北方謙三のレビュー一覧
-
Posted by ブクログ
ネタバレチンギス紀6断金を読んだ。6も最高に面白かった!
今までの考察、感想を含め自分なりにストーリーを振り返る。
冒頭から、テムジンは金国と連合してタタル族との戦闘を行う。ここでもテムジンは持ち前の速い戦闘を展開し、勝利に大きく貢献。金国に名を売った形となった。一方で、反金国を強く掲げていたジャムカとは、ここで道を分かつ事となった。本巻では、テムジンが6騎でジャンダラン領へ出向き、ジャムカと二人で駆けるシーンがある。ここが感動的だった。2人は共に高い志を持つ親友同士のようなものだが、『どこかで、生きる道が別れた』というセリフが切なかった。さらに偶然の遭遇ではあるもののテムジンとジャムカの戦闘も起こり、やめてくれ!という気持ちだった。ここの所、順調に力を伸ばすテムジンと対照的に、ジャムカは停滞している印象がある。『玄翁という超えるべき存在がいたテムジンといなかった自分で、差がついたのか』とジャムカはいっていたが、麾下のホーロイ含め、ジャムカに対して皆そういう印象が強いんだろう。ただ、ジャムカはここで終わる男ではないはず。タルグダイを巧みに強者に書き換えた北方先生の手腕に期待。
大きな盤面で見ると、テムジンとトオリルカンが金国と連合し、テムジンは金国の力を使って草原での影響力を強める、というのは予想通りだった。ジャムカとの別れがここまで早いとは思わなかったけど。草原は今、はっきりと親金国と親西陵に別れ始めており、いよいよ大国の代理戦争が本格化してきた印象。ただ金国も一枚岩ではない印象があり、タタル戦では金軍総帥のかんがんじょうと朝廷から派遣された者とで意見が異なる雰囲気もあり、さらに朝廷の者はトオリルカン、烏律、センムグと結び付きがある雰囲気だった。金国内部が腐っているという話も度々出てきており、これにテムジンがどうつけ込んでいくのか見所。
金国関連でいえば、かねてから私が気にしていたのがケレイト王国における烏律の金国工作員のような働きである。これが本館では、トオリルカンによる唐突な烏律の暗殺という形で、1つの決着を見た。これは本巻一番の衝撃だった。これでセンムグはケレイトの中で孤立するだろう。ハッキリと老いを意識し始めたトオリルカンが率いるケレイトが、ジャムカ・テムジンと関係の深いジャカガンボによる統制となる日も近いのかもしれない。そうなれば、今はあくまで利害の一致でしか動いていないケレイトとテムジンの同盟が、より強固になる可能性があるね。ただ、その時には、ケレイトとテムジンの挟撃を受ける形になるメルキト族とジャムカのジャンダランが連合し、ケレイト・テムジン連合と戦う流れになるだろう。ジャムカとテムジンの決着も近いのかもしれないな。
また、6ではテムジンが、運命を共にするボオルチュと妹テムルンの両思いに気づかず、母ホエルンに説教されるシーンがあった。知将の印象が強くなりつつあるテムジンの人間らしい一面が見れた気がしてよかった。
また、長らくの伏線であったイェスゲイ暗殺に手を貸したものが、ようやく判明。同じキャト氏の嫡流である、サチャベキが犯人で、テムジンはあっさり彼を倒した。「モンゴル族が統一されて困るのは誰か」と以前あなたは投げかけたので、金国の人間が関わってるのかなと思ってたけど、予想外にサチャベキだった。けど納得。
さて、これで私が記憶する限り大方の伏線
