司馬遼太郎のレビュー一覧
-
購入済み
永遠の青春小説
この有名な司馬遼太郎の原作を、だれかが「永遠の青春小説」と評していたことを思い出した。これほど売れてNHKの大河ドラマにもなった原作なのに、コミカライズが初めて というのに驚いた。絵柄はやや癖があるが、落ち着いた出だしで次巻以降が楽しみである。
-
Posted by ブクログ
1963(昭和38)年刊。
幕末の頃の、攘夷運動などが盛んになりしきりと「暗殺」が流行した時勢を題材とした歴史小説集。司馬遼太郎さん自身は「暗殺は嫌いだ」と思いながらこの連作を書いたそうだ。
文体とか書法に独特な癖があるが、流麗に話が進行していく。そんなに読みやすい方ではないと思うが、世には熱烈な司馬ファンが相当数いるらしいから、人を夢中にさせる魅力があるのだろう。
かなり史実に基づいて書いているようだが、もちろん、人物に命を吹き込みしゃべらせたり独白させたりするにあたってかなりのフィクション化が施されている。当然そこも作者の歴史観によってコントロールされており、全体として世界が統一さ -
購入済み
時代劇っぽい作画ですね
司馬遼太郎氏の出世作を漫画化しているので、内容は良いと思います。
ただ、史実というよりは青春小説ですので、フィクションとして楽しむのが良いのでしょうね。 -
Posted by ブクログ
織田信長はこの時代の主役である。
信長公記、太平記、徳川家康などなど、
どの物語に登場し、活躍する。
いろいろなエピソードも惹きつけられる。
そのため誇張されているのではという
気がしないでもない。
この書では全面に出ていない。
1、2巻の続きでもあるので、
前半は斎藤道三は絡んで話は進む。
中盤から織田信長が出てくるが
同時に明智光秀も登場する。
今まで読んだ時代小説では
あまりパッとしない光秀だが
今作では、重要人物として描かれている。
信長と光秀、そして道三。
この三人を主要人物として話は進む。
信長編と言いながら
光秀にスポットが当たっているのが
面白い。 -
Posted by ブクログ
時節柄、ロシアの本質に迫るような本を読みたいなと思って手に取った。
副題の通り、ウラルより東の話が主なので、ウクライナの話は(クリミアの話が少々登場するする以外は)出てこないし、なんと言ってもまだソ連がある時の本なのだが、約二百年に渡るロシアと日本の外交関係を俯瞰するには大変な良書。
1945年ヤルタ協定の僅か3条の内容が、1条モンゴルの現状維持(ソ連勢力圏)、3条千島列島のロシアへの引渡(2条は日露戦争による日本の権益のロシアへの返還)、で、北方領土返還が即、モンゴルの中国返還(清朝時代の版図を正とすれば)に繋がり得るため、中国が注視している、ということは全然知らなかった。
パリの貴婦 -
Posted by ブクログ
戦国の世、牢人から国主へと成り上がっていく松波庄九郎(斎藤道三)と、その娘婿である織田信長の生き様を描いた歴史小説。
言わずとしれた歴史小説の大家司馬遼太郎ですが、読むのはこれが始めて。
第一巻は松波庄九郎(斎藤道三)編の前半ということで、金も権力もない牢人時代から始まって京の油商人となり、美濃攻略への足がかりを築き上げ……、と庄九郎が徐々に成り上がっていく過程が描かれています。
庄九郎の傲慢ともいえる自信と野心、そして一国の国主になる機会を虎視眈々と伺う様はまさに「蝮の道三」。
それでいて、人心掌握術に優れ、他者を屈服させる気迫を兼ね備えた庄九郎は、周囲の人を惹きつける不思議な魅力があり -
購入済み
司馬遼太郎と言えば シルクロードと中国。との固定概念ガチガチで読み始めました
試し読みが少なくて「絵は綺麗ね」はわかったのですが、司馬遼太郎はさっぱりわかりませんでした