あらすじ
港町N市にある酒場「ブラディ・ドール」。店のオーナー・川中良一の元に、市長の稲村からある提案が持ちかけられた。その直後、弟の新司が行方不明になっていることを知った川中は、手掛かりを掴むために動き出す。新司は勤務先から機密事項を持ち出し、女と失踪している事が判明した。いったい弟は何を持ち出したのか!?そして黒幕は――。ハードボイルド小説の最高峰が、ここに甦る。シリーズ第一弾!!
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社長、カッコいい!!!
北方謙三が、文学的要素を一旦端に置き「とにかく面白くて売れるもの」に集中して作った物語だと、聞いたことがあります。
映画で言えば日活とか大映の作品みたいに、わざとらしいぐらいにカッコ良くて、スキッとするお話だけどそれ以上は何も無い、みたいな路線だったそうです。
でも、一読者から言わせていただければ、その後、別の「街シリーズ」に参入、合体するくらいの面白さを内包しているのが、このシリーズだと思います。
「そんなクサい台詞、現実で言う奴は居ないだろ」とか、そんな陳腐な皮肉等を跳ね返すような躍動感がこのシリーズには確固として在ります。
一冊読んで気に入った方はどうか、このシリーズを通して読んで欲しい、出版社の手先みたいな事wを敢えて言いたくなる、そんな魅力的な作品です。
Posted by ブクログ
1983年刊作品。喧嘩、酒、煙草、女、カーチェイス、
今ならコンプライアンスが問題になること間違いなし!
シリーズ全作+約束の街シリーズ(合体)の大ファンとなりました。角川春樹が映画化を望んだとのことですが諸事情により実現せず残念。
北方健三先生、川中良一万歳!!
北方健三先生のハードボイルド小説の会心作第一弾。今は歴史小説を書かれているが、元はハードボイルド作家である。
主役は川中良一。全て川中良一の目線で書かれている。もの凄いパワーの持ち主である。
全部で18巻ある。それぞれ目線は変わり、再後に又目線は川中良一に戻る。
私は以前若い時に単行本で読んで感激したものである。以前も単行本を全巻購入し、この度はブックライブでも全巻購入している。
何度も読み返している。
北方健三先生にはもう一度ハードボイルド小説を書いていただきたい。そう強く願う!!