北方謙三のレビュー一覧

  • 楠木正成(上) 新装版

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    素晴らしい。まさしく「北方太平記」の集大成。乏しい史料を元に、楠木正成がなぜあのような戦をしたのかを徹底的に考えて物語を構築したのだろうな。全頁に作家としての力量が漲っている。その筆力に感動する。楠木正成を臆病者として造形したのもよい。人物に奥行きと深みを与えている。もちろん、ここに描かれるのは作家の想像(推測)、創造したものだけれど、実際そうだったのではないかという気にさせられる。下巻が楽しみ。

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    2025年11月05日
  • 水滸伝 七 烈火の章

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    ネタバレ

    7巻です。
    もったいないから自分で自分をじらしてゆっくり読んでいるのだけど、これだけ登場人物が多いのにこの人誰だっけ?とはほとんどならないのは作品の強さのおかげですね。
    敵も味方もインパクトの強い、思い入れがある人物ばかりだからね。

    本巻ではそんな思い入れのある人物がまた亡くなってしまいました。
    官軍も参謀に聞煥章が加わり、青蓮寺が益々手強くなってるから仕方がないのだけど、赤札が増えていくのは辛いです・・・
    地味に時遷がショックで・・・
    次巻で馬桂周辺のけりが付く予感。ハラハラし過ぎて体に悪いから早く決着つけてほしいです。

    そして最後にお決まりの宋江評。
    相変わらず足手まといのお花畑なお方

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    2025年11月03日
  • 森羅記 一 狼煙の塵

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    モンゴルではチンギスの孫にしてトルイの長男モンケが王位に着き、次男のクビライが大陸を放浪、海を目指す。日本では鎌倉時代時の執権北条時頼が来たる脅威に備え水軍の準備を着々と進めていた…。新たな英雄達の物語が始まる!

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    2025年11月02日
  • 水滸伝 二 替天の章

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    やはり面白い!
    キャラクターの一人ひとりが活き活きとし、その場の情景が想像しやすく、あっという間に読み終わってしまいました。
    続きは長いので、電子書籍に落として、ゆっくり読み進めて行こうと思います。

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    2025年10月23日
  • 岳飛伝 十五 照影の章

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    梁山泊の108星の生き残りも僅かとなってしまいました。

    楊令伝で活躍した次世代英雄達も年を取り始めてきます。

    本館で岳飛は南宋軍に不意を突かれ瀕死の重症を負ってしまいます。
    何回目でしょうか?
    岳飛が生死を彷徨うのは・・・

    物語を振り返ると岳飛ほど負けた将校はいないのではないでしょうか?
    決して弱い訳ではないのですが負けの局面に向かってアガラエナイ岳飛・・・
    ずっと一緒に戦って行くのかなぁと思うような仲間達が本館でもこれ迄も沢山死んできました。

    しかし、負けてばかりの岳飛ですが中国最高の英雄の一人である事は間違いありません。


    そんな岳飛伝も残すところ後2巻で終了となります。
    とても

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    2025年10月18日
  • 水滸伝 二 替天の章

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    潘金蓮への思いを爆発させて、死なせてしまった武松。これからどう罪を償っていくのか経緯を見守りたい。生きるということはつらく苦しいのだけれど、作品全体を通して、なんだかあったかいものを感じます。

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    2025年10月16日
  • 水滸伝 一 曙光の章

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    王進のお母さんが鮑旭に根気よく教育をしてあげるシーンで、なんか涙がこぼれてとまらなかった。「母は褒めてくれるだろう。」ってもう…母って偉大すぎる。

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    2025年10月08日
  • 森羅記 一 狼煙の塵

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    新シリーズでもあいも変わらず北方節!
    デビュー作から何十年も・・・・
    これが良い!全く飽きない。
    また数年間楽しませて頂きます。

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    2025年09月28日
  • チンギス紀 十二 不羈

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    第12巻は金国との戦いが決着。そして初期メンバーのダイルが、ヤクが・・・
    チンギスの子・孫が活躍して世代は変わりつつあるけど、ボオルチュもまだまだ頑張ってくれ!
    と思う私でした。

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    2025年09月27日
  • 楊家将(ようかしょう)(上)

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    詳しい感想は下巻に



    以下、リアルタイムツイート

    今は大事に取って置いた楊家将読んでる( *´艸`)
    謙三の描く漢がやっぱり一番好き。カッコ良すぎるたまらん。
    あと、クズがちゃんとクズ(笑)

    楊家……バチくそにカッコいいんだが!!
    六郎&七郎最高すぎるし四郎も好きだし、いや、やっぱり延平……違うな、楊業やな。長男以外も全員ちゃんとシゴデキに育てる父ちゃんカッコ良すぎるッ!!

