ。
    それを取り違えた平等精神が今の日本じゃないだろうか。

    リーダーはなるべくしてなるもの、単に年功序列じゃダメだよね。

    強烈な思想に基づいた行動、してみたいものだ。

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    2009年10月04日
  • 新装版 歳月(上)

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    司法卿・江藤新平のツンデレ小説
    尾去沢事件で井上を政治からひきずり降ろしたり、山城屋和助事件で山縣有朋筆頭 長州軍閥を袋叩きにしたりと
    やりたいHODAI!!
    この時代の政治家には珍しいケッペキさというか、勧善懲悪主義というか、とにかく情状酌量の余地ってものがありません
    マッハGO!GO!GO!でございます☆

    それにしても江藤新平て、常に単独行動だなあと思ってたけど、要するに、友達いないんですね☆
    同郷の大隈重信ともウマがあわなくてイライラ。(あれれ?でも維新前はともに国学者・枝吉神陽のもとへ通った仲なのに?

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    2010年01月05日
  • この国のかたち(一)

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    ネタバレ

    購入詳細不明。
    2016/6/9〜2016/6/15

    長らくの積読本。私の歴史観は井沢史観に支配されている(?)ので、他の歴史観のようなものに触れるために、もっといろんな歴史書に触れる必要があると思い買ったはず。司馬さんの本は、浪人時代に「竜馬がゆく」を読んだだけであるが、なかなか面白かった。二巻以降まだ買っていないが、全巻読んでみたいと思う。

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    2016年06月15日
  • 北斗の人 新装版

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    幕末の3大剣術道場の一つである北辰一刀流の創始者、千葉周作の話。古流剣術に見られがちな神秘性など、無駄な部分を全て剥ぎ取り、合理的な剣を一代で作り上げてしまったところにこの人の凄さがあると思う。何事でもそうだが、原理原則を自分の中で理解せぬまま、ただ教えられたことだけをするのはやっぱりダメだな、と再認識させられた本だった。

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    2009年10月04日
  • 新装版 歳月(下)

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    上巻の司法卿にまで成り上がっていった江藤新平と、下巻の征韓論以降の江藤新平は、同一人物だろうかと思える程違っていた。
    ここまで両極端な性格がどちらも表に出た人も珍しいのではなかろうか。

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    2009年10月04日
  • 燃えよ剣(上)

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    恋人が買った本。新撰組副長土方歳三の人生。時勢にも自分の身分の変化にも影響されず、ひたすら自身の思いに従って生き抜く人生。たとえその思いが褒められたものではなくとも、見る人を魅了する。司馬さんは歳三をとても良く描き出している。

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    2009年10月04日