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Posted by ブクログ 2019年06月19日
歴史好きのオジ様のバイブル司馬遼太郎先生!
どうも日本史に造詣がないため、イマイチ手が伸びなかったのだが、紀行文という手があった。
これはいい!私が知りたかった民族・語族・地政学的な話がてんこ盛り。
これを今の私の年齢で書いたというのだから、やはり司馬遼太郎先生は凄すぎる。自分の薄っぺらさ加減がイヤ...続きを読む
Posted by ブクログ 2015年11月11日
司馬遼太郎さんが、1971年から1972年にかけて連載した、旅行エッセイ。「街道をゆく」第2巻。
ちょうど「韓国現代史」という本を読み終えた後だったので。1971年と言えば、まだまだ軍事政権の圧に揺れながら、経済成長を胎動している韓国だったんだなあ、と思いながら読みました。
司馬さんは、当然リアルタ...続きを読む
Posted by ブクログ 2010年05月07日
今回の紀行では、国交正常化して6年後の1971年に韓国を訪ねる。
でも「韓国」ではなく、「韓のくに」紀行である。
著者は加羅、新羅、百済といった古代国家の残滓を求め、各地を巡る。
時折、日帝支配36年とその後の韓国の反日政策による波紋が、街道をゆく司馬氏を襲う。しかし著者は感情的に反発するでも過度に...続きを読む
Posted by ブクログ 2022年12月04日
「街道をゆく」第二巻。1970年台の韓国ということだからか、主に農村を周っているからか、今の私が知っている韓国のイメージとは違った雰囲気を感じる部分も少なくない。
百済新羅高句麗の三国時代の話や白村江の戦い前後の考察も面白かったが、秀吉の文禄の役の際に軍団ごと李氏朝鮮に降った「沙也可」とその末裔の...続きを読む
Posted by ブクログ 2021年04月01日
司馬遼太郎 「 街道をゆく 韓のくに紀行 」 日本人ルーツの旅。加羅→新羅→百済 の地に倭の痕を探している感じ
面白い。韓国紀行が これだけ面白いと、同じく日本人ルーツがテーマとなりそうな モンゴル紀行、北海道、壱岐対馬、沖縄も面白そうな気がする
ホテルのフロントに ぼったくられたときの言葉がう...続きを読む
Posted by ブクログ 2015年03月04日
著者が韓国を訪れたのが1971年、当時の為替相場では円とウォンはほぼ等価だった。植民地支配や反日教育の影響もあり、日本人に対する態度が今よりもずっと厳しい時代。釜山、慶州(新羅の首都)、大邱、扶余(百済の首都)など、韓国南部の都市を中心に回っている。この国が日本国の成立に与えた影響はとてつもなく大き...続きを読む
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