司馬遼太郎のレビュー一覧

  • 風神の門(下)

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    ネタバレ

    (上巻に記載したものの続きです)
    小説版は、ドラマ版と違って「あるじは持たない」と言っていた才蔵の主義を変えさせた(かに見えた)幸村とは、最後の挨拶を交わすシーンも無し…。(又兵衛とのそれっぽいシーンはありまするのに…)
    小幡勘兵衛のエピソードを入れるくらいなら、その辺をちゃんと書いて欲しかった気が…。
    まぁ、情緒に流れず、独特の『軽ろみ』とドライ感があるのも司馬作品の特徴なので、ウェットなシーンはあえて省いているのやも知れませぬな。(第一、『成長物語』というつもりでお書きではないのでござりましょうし)

    たぶん原作では、佐助もどこかで生きていることでしょうし、孫八さんに至っては伊賀で悠々自適の余生を送っているのでは…と思えます。
    悲しい別れが無くてホッとはするものの、ドラマを堪能した後でござりますると、一抹の物足りなさも…。

    技術のみを売り、クールで淡々としていて、世の中と正面から関わろうとしない原作版・才蔵は最初から『大人』でござりましたし、物語終幕後もきっとそのスタンスは変わらないままなのでしょう。
    ただ、「恋なんか…」と言っていた彼が、一人の女性を大事に生きて行こう…と思うようになった事のみ大いなる変化だった、と申せましょうか…。

    途中幾つかの恋はあるものの、原作では『最初に恋うた女(隠岐殿)』を最後に手に入れる、というところで一本の筋を通している印象がござりまする。(その点ドラマは『揺らぎ』が感じられます)(『初恋実らず』…。リアルと申さば、リアルな『揺らぎ』)
    ドラマ版の変更キャラクターを思い出さなければ、原作は原作で爽やかな終幕でござりましょう。

    ドラマ版大好き者として、畏れ多くも原作にあれこれモノ申してしまいましたが、この原作に忠実な映画か、単発モノのドラマも観てみたい気がいたしまする♪

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    2012年04月23日
  • 風神の門(上)

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    ネタバレ

    今回の再読で改めて気が付いたのは、原作の才蔵が、物語の始まりと終わりとで、人間的にあまり変わっていない…ということです。
    (以下、TVドラマ版との比較が入った感想文です。数年前の過去ブログからの転載です)

    物語の骨子としては『惚れた女を追いかけているうちに徳川Vs豊臣の戦に関わり、栄達等は得られなかったものの、かけがえのない恋人を得る…』というものですが、ドラマ版の才蔵は、その過程で大切な人とのつらい別れを幾たびか経験します。

    己の才を恃み、自由気まま、無邪気で無鉄砲に世の中に飛び出したドラマ版・才蔵、いろいろな人々と関わるうち、人間的に『何か』が少しずつ変わっていくのが伝わって参ります。
    最終回では『その人々』を思い起こす才蔵の表情に、初回あたりでは感じられなかった人間的な深みのようなものが漂い、彼と共にその人々を涙ぐむ思いで懐かしんだもの…。

    原作では、才蔵と関わった幾人かの登場人物が、『最後の見せ場』を与えられないまま、フェードアウトして行ってしまいます。

    ドラマで視聴者をおおいに泣かせたシーン、獅子王院に見送られ悲壮な旅立ちをした青子姫、原作ではかな~りウヤムヤのまま退場させられております。
    預け先の堺から、所司代の手に落ちた…と判っても、原作版・才蔵、「ま、しょうがないか~」という反応…。
    俊岳さまもいつの間にか消えてしまっておりまするし、ドラマとはおおいに役どころが違い『才蔵ガール』の一人だった小若も、一応別れのシーンらしいのはあるものの、消息不明…。

    その中では、お国との訣別や獅子王院の最期はきっちり描かれているほうでござりまするが、これらの『別れ』自体は原作版・才蔵の精神根幹を揺るがすほどのものではござりませぬ。
    (以下、下巻のレビューに転載いたします)(ペコリ)

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    2012年04月23日
  • 十一番目の志士(下)

