無料マンガ・ラノベなど、豊富なラインナップで100万冊以上配信中!
※期間限定無料版、予約作品はカートに入りません
Posted by ブクログ 2016年08月06日
全43巻からなる『街道をゆく』シリーズのなかでも、この9巻収録の「潟のみち」こそが、(35巻の「オランダ紀行」と並んで)個人的には一番好きな章。
かつては海、または沼沢地のような場所であったと思われる越後平野の、現在では新潟市や新発田市と言われる地域がこの章の舞台。
元々は稲作なんて出来るような場所...続きを読む
Posted by ブクログ 2021年03月15日
今回は、新潟、播州、高野山、佐久。新潟の低湿地は今では水田地帯だけど以前は低湿地帯だったという景色を想像してみるのが面白いです。佐久は行ったことのあるところなので特に面白く。懐古園は奥まで入ってほしかったなぁ。しかし観光地での土産物屋や食堂での音量に対する苦言は、今でも通用しますな(1970年代と比...続きを読む
Posted by ブクログ 2015年02月09日
高野山、上田などを訪れるご縁があったので、購読。
1971年から1996年まで長期連載された、司馬遼太郎さんの紀行エッセイ。その第9巻。
司馬さんだから、歴史のオハナシが当然多いです。
そうなんですが、今回読んでみて、思ったことは、2重の意味で歴史のオハナシである、ということ。
というのは、例えば...続きを読む
Posted by ブクログ 2023年09月17日
以下抜粋
・大和政権というのは要するに水稲農業を奨励し普及し、それによって権力と富を得、秩序と安定を得ようとする政権ということがいえるであろう。
極端にいえば、徳に化していることは定着して稲作をしていることであり、徳に化していない(化外)ということは、稲作をせずにけものを追ったり、魚介を獲ったりして...続きを読む
※アプリの閲覧環境は最新バージョンのものです。