北方謙三のレビュー一覧
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ネタバレチンギス紀2を読んだ。
テムジンの弟カチウンの死、トクトアに大敗するもテムジンに命を救われたジャムカ、同じくタイチウトに大敗するも全軍による奇襲でタルグダイに大打撃を与えたテムジン。南から戻ったテムジン率いる軍がついに戦をはじめ、草原には新たな戦国の風が吹き始めていた。
非常に面白かった。テムジンとジャムカが出会い、仲間になるのは想像していたがすごく良い。今後テムジンにとってはタイチウトが、ジャムカにとってはメルキト族のトクトアが宿敵になるだろうが、それぞれを打ち倒した時に2人が1つになるか、あるいは最初から背中を預けあってそれぞれの敵を叩きに行くのか、今後の展開が楽しみ。
まだ15巻分もあ -
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ネタバレチンギス紀6断金を読んだ。6も最高に面白かった!
今までの考察、感想を含め自分なりにストーリーを振り返る。
冒頭から、テムジンは金国と連合してタタル族との戦闘を行う。ここでもテムジンは持ち前の速い戦闘を展開し、勝利に大きく貢献。金国に名を売った形となった。一方で、反金国を強く掲げていたジャムカとは、ここで道を分かつ事となった。本巻では、テムジンが6騎でジャンダラン領へ出向き、ジャムカと二人で駆けるシーンがある。ここが感動的だった。2人は共に高い志を持つ親友同士のようなものだが、『どこかで、生きる道が別れた』というセリフが切なかった。さらに偶然の遭遇ではあるもののテムジンとジャムカの戦闘も起こり -
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ネタバレチンギス紀7 虎落を読んだ。
非常に面白かった。7は今までと毛色が少し異なり、大軍による戦闘の移り変わりが詳細に描かれていた。北方謙三はマクロな盤面の操作だけでなく、このようなミクロな戦場もこぼさず描けるのかと、驚嘆したよ。
7に関していえば、予想外という展開は少なかった。予想通り草原は親金国のケレイト・キャト氏テムジンが連合し、反金国のメルキト族・ジャンダラン氏ジャムカ・タイチウト氏タルグダイも大連合を作った。そして、その二大勢力による大戦争が7の大半を締めていた。目まぐるしく移り変わる戦況がつぶさに描かれており、今までのような草原の盤面がひっくり返るような驚きや急展開はないものの、戦闘は -
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ネタバレ大戦争だった7と打って変わって、8は戦が少なく登場人物一人一人を丁寧に描く回だった気がする。その分私も、一人一人と深く向き合えた。
敗走した3人のうち、タルグダイははるか南、今でいう台湾の対岸の場所でラシャーンと二人で暮らし始めていた。ラシャーンがいつか夢見たタルグダイに海を見せる事が、叶ったのはひとつのハッピーエンドだと思った。多分2人はもう出てこないだろう。テムジンが南から戻ったその時から、ずっとキャト氏の行く手を阻み続けたタルグダイ。かつては臆病な小物だったが、いつからか覚醒し、最後には勇猛果敢な武将になった。そんな彼が愛する妻とこのまま静かに余生を過ごしたとしても、誰も責める民はいない -
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楊志&宋兄弟回。(間違ってはない笑)
ラストに唖然。え?そんなことあるん??マジで??ってなった。
あ、史進回でもある。王進ー!!
ラスト一文がめちゃくちゃカッコいい。こういうのが読みたい。好き。→
楊志の不器用さ……嫌いじゃないッ!!てか、楊家は兄弟たくさんいたのに、残ったのは一人なのか……。いやまぁ、楊家将読むと、わかるような気もしつつ、楊志が不器用なの、独りだからなのかも……とか思っていたら宋兄弟からのラスト!!嘘だろ?!