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    面白かった。登場人物がいちいち大物だらけで「それは出来過ぎだろ」と思うところもあったけど、そこは司馬エンターテイメント。

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    2012年04月22日
  • 新装版 箱根の坂(中)

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    中巻では早雲が京を離れ駿河に下り、今川義忠の嫡子・竜王丸を後見し、とうとう今川新五郎を討つ。討伐の舞台設定も興味深い。
    当時の加賀藩の政情の考察は、当時の権力構造の一端を知ることにもなり、早雲の治世のヒントを窺うことができる。
    最終巻が楽しみだ。

    以下引用~
    ・それまでの城といえば山城で、山塞というようなものにすぎなかったが、江戸城は平地に設けられたという点で画期的であり、かつ自然の地形と人工の堀を掘り、土居を築き、さらには複数の郭を組み合わせることによって、防御力の点で従来の居館とはまったく異なる土木を独創した。
    道灌の名声の何割かは、かれが設計した斬新な構造をもつ江戸城が負っている。

    ・この無用なさわぎを可能にしているのは、貧しかった前時代~鎌倉の世~とは異なり、国々に蓄積された富というものであったろう。その富は守護の富ではなく、本来、前時代では侍の階級ではなかった国人の富であった。さらには地侍、大百姓の富で、それらの家々、一族がたがいに相続争いをするとき、すさまじいエネルギーになってあらわれてくる。
    早雲は、この時代の本質をよく見抜いた数すくない人間のひとりだった。

    ・室町幕府を興した足利尊氏は、公家の権威と銭の力で立っている南朝に対し、農村に基礎を置いていた。おりから諸国の農村は、農具の進歩と普及、品質の改良などによって空前の活況を呈していた。諸国の武家はここに根をおろし、尊氏を推戴し、過去のばけもののような公家や社寺に対抗した。

    ・室町の後期のこの時代ともなれば、百姓が数十戸あつまって一向宗の寺をたて、僧とその家族を養うまでに、農民の経済力がたかまったのである。蓮如は、そこに目をつけた。越前もさることながら、加賀は圧倒的に門徒の国になった。とくに、一弐世紀前に開拓された加賀平野の農民は富裕で、よろこんで村々に寺をたて、僧をまねいた。

    ・早雲にとって、加賀平野でおこっていることは、局地的な異変とはおもえない。

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    2012年04月21日
  • 韃靼疾風録 (上)

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    関ヶ原から十年二十年経ったあたりの日本から話が始まる。
    新しい世になった日本と、終末の近い明と、勢いの増してきたヌルハチなど女真族、そして明を倒して順を打ち立てた勢力(李自成)がちょっと出てくる。

    上巻は主人公の周りで起こる話が多く、下巻は大きな時代の流れを俯瞰する形で描かれている。
    下巻の時代の奔流は圧巻。
    下巻だけなら星5つ。

    ヒロインがアビアが気丈でしかも猫っぽくて可愛かった。

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    2012年04月21日
  • 草原の記

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    「雲の影が草原に映る」という下りがあった。
    確かにgoogleマップで見ると映ってる!
    実際に立ってみると開放感抜群でしょうね。

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    2012年04月20日
  • 韃靼疾風録 (下)

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    清朝成立時の話。筆者の韃靼人への温かい眼差しが感じられる。架空の主人公桂庄助の眼を通した文化、文明がよくわかる。12.4.8

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    2012年04月08日
  • 新装版 箱根の坂(上)

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    北条早雲の生涯を描いた歴史小説。上巻では早雲が京にて伊勢新九郎と名乗っていた頃が時代背景。
    早雲は、小田原を拠点に民意を汲む稀有な戦国大名としては有名であるが、その若い頃の生き様を理解しないと後世の偉業を語ることはできない。おそらく当時の記録は限られているのだろうが、そこに十分に紙面を割くところが司馬遼太郎らしさであり、歴史をより身近に感じさせるのだろう。