は回収されたかな。強いて言うなら、移動中のホエルンたちを襲わせたのが誰か、ということだがそれもサチャベキだったのかな?次巻は伏線と言うより、草原全体の勢力図に注目。地政学の鉄則でいえば、ランドパワーは常に侵攻される恐怖を抱えるがゆえ、逆に周辺国に攻撃的になる。これはテムジンに対する金国に当てはまる理論な気はするから、今後注目。 -
Posted by ブクログ
ネタバレチンギス紀7 虎落を読んだ。
非常に面白かった。7は今までと毛色が少し異なり、大軍による戦闘の移り変わりが詳細に描かれていた。北方謙三はマクロな盤面の操作だけでなく、このようなミクロな戦場もこぼさず描けるのかと、驚嘆したよ。
7に関していえば、予想外という展開は少なかった。予想通り草原は親金国のケレイト・キャト氏テムジンが連合し、反金国のメルキト族・ジャンダラン氏ジャムカ・タイチウト氏タルグダイも大連合を作った。そして、その二大勢力による大戦争が7の大半を締めていた。目まぐるしく移り変わる戦況がつぶさに描かれており、今までのような草原の盤面がひっくり返るような驚きや急展開はないものの、戦闘は非常に読み応えがあり、それぞれのリーダーが知略と力の限り戦う様子は胸を打たれた。
1番の見所は、ジャムカの別働隊による急襲を受けたアウラガを守るために戦ったテムジンの弟・ベルグティのシーンだったと思う。前はカサルと同じように描かれていた印象のあるベルグティだが、カサルや弟テムゲの軍人としての成長と裏腹に、登場が少なくなってるなとは感じてた。それがまさか病で療養していたとは。そしてそんな彼が、兄テムジンの将来の全てを担うと言ってもいい大切なアウラガを守るため、文字通り命懸けでかけた。最後のシーン、ボオルチュに笑いかけたこと、「カサルと共に、兄テムジンと共に生きた。楽しかった。」というベルグティのセリフは、ほんとに泣いた。
ベルグティの活躍もありジャムカの急襲を防いだテムジン軍は、その大戦争に勝利を収めた。テムジンは早速タイチウトとジャンダランを併合したが、そのスピード感は意外だった。今まで自分は、テムジンがモンゴル族ひとつにする時は、ジャムカもタルグダイも死ぬ時だと思っていたが、彼らが敗走しつつもなんとか生き延びている現状の中、併合がなされたのは予想外。今後は、ひとつになったモンゴル族に対して、ジャムカやタルグダイが最後の意地でゲリラ戦を仕掛けそうな予感。また、7ではタイチウトのラシャーンが隠居しているメルキトのトクトアと出会うシーンもあり、トクトアの戦への再登場もありえそう。
また、盟友であったテムジンとジャムカとの戦闘も、何度読んでも辛い。。ジャムカ死なないで欲しい。テムジンと一緒に、草原の未来を作って欲しいけど、それは厳しいんだろうな。
最後になるが、テムジンが盟友のジャムカと戦い、トオリルカンの臣下のように振る舞い、あらゆるものを犠牲にしてまで戦うその動機が何なのか気になった。正確には描かれてないと思う。別に謎という訳では無いが、テムジンの本当の考えは彼の部下にも読めておらず、私も一部下のようにテムジンの考えについては霧に覆われている印象を受けた。
-
Posted by ブクログ
ネタバレ大戦争だった7と打って変わって、8は戦が少なく登場人物一人一人を丁寧に描く回だった気がする。その分私も、一人一人と深く向き合えた。