いやいやいやいや??そんな感じで→
計画狂うん???いやまぁ、危ういよなーとは思っていたけど。
王進母が史進にかけた言葉に全私が泣いたわ……そうよな……まだま -
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説明不要の北方謙三版水滸伝。
一巻冒頭の一文で痺れる。最高。読み出したら止まらない。
今んとこ北方謙三氏は「三国志」「史記」「楊家将」「絶海にあらず」と、わりと国を作る側のお話ばっかり読んでいたので、水滸伝の民視点がとても新鮮で楽しい。
一般市民が「これじゃいかん」という気持ちで立ち上がるんだけど、最初が小さな一歩だし、志はデカいがどう動くべきかわからない→
そのモヤモヤ感とかもうまく表しているなぁ、と思う。
宋江も晁蓋もカリスマはあるけどスーパーヒーローじゃない。それがいい。
あ、でも林冲はヒーローだな(笑)カッコいい。
安道全と白勝と林冲のやりとり、好きだなぁ。魯智深のリクルートの旅も -
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北方「水滸伝」は4度目の再読。WOWOWでドラマ化したようだし(キャストを見るとミスマッチがひどい...)、「森羅記」が連載中なので大水滸伝シリーズを最初から読破すると決心した。「水滸伝」全19巻、「楊令伝」全15巻、「岳飛伝」全17巻、「チンギス紀」全17巻、「森羅記」既刊2巻+今後刊行分の合計70巻超であり、他の本も読みながらなので多分来年まで掛かるだろう。
とにかく初めて北方謙三の「水滸伝」を読んだ時は衝撃的だった。私を含めて大半の日本人は吉川英治の「水滸伝」「三国志」が大好きでそれに慣れ親しんできた。もちろん数多の作家が「水滸伝」を書いてきたが、いずれも吉川版を越えるものではなかった。 -
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WOWOWでドラマが始まると知って、原作のある映像作品は、‘読んでから観る’のが好きな私は、まずは2巻まで購入
読み始めたらおもしろい!おもしろいけど、登場人物が多すぎて、1ページ読む間に2度3度と登場人物紹介ページに戻らないと進まない(笑)
1巻読み終わった時点で、キャラクターや背景がしっかり明らかになった人物は10人くらいか……このあと、まだ続々と魅力的な人物が立ち上がり、あちこちでまだ種のままの事柄がどんどん大きくなってゆくのが楽しみ!!
もろもろ忘れないうちに、どんどん読み進めるようにしたいと思います……19巻までコンプリートできるのか -
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北方太平記の最後に残した一書。これを楽しく読むためにまずは『太平記』全四十巻を読もうと、相当苦労して読んだ(ついでに町田康口訳も読んだ。さらに中公文庫「日本の歴史9」『南北朝の動乱』も読んでいる)結果、佐々木道誉=ずるいオッサンとしか思えなくて、苦労した甲斐がなかった。と思いきや! 『道誉なり』は、北方先生極度に人物説明をしておらず(例えば脇谷義助が新田義貞の弟だとも明示していない)、予習無しで読んでいたなら、さぞかし消化不良を起こしたであろうが、こちとら名前の出てくる武将達が何者か分かっているので、面白いのなんのって。やっぱ予習しておいてよかった! それにしても、『太平記』ではあれだけの叙述
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遂に、北方水滸伝が完結!
水滸伝から通算51巻目!!!
長かった・・・
作中で誰かが言っていたが、実に多くの英雄達が現れては消えていった・・・
好きだった登場人物
5位 豹子頭林冲
4位 黒旋風李逵
3位 青面獣楊志
2位 浪士燕青
1位 九紋龍史進
挙げてみると、やはり水滸伝のメンバーばかり・・・
これから読む人の為に北方水滸伝を簡潔に説明します。
水滸伝:北方謙三が再構成した水滸伝なので死ぬ場面や登場順番、性格も原作とは異なります
楊令伝:梁山泊の意思を継ぐ者達と生き残り達の物語!打倒宋、打倒童貫!主人公の楊令は原作水滸伝や中国史には登場しません!
岳飛伝:中華最強の英雄岳