司馬遼太郎のレビュー一覧

  • 街道をゆく 2

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    このシリーズ、ほぼ50年も前のものになるんですね。この頃はまだ気軽に韓国旅行というわけにはいかない時代ですが、韓国人の対日感情はあまり変わってないというか、さらに悪化しているようにも感じます。

    司馬さんは韓国の歴史、民族にもリスペクトを払っている感じを受けます。丁度今、梅棹忠夫さんの「文明の生態史観」を読んでますが、司馬さんの日本国の捉え方もその見方に近いところがあるように感じます。

    このシリーズ20巻近くまで読んで挫折しているが、改めて全巻読み通したい。

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    2022年09月15日
  • 【分冊版】竜馬がゆく(1)

    購入済み

    永遠の青春小説

    この有名な司馬遼太郎の原作を、だれかが「永遠の青春小説」と評していたことを思い出した。これほど売れてNHKの大河ドラマにもなった原作なのに、コミカライズが初めて というのに驚いた。絵柄はやや癖があるが、落ち着いた出だしで次巻以降が楽しみである。

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    2022年09月15日
  • 功名が辻(一)

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    土佐藩主、山内一豊とその妻、千代の半生を描く。

    千代の頭の回転の早さというか、先見の明が凄まじ過ぎて、一豊の反応がもどかしいことこの上ない。良くも悪くも「普通」の一豊の反応の方が当時の考えに沿ったものであるし、読んでるこちらとしては納得してしまいそうになるのは面白い。
    戦国時代を駆け抜けた夫婦の生き様、これからが楽しみである。

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    2022年09月13日
  • 功名が辻(四)

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    土佐を得てからのすれ違いが凄まじい。
    二人三脚でどうこうなるレベルを超えて出世してしまうと、自らの支えがなんだったのか分からなくなるほど眼が曇るのかと思うと、なんとも虚しく感じてしまう。

    関ヶ原までは秀逸そのものだったと思う。

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    2022年09月13日
  • 峠(中)

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     中巻、話は徐々にではあるが確実に面白味が増してきている。長岡藩の家老となり、長岡藩を密かに独立不覊のものとして存在させようとするも、大政奉還、京への藩主派遣と時代の流れはそれよりも急激すぎて、長岡藩の藩士として、侍としての生き方に固守する姿には、河井継之助自身が明晰な頭脳を持ち、大胆な行動力があるだけに、余計に悲哀さを帯びつつあるように感じた。
     自身が立つところの社会なりが、急変若しくは存在しなくなる時に、立つところを変えるか、若しくは捨てるか等どういった行動をとるべきか、この時代の人は否応なく考えさせられていたかもしれない。

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    2022年09月10日
  • 幕末

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     1963(昭和38)年刊。
     幕末の頃の、攘夷運動などが盛んになりしきりと「暗殺」が流行した時勢を題材とした歴史小説集。司馬遼太郎さん自身は「暗殺は嫌いだ」と思いながらこの連作を書いたそうだ。
     文体とか書法に独特な癖があるが、流麗に話が進行していく。そんなに読みやすい方ではないと思うが、世には熱烈な司馬ファンが相当数いるらしいから、人を夢中にさせる魅力があるのだろう。
     かなり史実に基づいて書いているようだが、もちろん、人物に命を吹き込みしゃべらせたり独白させたりするにあたってかなりのフィクション化が施されている。当然そこも作者の歴史観によってコントロールされており、全体として世界が統一さ

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    2022年08月28日
  • 竜馬がゆく 1 無料試し読み版

    購入済み

    時代劇っぽい作画ですね

    司馬遼太郎氏の出世作を漫画化しているので、内容は良いと思います。
    ただ、史実というよりは青春小説ですので、フィクションとして楽しむのが良いのでしょうね。

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    2022年08月24日
  • 幕末

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    坂本竜馬や高杉晋作、大久保利通、西郷隆盛などなどメジャー以外にも多くの人々が幕末から明治にかけて、激動の事態を生きていたことを改めて思い起こしてもらった。

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    2022年08月19日
  • 峠(上)

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     幕末の長岡藩士河井継之助を主人公とした小説。長岡藩から出て江戸、横浜、京、備中松山、長崎などを巡り巡り識見を高めていく物語の序盤であるが、まだまだ盛り上がりに欠けているところは否めない。
     ただ河井継之助という人物が、どういう下地を持っているのかということに紙片を割いているためで、中・後半にどれだけ生きてくるのかが見どころだ。
     果たして描かれているように、ずけずけと遠慮もなく物事の真実を貫いていくように断乎として譲らない人物だったのかと思うが、長岡藩が、そして時代が必要としたのは間違いなかろう。

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    2022年09月10日
  • 国盗り物語(三)

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    織田信長はこの時代の主役である。
    信長公記、太平記、徳川家康などなど、
    どの物語に登場し、活躍する。
    いろいろなエピソードも惹きつけられる。
    そのため誇張されているのではという
    気がしないでもない。
    この書では全面に出ていない。
    1、2巻の続きでもあるので、
    前半は斎藤道三は絡んで話は進む。
    中盤から織田信長が出てくるが
    同時に明智光秀も登場する。
    今まで読んだ時代小説では
    あまりパッとしない光秀だが
    今作では、重要人物として描かれている。
    信長と光秀、そして道三。
    この三人を主要人物として話は進む。
    信長編と言いながら
    光秀にスポットが当たっているのが
    面白い。

