十一番目の志士(下)
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十一番目の志士(下)

770円 (税込)

3pt

幕末の情勢は大きな曲がり角にさしかかっていた。中央から締め出された長州藩では、勤王党の高杉晋作がクーデターに成功。そして慶応二年、ひそかに薩摩藩と手を握り、藩を挙げて幕府との決戦に肚を固める。緊迫した状況のなかで、刺客・晋助の剣は獲物を狙って冷酷に振るわれ続けていた――。

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十一番目の志士 のシリーズ作品

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  • 十一番目の志士(上)
    770円 (税込)
    天堂晋助。長州藩の下層の出ではあったが、剣の天稟は尋常ではなかった。ふとしたことから彼を知った藩の過激派の首魁、高杉晋作は、晋助を恐るべき刺客に仕立てあげる。京に、大坂に、江戸に忽然と現れ、影のように消え去る殺人者のあとには、常におびただしい血が残された。剣の光芒が錯綜する幕末の狂宴!
  • 十一番目の志士(下)
    770円 (税込)
    幕末の情勢は大きな曲がり角にさしかかっていた。中央から締め出された長州藩では、勤王党の高杉晋作がクーデターに成功。そして慶応二年、ひそかに薩摩藩と手を握り、藩を挙げて幕府との決戦に肚を固める。緊迫した状況のなかで、刺客・晋助の剣は獲物を狙って冷酷に振るわれ続けていた――。

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十一番目の志士(下) のユーザーレビュー

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感情タグBEST3

    Posted by ブクログ 2010年01月25日

    赤根武人への視点ががらりと変わってしまいそうな、司馬史観の目の付けどころに感服するばかりでした。嫌う人も多いですけど、やっぱり歴史の隙間を埋めるような、司馬先生の小説が大好きです。あくまでも小説なのに、本当にあったことのように感じてしまう、そんな不思議な作品でした。

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    Posted by ブクログ 2018年08月18日

    大坂での坂本龍馬謁見、そして新撰組のと対峙から始まる下巻。
    読み始めて間もなく主人公、天堂晋助は架空の人物だと気づ始めてからは歴史上の人物と多く関わりつつも歴史に関わらない行動をしているのがひどく気になりながら読み進めることとなった。
    とはいえ、幕末の長州藩には血気あふれた人物が有名無名含め多数排出...続きを読む

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    Posted by ブクログ 2015年06月15日

    架空の剣客・天堂晋助と、実在の“幕末オールスターズ”達との絡みが自然で、晋助は実在したのでは?と思わせるものがあります。さすが司馬さんですな。
    ただ、ラストが唐突で、結局、菊絵やお里はどうなったのか気になります。。。

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    Posted by ブクログ 2015年05月15日

    長州藩の高杉晋作に見出された天堂晋助が戦国時代の遺風を残す二刀流を駆使して、幕末長州藩のために大活躍する青春小説残す下巻。ラストに向かって、晋助の存在意義が問われ、なんとも複雑な幕切です。

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    Posted by ブクログ 2012年12月18日

    天堂の読者が知る得る最後の仕事が儚い。壮大な死を予想していただけに空虚であった。勇ましい剣豪は時代に作られた化身で、元来、根は優しい人だったのかと下巻を閉じ思った。

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    Posted by ブクログ 2012年11月08日

    主人公の天堂晋助は架空の人物と。おそらくモデルもない。一子伝承の二天一流の継承者という。土の岡田以蔵、薩の田中新兵衛、肥後の川上彦斎(げんさい)、長の天堂晋助で人斬り四人男だなと龍馬に述回させている。

    周りは司馬さん馴染みの実在千両役者の総覧騒乱。主人公が架空で自由であるから、物語はそれは自由自在...続きを読む

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    Posted by ブクログ 2012年11月04日

    とにかく晋介かっこよすぎる。
    ぜひ映画化とかしてほしい作品。
    ただ最後までキッチリ感がないのが残念…まぁ晋介はまだまだ続く!という感じでしょうか。
    しかし女性とどこまでも絡むなぁ晋介。
    そして斬って斬って斬りまくる晋介が凄い。
    ラストでは高杉晋作との別れもあります。
    途中では坂本竜馬との出会いもあり...続きを読む

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    Posted by ブクログ 2012年10月02日

    司馬遼太郎は、久しぶりに読んだ。別の作品の「人斬り以蔵」より面白かった。この作品の上巻は、アニメ「るろうに剣心」の追憶編に似てる。どこまでが史実でどこまでがフィクションか分からないところが、さらにすごい

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    Posted by ブクログ 2012年04月22日

    面白かった。登場人物がいちいち大物だらけで「それは出来過ぎだろ」と思うところもあったけど、そこは司馬エンターテイメント。

    0

    Posted by ブクログ 2012年01月03日

    なんだったのだろう。
    一人の天才に、あまりに自然に生き方を作られた。
    抗えない、見えない魅力に憑りつかれる感覚を、感じてみたいような、怖いような…。
    改めて、私の中の高杉さん像が得体のしれない、でもどうしようもなく魅かれる人になったかも。

    0

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