司馬遼太郎のレビュー一覧

  • 竜馬がゆく(五)

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    池田屋の変を新撰組以外の目線で見ることがなかったので新鮮だった。
    長州藩、薩摩藩それぞれの性格が知れた。

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    2026年01月29日
  • 義経(下)

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    司馬遼太郎の長篇。
    源頼朝と源義経を軸に、源氏が平氏の天下を覆して鎌倉幕府の基礎を築いていく様を描いた小説。

    義経は、父・義朝が平氏との争いに敗れたことで、身分を隠して鞍馬山に入れられ、そこで幼少期を過ごす。元服後、奥州藤原氏に一時滞在した後、挙兵した頼朝の下に参集した。

    義経は生まれながらに天才的な武将・軍略家であった。その素質によって木曾義仲を破り(一ノ谷の戦い)、続いて屋島と壇ノ浦の戦いで、戦力的に圧倒的不利だったにも関わらず、平家追討を成し遂げた。

    しかし、義経はその軍才とは裏腹に、致命的に政治感覚がなく、それが故に最終的には頼朝に殺されてしまう。

    義経には感嘆すべき勇敢さはあ

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    2026年01月26日
  • 人斬り以蔵

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    武士として生きるというのは、なかなか厄介だと思った。『おお、大砲』では、江戸時代の格式ばった(ある意味)アホらしいしきたりに笑ってしまいつつも、現代でもそういう部分が残っているなぁと新鮮に感じられた。

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    2026年01月24日
  • 豊臣家の人々 新装版

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    わりと俯瞰的に書かれてることもありそれほどのめり込むという感じにはならなかったが政治的でおもしろい。周りはずいぶん振り回されたかもしれないが、何より家柄の時代に諸説あるが百姓程度の人間が一代限りとはいえ天下を取ったんだから大したものだ。

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    2026年01月19日
  • 新史 太閤記(上)

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    上巻では秀吉の出世が中心で、秀長の登場はごくわずかですが、秀吉の人物像が多く描かれていました。特に、「猿のやり方」を見て信長が驚く場面、最初から最後まで調略と謀略で動き、合戦はその一部に過ぎない、の描写が印象に残ります。秀吉のずる賢さと人の心をつかむ巧みさ、普通の武将とは違う魅力があるようです。竹中半兵衛とのシーンも多く、ドラマもあわせて楽しみたい。

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    2026年01月17日
  • 関ヶ原(下)

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    なるほど。
    いつの時代も、義より利。関ヶ原とは裏切りの戦さであったとの知識でしたが、それはこういう世界線の中で生まれるものだったのかと。
    よく理解できました。

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    2026年01月05日
  • 豊臣家の人々 新装版

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    特に前半の話が面白い。
    秀吉が権力を手にする実力がありながらも子宝に恵まれなかったこと、晩年に秀頼が生まれたことで豊臣家の人々(実際にはほとんどが養子に来た他人)の運命が目まぐるしく悪い方に転がっていく。
    秀次、小早川秀秋は凡庸、宇喜多秀家は他人事、秀長は影が薄い、北政所と淀殿は対立しているなど、後ろ向きな話ばかりで逆に滑稽になる。
    この本を読む限りは秀長はたいした人物に思えなかったが、大河ドラマ「豊臣家の人々」ではどのように描かれるのか楽しみ。

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    2026年01月03日
  • 項羽と劉邦(下)

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    cotenラジオで取り上げられていた+司馬遼太郎ということでチャレンジ。

    作品中一貫して項羽と劉邦の2人の違いが明確に書かれていた。自身の武や価値観を絶対のものとして天下を狙う項羽(力は山を抜き、気は世を覆うという言葉にそれが如実に現れている。てかこの言葉カッコ良すぎでしょ)と武などなく自分の欲求を優先しつつも周りの人間の意見を素直に聞き助けられながら結果的に天下を取ってしまった劉邦。そして誰もが項羽の天下を取ると思っていた(読者だけでなくおそらく項羽自身が1番思ってたと思う。)それがいつのまにか形成が逆転し劉邦のものになっていたという結末にも驚かされた。

    劉邦は意識していないが作品中何度

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    2025年12月30日
  • 関ヶ原(上)

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    秀吉没後の世間の雰囲気。パワーバランス。いかにして世の中は動いたのか、みたいなのがじっくりと理解できる。

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    2025年12月29日
  • 新装版 箱根の坂(上)

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    伊勢新九郎、のちの北条早雲にスポットを当てた
    作品。ここからの盛り上がりに期待。


    時代は、人よむなし[1467]応仁の乱。
    後継者問題に揺れた。弟義視、子義尚どちらか。
    継嗣の揺れをきっかけに内乱に発展。舞台は京都。
    東軍|細川勝元(畠山政長・斯波義敏・足利義視)対 西軍|山名持豊(畠山義就・斯波義廉・足利義尚)。

    結果、室町幕府は衰退し、戦国時代の幕開けのきっかけとなった。

    〜〜〜〜〜
    足利義政 室町幕府第八代将軍
    足利義視 義政の弟
    日野富子 義政の正室。子は、義尚。
    細川勝元 山名持豊

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    2025年12月28日
  • 豊臣家の人々 新装版