    室町後期、応仁の乱など幕府、朝廷、武士の関係が分かり難いところが多々あるが、当時の権力構造、力関係なども本著を通じて理解することができる。

    以下引用~
    ・足利三代将軍義満のとき、この小笠原のもとに、礼式の再編がおこなわれた。その義に加わったのが小笠原氏、今川氏、伊勢氏で、とくに伊勢氏は殿中の作法をうけもって整備した。のち、日本人の行儀作法や冠婚葬祭の仕方などは、このとき確立したといっていいい。

    ・日本史の奇跡は、宦官が一度も存在しなかったことである。その理由は、よくわからない。ひとつは、日本においては、平安朝も武家の時代も、後宮は女官によって運営されていた。ことさらに去勢した男子を用いなくても、女子に物事の運営能力があったということだろうか。

    ・歴代の足利将軍家は、ほとんど領地をもたず、従って民から搾る租税で食っているわけではなかった。古今東西の歴史のなかえ異例なことに、将軍家の私経済のほとんどは対明貿易の現金収入でまかなわれてきた。従って狭隘な議論を立てるとすれば(足利)義政には民の面倒を見る義務はないとすらいえる。

    ・応仁から文明につづいた京都の市街戦は、京の貴族の第館は社寺を焼き、公家たちは衣食に窮して地方の豪族を頼った。公家だけでなく、文芸、工芸の徒から料理人にいたるまでは地方に散った。このことが、京都文化の普及という意外な現象を生んだ。

    ・今川氏は塩を戦略物資のようにあつかい、領域のそとに流れ出ることをきらって、厳重に禁止していた。
    ・・・甲斐の山国で海をもたず、塩を駿河などから高い値で買わざるを得なかった。

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    2012年04月09日
  • 馬上少年過ぐ

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    以前からタイトルが気になっていた一冊。ようやく読めました。タイトルは以下の伊達政宗の漢詩から。

    馬上少年過 世平白髪多
    残躯天所赦 不楽是如何

    宇和島の天赦園 いつか行ってみよ。


    『英雄児』江戸の古賀塾で同門の鈴木虎太郎(後の無穏)遺談による河井継之助観。後の峠の着想がここに。『慶応長崎事件』英国水兵殺害事件にまきこまれた海援隊士の処置をめぐる幕末時代像。アーネストサトウの手記の引用は新鮮。『喧嘩草雲』足利戸田家に生まれた田崎草庵。足軽絵師として幕末の江戸にある。幕末の二天と呼ばれた草庵の型破りは愉快。人がその才に辿り着く旅。一度絵も見たいもの。『馬上少年過ぐ』伊達政宗が家督相続を確実とする瞬間を描いた。それは政宗最大の理解者であった父輝宗もろともの敵への銃撃指示の瞬間であった。『重庵の転々』表題作と対をなす貴重な作品。政宗が秀宗を廃嫡し、次男忠宗に仙台伊達家を継がす。あわれとした徳川により伊予宇和島伊達家が誕生した経緯を知る。土佐人重庵(山田文庵)の正義感ゆえの転々。『城の怪』夏の陣後の大阪城下の様子をリアルに描写。鍋売りお義以に弄された二人の男の運命。『貂の皮』賤ヶ岳の七本槍の一人、脇坂甚内の一生。野伏から大名に。信長、秀吉、家康を知る男が、「いかにも英雄らしい神韻を帯びた相貌は赤井右衛門尉のみ」と言ったとする。その赤井家の家宝の貂の皮にまつわる物語。七本槍も関ヶ原前には徳川に寝返り唯一取り潰されなかった一本の槍という。

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    2012年04月04日
  • 故郷忘じがたく候

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    雨が壺を濡らしている。壺は、庫裡のすみにころがっている。
    「朝鮮ではないか」
    と、U氏は縁から降りて、壺をおこそうとした。が、起きなかった。てのひら二枚ほどの破片が、濡れた地面にかぶさっていたにすぎない。
    冒頭の印象的な文章により始まる短編。
    わずか二枚の陶器の破片から、話は安土桃山時代に遡る。
    秀吉の朝鮮出兵時に、島津家により日本に強制的に連行された朝鮮人の子孫が400年経つ今もなお、故郷を思う気持ちを強く持ち続け、誇り高く生きる。
    陶芸家の沈寿官氏との語らいを軸に、民族にとって故郷とは何かを語りかける。