敗走した3人のうち、タルグダイははるか南、今でいう台湾の対岸の場所でラシャーンと二人で暮らし始めていた。ラシャーンがいつか夢見たタルグダイに海を見せる事が、叶ったのはひとつのハッピーエンドだと思った。多分2人はもう出てこないだろう。テムジンが南から戻ったその時から、ずっとキャト氏の行く手を阻み続けたタルグダイ。かつては臆病な小物だったが、いつからか覚醒し、最後には勇猛果敢な武将になった。そんな彼が愛する妻とこのまま静かに余生を過ごしたとしても、誰も責める民はいないだろう。よく頑張った。
アインガは相変わらず強敵だが、今のところテムジンとの戦闘の意思は持っていない。草原の統一は、全部族を滅ぼすのが当たり前だと思っていたが、このまま戦う意思がなく内政に目を向けるなら、メルキト族は滅びずにひっそり生き続けるのかなと思った。
ジャムカだけは、相変わらずテムジンを倒すために動き続けていた。序盤、ジャムカが自らの老いを感じるシーンに衝撃を受けた。私の中で、彼はまだ13歳で、自領に侵入したメルキトの者を皆殺しにした血気盛んな若者だったので、それほどの時が立ったことに驚いた。チンギス紀では、意図してか意図せずか、年号を示す情報が全くない。だから、思ったより時が経ってるんだよね。また、ジャムカの息子マルガーシが、周囲の過保護を拒否し、たくましい戦士としてテムジンの前に立ちはだかりそうな気がした。盟友だったジャムカとテムジンの因縁は、ジャムカの息子マルガーシに引き継がれるのかもしれない。
また、ヌオやしょうげんきと言った古くからの仲間の死もあり、テムジンが様々なものを背負って進む様子を感じた。テムジンは人の心は無限だと知ってから、草原の長として相応しい人格に育ちつつあると感じた。ものではなく人を見ており、また周囲にはボオルチュやダイルのように冗談を言える関係性の部下もいる。トオリルカンのように裸の王様になることなく、国を大きくしているのは、リーダーの資質に富んでいることを示唆していると思う。
大きな盤面でいえば、ケレイトの裏切りを読み切ったテムジンが、あっけなくケレイトを滅ぼし併合させた。テムジン自身も語っていたように、今のテムジンは草原では抜きん出た力を持っており、際どい戦などなく邪魔するものを蹴散らすだけの戦いになりつつあり、特に今回はテムジンの強さが際立つ戦だった。テムジンにとってジャムカに次ぐ友と言えたジャカガンボが、最後まで報われることなく草原を放浪することを選んだのは少し悲しかった。
8は、全体的に戦よりも国力増強の方が重点的に描かれていて、何も無いところから国が出来上がる過程を見れて楽しい。生産、貿易、交通、教育、そして医療。いまやテムジンの行った様々な取り組みは、たしかに国を強くするのに役立っており、全てが花開けば金国にも負けない強大な帝国になることは間違いないと思った。
9の展開予想としては、ナイマンとの戦は何だかんだモンゴル族が勝つと思う。次で
テムジン率いるモンゴル族は、ナイマンの併合まで果たすのではないか。そして、金国や西遼との覇権争いに移っていきそう。
-
Posted by ブクログ
楊志&宋兄弟回。(間違ってはない笑)
ラストに唖然。え?そんなことあるん??マジで??ってなった。
あ、史進回でもある。王進ー!!
ラスト一文がめちゃくちゃカッコいい。こういうのが読みたい。好き。→
楊志の不器用さ……嫌いじゃないッ!!てか、楊家は兄弟たくさんいたのに、残ったのは一人なのか……。いやまぁ、楊家将読むと、わかるような気もしつつ、楊志が不器用なの、独りだからなのかも……とか思っていたら宋兄弟からのラスト!!嘘だろ?!