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    ネタバレ

    優秀な軍師・竹中半兵衛や秀長がいたにもかかわらず崩壊していく豊臣家の様子が面白かった(笑)あまり歴史小説に登場しない人についての話とかもあって楽しめた(笑)

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    2025年12月27日
  • 故郷忘じがたく候

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    読書仲間が鹿児島に帰省した時に読んで、強く感じるものがあったと聞いた。その話に触発されて久し振りに司馬遼太郎の世界に触れることになった。
    若い頃、彼の小説にのめり込んで身につまされながらよく読んだがこの作品は題名が気になりながらもついつい読まずにきたものだ。

    歴史的な紀行文とでもいうのだろうか、翻弄される
    民族精神やナショナリズムについて考えさせる。
    45歳頃の作家として乗りに乗った時期の作品で、
    冴え渡る文章と独特の表現が心のひだを刺激する。

    沈寿官は370年前秀吉の朝鮮出兵で、薩摩軍団に南原城の戦いに敗れて捕虜となり、日本に連れてこられた高麗人陶工の末裔である。彼は集団の代表家系の14

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    2026年01月06日
  • この国のかたち(一)

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    司馬遼太郎氏の文藝春秋に連載していた随筆集。

    あとがきに氏のこの本への思いが語られている。絶望感で終戦を迎えた20代のご自身への「手紙」として書いたこの随筆は、文化や人、風習、東アジアなど様々な視点でこの国のかたちなるものを書かいている。

    いろいろ騒がしい世の中になり、司馬氏がご存命なら今の状況をどう思うだろうか、とぼんやり夢想しながら読みました。

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    2025年12月20日
  • 夏草の賦(下)

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    ネタバレ

    強盛を誇った織田信長も本能寺で明智光秀に打たれる。しかし、その跡を襲った豊臣秀吉による四国征伐で土佐一国に押し込められた長宗我部元親。秀吉に屈服した元親は息子・信親に期待を込める。
    秀吉による島津討伐の先陣として仙石秀久の元で戦う長宗我部親子。

    信親が真っ直ぐで微笑ましい。下巻は菜々やお里の出番が少なくてちょっと残念。

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    2025年11月13日
  • 翔ぶが如く(四)

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    西郷従道の行動力

    ・心即理(しんそくり)は、宋明理学における命題の一つ。心こそ理であるとする[1]。中国南宋の陸象山や明の王陽明が定義した。
    人間は、生まれたときから心と理(体)は一体であり、心があとから付け加わったものではない。その心が私欲により曇っていなければ、心の本来のあり方が理と合致するので、心の外の物事や心の外の理はない。よって、心は即ち理であると主張した。
    ・君子は器ならず

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    2025年11月08日
  • 関ヶ原(下)

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    いよいよ、関ヶ原の合戦の場面になる。
    信州上田城で徳川秀忠を足止めにした真田昌幸、黒田長政が家康からの褒辞を父如水に報告した時の一言「家康から右手を押しいただいた時、そちの左手は何をしていたのだ」と言った黒田如水、有名なエピソードを改めて読み、歴史の旅を楽しんだ。
    もしも関ヶ原の合戦が長期戦になり、黒田官兵衛(如水)が天下取りに乗り出したら、もしも小早川秀秋が裏切らなかったら、その後の歴史はどうなっていたのか。
    歴史って面白い。

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    2025年11月08日
  • 項羽と劉邦(上)

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    宦官 趙高
    秦王朝の二世皇帝 胡亥

    陳勝・呉広の乱 前209年
    中国史上初の農民反乱
    王侯将相いずくんぞ種あらんや
    (王や貴族も所詮同じ人間ではないではないか!)

    定陶の戦い 前208年
    秦の章邯 対 楚の項梁

    鉅鹿の戦い 前207年
    楚の項羽 対 秦の章邯

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    2025年11月05日
  • ビジネスエリートの新論語

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    サラリーマンの悲哀を描いている。と言えば四捨五入し過ぎだが、この稼業が、いかに理想として人生を燃えたぎらせるものがないか、ましてや出世だけがロイヤルロードでもなくなった今(当時)、仕事はこなして、アフターファイブを充実させるのが吉、という達観が本書には通底している。
    そのうえで、曰く、愚痴ほど生産性のないものはない、議論モードはロクなことがない、時には人生意気に感じるといった感性を持つべきだ、との持論展開。さすがに昭和三十年当時の著者の持論であり、真新しくはもちろんないし、今となっては通じない考え方も多いが、とにかくも人生の大先輩の言として愉しくは読めた。
    後半の女性蔑視全開のパート(女性は職

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    2025年10月26日
  • 竜馬がゆく(三)

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    移動手段が馬か徒歩かしかない時代にここまでたくさんの地に足を運べたが竜馬の強さだと感じた。まさに竜馬がゆくのタイトル通り。

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    2025年10月23日
  • 関ヶ原(中)

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    狐の三成と狸の家康がバチバチに情報戦をしているが家康が一枚も二枚も上手。
    家康の謀にまんまと三成が乗せられ、戦さに持ち込まれてしまうのはわかっているストーリーだけどヒリヒリする。
    この中巻ではいよいよこれから関ヶ原の戦いがはじまるぞという場面で下巻に続くのである。

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    2025年10月22日