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    2022年08月08日
  • 故郷忘じがたく候

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    読書会の宿題
    初の司馬遼太郎です
    松山の坂の上の雲博物館に行った事があるのに笑

    深い事なんてわかんないシロートの感想で言うと
    歴史にそったノンフィクションのようなエッセイ
    という印象
    内容は日韓の複雑な歴史だけど
    中心人物に焦点を合わせることによって
    同じ人間のルーツのノスタルジーがじんわり感動を呼びます
    今度陶芸美術館に出かけたら韓国と薩摩の歴史を感じてみたいです

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    2022年07月24日
  • ロシアについて 北方の原形

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    時節柄、ロシアの本質に迫るような本を読みたいなと思って手に取った。

    副題の通り、ウラルより東の話が主なので、ウクライナの話は(クリミアの話が少々登場するする以外は)出てこないし、なんと言ってもまだソ連がある時の本なのだが、約二百年に渡るロシアと日本の外交関係を俯瞰するには大変な良書。

    1945年ヤルタ協定の僅か3条の内容が、1条モンゴルの現状維持(ソ連勢力圏)、3条千島列島のロシアへの引渡(2条は日露戦争による日本の権益のロシアへの返還)、で、北方領土返還が即、モンゴルの中国返還(清朝時代の版図を正とすれば)に繋がり得るため、中国が注視している、ということは全然知らなかった。

    パリの貴婦

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    2022年07月16日
  • 新装版 播磨灘物語(1)

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    官兵衛の考えでは、武士には中間がなく、源平いずれかに属して旗幟を鮮明にしなければならない。中間的存在というものはもしあり得ても双方から叩かれて結局はほろぼざるをえない。(273ページ)

    台頭する織田信長の評価においては、既存の小大名たちは信長を過小評価し、決断できず様子見に徹する。
    変化の時代においては、現状を正当化し変化を嫌う傾向に陥るものだと思うが、決断すべき時に決断することの難しさを改めて感じた。

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    2022年07月15日
  • 坂の上の雲(六)

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    ちょっと脱線が多い気が。。脱線が多い分の教養は身につくが、物語としては冗長な構文、構成になっているのが残念であると感じた。
    あー、やっと読み終わった、、という感じ。

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    2022年06月26日
  • 新装版 軍師二人

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    戦国最後の合戦に、大阪城に集った天才ふたり。
    政治的にも作戦的にも無力な秀吉遺臣の前で、それぞれの才覚で奮戦する姿に彼らの威光みたいなものを感じた。

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    2022年06月14日
  • 国盗り物語(一)

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    戦国の世、牢人から国主へと成り上がっていく松波庄九郎(斎藤道三)と、その娘婿である織田信長の生き様を描いた歴史小説。

    言わずとしれた歴史小説の大家司馬遼太郎ですが、読むのはこれが始めて。

    第一巻は松波庄九郎(斎藤道三)編の前半ということで、金も権力もない牢人時代から始まって京の油商人となり、美濃攻略への足がかりを築き上げ……、と庄九郎が徐々に成り上がっていく過程が描かれています。
    庄九郎の傲慢ともいえる自信と野心、そして一国の国主になる機会を虎視眈々と伺う様はまさに「蝮の道三」。
    それでいて、人心掌握術に優れ、他者を屈服させる気迫を兼ね備えた庄九郎は、周囲の人を惹きつける不思議な魅力があり

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    2022年06月14日
  • 世に棲む日日(二)

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    どんな小さな行動を起こすにしても、死を決意してはじめなければならない

    歴史を学ぶって大事やな。事実と異なる部分はあるやろうやけど昔の人が何を感じてどういう考えでどういった行動をしたのか想像は出来る。
    過去日本のためを思って命を賭して活動した人達のお陰で今があると思うと感謝してこの時代も頑張らないとあかんなって思う。

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    2022年06月12日
  • ペルシャの幻術師 1 無料試し読み版

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    司馬遼太郎と言えば シルクロードと中国。との固定概念ガチガチで読み始めました
    試し読みが少なくて「絵は綺麗ね」はわかったのですが、司馬遼太郎はさっぱりわかりませんでした

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    2022年05月27日
  • 峠(上)

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    久しぶりの司馬遼太郎作品。
    河合継之助なる人物を知らなかったが、読みやすい小説であり、次が気になる。

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    2022年05月09日
  • 空海の風景 上巻 (改版)

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    ニコ生の仁和寺企画や平等寺など真言宗のお寺に触れる機会が増えたが、空海とはどんな人でどんな一生を送ったのかを知らなかったので手に取って見た。小説なのか、筆者の想像の語りなのかがよくわからないままに進むのがなんとも不思議な感じがする。でも小さな子供の頃から、唐に行き恵果に会うまで、まるでドキュメンタリー映画を見ているように色鮮やかに空海の半生を見ることができた気がした。

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    2022年05月05日