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Posted by ブクログ 2022年04月25日
甲賀と伊賀、岡山や島根などにまたがる砂鉄の道を取り上げている。後者がとても印象に残った。
古代から近世まで、いや現代でも鉄というのは技術の塊であり、農業、軍事などの面で欠かすことのできないものだった。それが日本にどう伝わり、どのように生産されたか、司馬遼太郎氏の考えが穏やかに伝わってくる。観光ガイド...続きを読む
Posted by ブクログ 2024年03月11日
甲賀伊賀道、大和と壷坂道、明石海峡と淡路道、砂鉄の道といった複数の諸道が一冊に含まれており、それぞれが連関していると思って読み進めたがそうではなく独立した項目。古代中国朝鮮から日本の山陰地方へ製鉄たたらの技法が伝承した事を論じる砂鉄の道が1番わかりやすかった。おおくの水と材木を必要とする鉄の製造に気...続きを読む
Posted by ブクログ 2024年01月04日
再読。言わずと知れた紀行文学の金字塔、司馬遼太郎の『街道をゆく』である。
出張やら旅行やらで地方に出かけるとき、もしこのシリーズで踏破されている土地であるならば、事前にパラパラとめくっておくことが多い。
本書の初版刊行はおよそ半世紀も前。紀行文の場合、通常ならばあまりに内容が古くなり、読書に耐え...続きを読む
Posted by ブクログ 2023年05月14日
以下抜粋
・室町末期から織豊時代にかけて、日本は、世界史的な大航海時代の圏内に入った。対明貿易が活発になり、堺や博多が貿易港になり、また松浦諸島のうちの平戸や福江は倭寇貿易の基地になった。この当時、日本側が持っていく商品には、・・・、なんといっても需要が最も多かったのは刀剣で、それに干鮑だった。
...続きを読む
Posted by ブクログ 2022年01月23日
甲賀と伊賀のみち
伊賀上野から御斎峠を経て紫香楽宮跡に至ります。
甲賀と伊賀で戦場諜報の技術が発展した共通点、一方で伊賀衆よりも時勢の中で立ちまわりに長けていた甲賀衆という対比がとても興味深いものでした。
大和・壷坂みち
橿原市に位置する今井の街並みから、高取山の高取城へ。高取城跡に残る石垣か...続きを読む
Posted by ブクログ 2017年10月28日
(01)
媒体は週刊朝日,本書収録分は1973年から75年頃に取材され,記述され,掲載されたものである.三重,滋賀,大阪,奈良,兵庫(淡路),島根,岡山などへの旅の記録であるが,筆はもちろん周囲の地域や,海や島,半島や大陸へと及んでいく.
彼らの旅行は,著者のほかにも,挿画家,編集者などのほかに,と...続きを読む
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