    え??まさかのボーイミーツガール?!謙三の歴史小説でボーイミーツガールが見れるとは……!!(絶対違う)

    蕭太后←王欽招吉とかも……好き!!こういう関係、いいよいいよ!もっと読ませて!(落ち着け)

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    2025年09月22日
  • 楊家将(ようかしょう)(下)

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    10世紀末、北漢の軍人として生きてきた楊一家は様々な要因で宋に帰順する。北漢を飲み込んだ宋は北の国遼と対峙するが……。

    楊家が強いッ!そして遼側にも魅力的なキャラクターが多すぎるッ!!文庫版上下巻と読みやすいし、北方歴史小説入門にピッタリ!!→

    楊業の強さ&親父殿感が最高。六郎&七郎の末っ子コンビも、延平のお兄ちゃん感も、一人だけ空気感が違う四郎のキャラ立ちも良すぎる……。遼サイドは帝が幼い故に全権を握る蕭太后(帝の祖母)が40代という若さ&抜群の戦センス&豪胆さで強キャラ感すごい。そこに従う武人たちがまたいいんだよなぁ→

    白き狼の異名を取る耶律休哥は抜群に強いし、総指揮をする耶律奚低は

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    2025年09月22日
  • 水滸伝 一 曙光の章

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    高校の頃に、何かの問題文として出題され、それ以来ずっと読みたかったけど、巻数が多いことから手を出さなかった。

    なんてもったいないことをしてきたんだ、めちゃくちゃ面白かった! 早く続きが読みたい! どうして手元に続きがない? 明日、買いに行きます。

    林冲〜〜! かっこいい〜!

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    2025年09月20日
  • 森羅記 一 狼煙の塵

    購入済み

    森羅記

    『チンギス紀』に続く北方謙三氏の歴史小説。モンゴル帝国の建国を、英雄たちの視点からダイナミックに描く。登場人物の葛藤や思惑が丁寧に描かれ、歴史の重みと人間ドラマが感じられる。読者を惹きつける熱い筆致は健在。

    #アツい

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    2025年09月16日
  • チンギス紀 十一 黙示

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    チンギスが金国に本格的に攻め入る回。
    抑圧された女真族から阿骨打が起こした金国も熟しすぎて根本が腐りゆく国に成り果てているのは過去作から見ていると盛者必衰を感じずにはいられません。
    間をおいて読んでいるとチンギスの弟なのか息子なのかよく分からなくなってきましたが、偉大な父/兄を持つ家臣たちの心労と成長が伺えます。

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    2025年09月12日
  • いつか友よ 挑戦シリーズ5

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    とうとう「挑戦シリーズ」再読最終巻。もう何も言えない……。頁が少なくなるにつれて寂しく。終盤高樹が現れ、石本の消息が語られする場面で、まるで旧友にあったかのような懐かしい友の消息を聞いたような気になった。ラスト、これまで自分の生を死を他人事であるかのように思っていたと思しき竜一が生きる気になって旅だって行ったのもいい。またいつか、シリーズ再読しよう。ところで北方先生、竜一のその後を、もう書く気おありじゃない?

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    2025年09月09日
  • 森羅記 一 狼煙の塵

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    本の背が平らになった。(水滸からチンギスまでは丸かった)
    作者の意思がどれほど介在しているのかは判らないけど、何か決意表明みたいなものを感じずにはいられない。

    この先、4か月に1冊なのか5か月に1冊になるのか、とにかく続きが待ち遠しい。

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    2025年09月08日
  • 悪党の裔(下) 新装版

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    上巻の物語野進行が緩やかだった分下巻の面白いこと! 足利高氏の登場によって俄然面白くなる。それにしても赤松円心、なんとも魅力的な武将、いや、ひとりの男。そして、足利尊氏像のなんとも複雑で分厚く、爽やかで魅力的なことよ。また楠木正成も渋い。それぞれ、円心と尊氏、円心と正成の交誼、会話のやりとりもカッコ良すぎる。新田義貞軍北畠顕家軍に追われた足利尊氏が九州へ落ち延びる経緯。北方はこういう風にしたのか! 鳥肌が立った。赤松円心が日本の歴史にそんな重要な役割を果たしていたのか。史実はともあれ、納得させられる。

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    2025年09月05日
  • 風群の荒野 挑戦シリーズ4

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    シリーズ再読四巻目。石本が戦友と共に帰ってきた。より強靭なけものとなって。ペルーの山岳地帯で、ジャマイカの街で、別荘地で、またけものとけものが牙をぶつけあう。もう凄すぎて何も言えない。時代や戦闘スタイルは違うけれど、水野龍一と日向景一郎が立ち会ったらどうなるんだろうとふいと思った。

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    2025年08月29日
  • 史記 武帝紀(七)

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    七代目皇帝劉徹は宿願となる最後の匈奴戦を行う。老いを感じる劉徹、その様子に気づく桑弘羊、『太史公書』を書き上げる司馬遷。一方北の端で蘇武と李陵は同じ時を過ごし……北方版「史記武帝紀」最終巻!!

    うわぁぁぁぁぁ……(声にならない

    終わった……終わってしまった……北方先生ありがとう……劉徹を……武帝の最期をこんなに丁寧に描いてくださり……もう……それしか言えん……北方謙三版で史記を武帝紀を読めてよかった……それだけ……

    じゃあんまりなんで、とりあえず簡単にキャラごとに感想を。
    李陵!私の中でイケメン枠!→

    蘇武、登場時から180度変わった人。ラストシーンは良かった……友情に幸あれ。
    司馬遷

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    2025年08月28日
  • チンギス紀 十一 黙示

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    11巻のメインは金国との戦い。今までになかった大軍同士のぶつかり合いが見物です。チンカイ、マルガーシのお話も良いですが、森のトクトアのエピソードがなかったのはちと残念かなぁ。

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    2025年08月27日