いやいやいやいや??そんな感じで→
計画狂うん???いやまぁ、危ういよなーとは思っていたけど。
王進母が史進にかけた言葉に全私が泣いたわ……そうよな……まだまだ若いんよ……うわぁぁん。・゚(´□`)゚・。史進、また一つ大きくなれッ!! -
Posted by ブクログ
説明不要の北方謙三版水滸伝。
一巻冒頭の一文で痺れる。最高。読み出したら止まらない。
今んとこ北方謙三氏は「三国志」「史記」「楊家将」「絶海にあらず」と、わりと国を作る側のお話ばっかり読んでいたので、水滸伝の民視点がとても新鮮で楽しい。
一般市民が「これじゃいかん」という気持ちで立ち上がるんだけど、最初が小さな一歩だし、志はデカいがどう動くべきかわからない→
そのモヤモヤ感とかもうまく表しているなぁ、と思う。
宋江も晁蓋もカリスマはあるけどスーパーヒーローじゃない。それがいい。
あ、でも林冲はヒーローだな(笑)カッコいい。
安道全と白勝と林冲のやりとり、好きだなぁ。魯智深のリクルートの旅も。
これから19巻までわくわくで読み進める!楽しみ! -
Posted by ブクログ
全15巻の感想。
再生・創世の躍動感。
そして続けることの難しさ。
最強の頭領たる楊令。
中盤。宿敵にして最大の敵・童貫との対決。
九紋龍・史進は一陣の「風」となり倒すべき敵を見定める。突撃。吹く先以外のものは何も見なかった。
そして大将戦。楊令と童貫の激突。
圧巻に過ぎる。そして得た勝利。
しかし、なぜ金を先に倒さなかった。童貫戦を終えて余力が残っていなかったとは言え、性善説で放置しすぎたように思う。
皇帝が統べる国、金もそうだが、あまりに大きくなると、それは宋の代わりでしかない。だからこそ楊令は真に人々のための国を模索した。同じくらいに、宋と同じようになりそうな勢力に、事前に手を打つべきだった。社会は自分だけで成り立っておらず、相互に作用し合っているものだから。交易による多少の金では、相手が満足できなくなってくる。物語後半は静かな展開が、そして来るべき不運を感じさせながら続いていく。
案の定最終盤、宋の代替国家と、さらに天災が牙を剥く。無理やり終わらせてしまった感があり残念。創作なのだから、他の道だってあったろうに。
とは言え、胸を打つセリフがいくつもある。男は必読。
あと呉用の大活躍。意外だった。
楊令と呉用は読者誰もが好きになってしまうんじゃないだろうか。
続けることは本当に難しい。創る場面では、目標が見出しやすいが、創った後は逆の状態。何を目指せばよいのかが見えなくなる。
現代社会も同じなのだろう。
読後、楊令ロスなのか、他の小説に入り切ることができないでいる。 -
Posted by ブクログ
北方「水滸伝」は4度目の再読。WOWOWでドラマ化したようだし(キャストを見るとミスマッチがひどい...)、「森羅記」が連載中なので大水滸伝シリーズを最初から読破すると決心した。「水滸伝」全19巻、「楊令伝」全15巻、「岳飛伝」全17巻、「チンギス紀」全17巻、「森羅記」既刊2巻+今後刊行分の合計70巻超であり、他の本も読みながらなので多分来年まで掛かるだろう。
とにかく初めて北方謙三の「水滸伝」を読んだ時は衝撃的だった。私を含めて大半の日本人は吉川英治の「水滸伝」「三国志」が大好きでそれに慣れ親しんできた。もちろん数多の作家が「水滸伝」を書いてきたが、いずれも吉川版を越えるものではなかった。しかし北方「水滸伝」は違った。宋江、晁蓋はもちろんのこと、林冲、魯智深、史進たち英雄豪傑108人や敵までもが人間臭く生き生きと描かれており、所謂「キャラ立ち」が従来の「水滸伝」とは段違いの読み物になっている。最終的に生き残る人物は原典とは異なるし、楊令という新キャラを生み出したこともあり、全く新しい「水滸伝」だと感動したものだ。本作での北方謙三の最大の発明は「替天行道」という旗印ではないだろうか。志を同じくする者たちが集まりベクトルを合わせるには志を表現したスローガンが必要だ。このキーワードがあることによって、他の作家とはレベルの違う新しい「水滸伝」を生み出せたのだと思う。
圧倒的な迫力と詳細な描写にあっという間に引き込まれ全19巻を読み終えたのは2005年。もうあれから20年以上が経ったことになる。
さてこの第1巻は出会いの章だ。宋江チームと晁蓋チームが顔を合わせ、将来の梁山泊の核が結成される。この先の話の展開が分かっているにも関わらず、これから読み進めるのが楽しみだ。 -
Posted by ブクログ
WOWOWでドラマが始まると知って、原作のある映像作品は、‘読んでから観る’のが好きな私は、まずは2巻まで購入
読み始めたらおもしろい!おもしろいけど、登場人物が多すぎて、1ページ読む間に2度3度と登場人物紹介ページに戻らないと進まない(笑)
1巻読み終わった時点で、キャラクターや背景がしっかり明らかになった人物は10人くらいか……このあと、まだ続々と魅力的な人物が立ち上がり、あちこちでまだ種のままの事柄がどんどん大きくなってゆくのが楽しみ!!
