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Posted by ブクログ 2022年10月29日
「街道をゆく3 陸奥のみち・肥薩のみちほか」司馬遼太郎。初出は1972年。朝日文庫。
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こちらの年齢のこともあるでしょうが、小学生から舐めるように読んできた司馬遼太郎さんの中で、ずっと読んでこなかった「街道をゆく」。その魅力を発見したのが40代の読書最大の快楽と言ってもいいくらいですが、これ...続きを読む
Posted by ブクログ 2019年04月12日
街道をゆくシリーズ、初めて国内のものを読んだ。なぜもっと早くに読んでいなかったのかと後悔。
世界史しか勉強しなかった身としては、初めて知ることがたくさんあった。
あと、日本が単一民族国家であるという神話は罪づくりだなあと思う。色々な人たちがつくりあげたこんなにも多様で豊かな文化を持っている島なの...続きを読む
Posted by ブクログ 2016年06月24日
この人の著作は、小説よりもこういう作品のほうこそ味があって面白い。
私にとっては紀行文にハマるようになったきっかけでもある。
本書は同シリーズ三作目。単体としても面白いのだけど、先に一巻・二巻を読んでおいた方がより楽しめるかとも思う。というのも、『街道をゆく』シリーズの原点は一番最初「湖西のみち」...続きを読む
Posted by ブクログ 2024年01月02日
今回は東北と九州と関西と。司馬さんの周りにいる方々は癖があり、ユーモアたっぷりに描かれている。全く適していない東北での稲作の広がりと、それによる東北への差別的意識は序盤ながらも印象深いエピソードの一つ。東北に住んだ身としてはこれは今にも繋がる話であり、その差については十分認識しており、なんだかいたた...続きを読む
Posted by ブクログ 2023年03月18日
本書の中では「肥薩のみち」と「河内みち」がよかった。単純に自分とあまり縁がない所なので面白く読めました。
米を通して日本のあり様を深く思索しているのだが、はるか古代から球磨川流域は水との戦いがあったことを知りちょっと驚いた。数年前の大水害は、現在でもなおその戦いが続いているのを物語っている。もしか...続きを読む
Posted by ブクログ 2023年05月04日
以下抜粋~
・(下北半島について)
もしフィンランド人はハンガリー人がこの大地を最初に発見したとすれば、かれらはこの大空間に放牧することを考えて狂喜したであろう。
もしかれらが北欧の地に水稲を植えていれば、かれらはおそらく餓死し、こんにち国家をつくるだけの人口を残さなかったにちがいない。
・要する...続きを読む
Posted by ブクログ 2011年04月06日
鹿児島・熊本旅行の事前準備としてこの本を読んだ。相変わらず観光ガイドに載っていない地名ばかりであった。地元の友人にお願いして島津氏の難攻不落といわれた竜ヶ城に連れて行ってもらった。案の定、「そげいな場所はどこにあるでごわすか?」(※標準語でした)。城跡に入る所に看板表示はなく彷徨い、不安になりながら...続きを読む
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