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    2012年03月29日
  • 胡蝶の夢(四)

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    幕末期に日本に西洋医学を導入するべく奮闘した松本良順、伊之助、関寛斎の話。胡蝶の夢とは荘子から持ってきている。「荘子―荘周―は夢に胡蝶に化った。荘周自身、自分は人間だと思っていたが、実態が胡蝶であって胡蝶が夢を見て荘周になっているのか、荘周が夢を見て胡蝶になっているのか。」

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    2012年03月24日
  • 新装版 北斗の人(下)

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    こういう形での筆の置き方もあるのか。
    却って余韻が残るというか、いい意味での切なさを感じるラストだった。

    千葉周作の遺した、北辰一刀流の極意。
    ほんの短い言葉でも彼が生涯貫いた心の有り様が見える。
    自分の決めた道を真摯に生き通すということはいつの時代でも難しいけど
    そういう人は何年経った時代でも褪せずに讃えられるんだね。

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    2012年03月24日
  • 新装版 風の武士(下)

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    司馬遼太郎の初期の作品。小気味良いテンポで話が進み、一気に読んでしまいました。古代ロマン溢れ、僕は大好きです。

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    2012年03月14日
  • 新装版 風の武士(上)

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    伊賀忍者の末裔である柘植信吾が非常に魅力的ですね。司馬遼太郎ワールドにグイグイと引き込まれでしまいました。今後の活躍が期待されますね。

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    2012年03月13日
  • 菜の花の沖(六)

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    感動した。
    船の話がとても多くところどころワンピースでみたことあるなと思っていたが、
    ラストシーンを読んで、ワンピースの元ネタはこれだったのかと感心してしまった。
    仕事を成し遂げてからのかへえがあまりにも事きれていて、とても哀しい。
    司馬遼太郎の小説の主人公はいつもそう。
    永遠に終わることなく続いていそうな主人公の物語はある日突然事切れたかのように終わりを迎える。
    人間の一生もそうなのかもしれない。

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    2015年07月14日
  • 新装版 歳月(上)

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    ネタバレ

    幕末ものといえば、薩摩、長州、土佐か幕府軍(徳川、新撰組)がメインだが、これは肥前藩の江藤新平の物語。革命に参画しなかった肥前が、江藤や大隈重信の尽力によって、いかに新政府に食い込んでいったかがよくわかる。よくそこまで動けるものだと江藤、大隈の行動力に脱帽である。そして明治新政府内部の権謀術数。電話やメールのない時代にやっているのだから恐れ入る。征韓論の背景もよくわかる。

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    2012年03月07日
  • 城塞(中)

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    次の時代を想像させる秩序だった徳川方と戦国時代の乱雑さを想像させる大坂方。見事なまでの対称性。そして、この大坂方の牢人たちが面白い。身の保身に汲々とする徳川方に対し、牢人たちは死ぬことを恐れない。金も命もいらず、ただ己の器量を世に問うために戦う。まさに「この時代の多くの牢人どもは、命を賭け物にするくらい、平気なのである」

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    2012年02月27日
  • 菜の花の沖(一)

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    黒船が明治維新、開国のきっかけであったイメージを持っていたが、廻船の発達による商品経済が江戸の封建制度をじわじわと壊していたんですね。

    ロシアについて、当時どのような国だったのか、日本人はどのように接していたのか少しは理解できるかもしれません。
    この菜の花の沖と坂の上の雲を執筆中、司馬遼太郎は何年もロシアのことを考え続けていたそうです。

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    2012年02月19日
  • 風神の門(下)

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    すごく面白い!そして、霧隠才蔵のなんて格好いい事か。戦国の世を最後まで生き抜く才蔵に、あまり見たことのない新たな戦国ヒーロー像を見ました。

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    2012年02月12日
  • 風神の門(上)

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    登場人物が生き生きと描かれている。すごく面白く、一気に読んでしまいました。さすが司馬遼太郎先生ですね。甲賀と伊賀忍者の違いが初めてわかりました。下巻への期待が広がります。

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    2012年02月10日