もろもろ忘れないうちに、どんどん読み進めるようにしたいと思います……19巻までコンプリートできるのか -
Posted by ブクログ
北方太平記の最後に残した一書。これを楽しく読むためにまずは『太平記』全四十巻を読もうと、相当苦労して読んだ(ついでに町田康口訳も読んだ。さらに中公文庫「日本の歴史9」『南北朝の動乱』も読んでいる)結果、佐々木道誉=ずるいオッサンとしか思えなくて、苦労した甲斐がなかった。と思いきや! 『道誉なり』は、北方先生極度に人物説明をしておらず(例えば脇谷義助が新田義貞の弟だとも明示していない)、予習無しで読んでいたなら、さぞかし消化不良を起こしたであろうが、こちとら名前の出てくる武将達が何者か分かっているので、面白いのなんのって。やっぱ予習しておいてよかった! それにしても、『太平記』ではあれだけの叙述なのに、よくもまあ、こんなに複雑で懐の深い魅力的な人物に仕立て上げるものよ。また、ウィキペディアの記事を参考にしてみると、この史実の裏側をこんなふううに埋め、こんなふうに再解釈するのだと、おおいに舌を巻く。やはり大作家、すごいわ。この小説でもまた、足利尊氏という人物の面白さよ。尊氏に愛憎ともにいだく道誉。二人が対峙するさま、お互いに手の内を読み合い、将来のために手を打っていくようすは、まるで将棋の対局を見ているようでめためた面白い。さて『下巻』、太平記の物語がどのように仕立て直され、二人の対決(?)はどう描かれるのか。楽しみ。
-
Posted by ブクログ
遂に、北方水滸伝が完結!
水滸伝から通算51巻目!!!
長かった・・・
作中で誰かが言っていたが、実に多くの英雄達が現れては消えていった・・・
好きだった登場人物
5位 豹子頭林冲
4位 黒旋風李逵
3位 青面獣楊志
2位 浪士燕青
1位 九紋龍史進
挙げてみると、やはり水滸伝のメンバーばかり・・・
これから読む人の為に北方水滸伝を簡潔に説明します。
水滸伝:北方謙三が再構成した水滸伝なので死ぬ場面や登場順番、性格も原作とは異なります
楊令伝:梁山泊の意思を継ぐ者達と生き残り達の物語!打倒宋、打倒童貫!主人公の楊令は原作水滸伝や中国史には登場しません!
岳飛伝:中華最強の英雄岳飛の物語!岳飛は楊令伝で登場します!岳飛VS南宋VS梁山泊VS金
色々と語りたい事は有りますが何を語っていいのか分かりません。
何れにしても、北方謙三は多くの登場人物達の視点を使い読み手を熱い気持ちにさせてくれた
!
そして、飽きさせずに完走させてくれました!!!
取り敢えずチンギス記に繋がりを持たせているようですが、少しだけ読むのに時間を置きたいと思います。
→吉川英治の三国志を全巻読破した後に読めればと思います。
前巻の最後に金国総帥のウジュが史進に討たれる!そして、討った史進もボロ雑巾のようになる。
南方から北上してきた岳飛と秦容は連合にて程雲率いる南宋全軍との決戦!
張朔の水軍は南宋水軍を捉える事が出来るのか!??
南宋許礼軍の小梁山と岳都への進撃!!!
ウジュの後任沙歇の金軍全兵力と呼延了率いる梁山泊正規軍!!!!
最後の最後まで残った戦いが終幕を迎える!!