北方謙三のレビュー一覧

  • 楊令伝 一 玄旗の章

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    序盤、これは水滸伝の続きだ。生き残りや二世達が頑張ってるが、また振り出し近くに戻ってしまったのかと残念な気持ち。
    しかし、終盤は激アツ
    花飛麟、子午山で衝撃をうけるお約束。
    圧倒的に強い幻王軍、その描写も不気味で素晴らしい。

    今回は遼や金も戦にからむのでスケールもでかくなりそう。


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    2026年09月11日
  • 替天行道/北方水滸伝読本

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    非常に楽しく読ませていただきました。
    一読者からすると作家がどんな人かは分からない。編集者はもっと分からない。作家と編集者の関係なんて最も分からない。
    北方謙三先生と編集者山田さんの関係性が普通なのか特殊なのかまでは分かりませんが、本というものは作家と編集者の二人三脚で出来ていくものなんだなー、と思いました。
    時に喧嘩もしながら紡がれていく珠玉の物語。素晴らしい仕事だなー。

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    2026年09月09日
  • されど時は過ぎ行く ブラディ・ドール(18)

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    やっぱり漢は黙って北方謙三!
    最高に面白かった。
    ブラディドールと約束の街の終わりにふさわしい作品だった。

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    2026年09月01日
  • 水滸伝 十九 旌旗の章

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    終わった。
    旅だったと思う。読書ではなく。
    宋江と武松、それに李逵。彼らの旅路に同行していた。いろんな人との出会いと別れがあった。みんなそれぞれ事情を抱えていた。それでも生きたいと願っていた。宋江はそんな暗闇から抜け出せないでいる彼らの足元を照らす小さな光だったのではないか。
    旅は終わりを迎えた。『楊令伝』という次の旅が待っているけれど、一旦一休みしようと思う。
    宋江と李逵を失った武松の気持ちが落ち着くまでは。

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    2026年09月01日
  • さらば荒野 ブラディ・ドール⑴

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    北方謙三のハードボイルドは、いつも静謐に始まり、静謐に幕を閉じる──
    そんな気がした。

    川中良一。
    一見完璧な様で、どこか不完全で、人間臭いところを時折見せる男の生き様に、読んでいて手に汗を握らされた。

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    2026年08月31日
  • 水滸伝 十九 旌旗の章

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    ネタバレ

    童貫とのめまぐるしい最終決戦が面白い。
    皆、よく戦った。最終的に負けることは薄々わかっていたが、希望を繋げたのはよかった。

    全巻を通した感想
    先にチンギス紀を読んでいたので比べてしまうが甲乙つけがたい。戦のスケールは小さいわりに多くの登場人物がいて複雑に絡み合い面白い反面、どこで仲間になっていつ死んだか分からなくなることもあり読むのは大変だった。
    宋軍は圧倒的に強いが、政治が腐敗しており隙が多いこと、童貫があえて終盤まで動かなかったことで接戦に持ち込めた印象がある。
    やはり楊礼伝も読むしかないな。
    北方謙三作品を読むと活力が沸いてくる自分がいる。

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    2026年08月30日
  • 水滸伝 十八 乾坤の章

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    最後の公孫勝の涙に感動。

    いよいよ最終決戦。力と力の勝負はいつも紙一重。呉用はしっかり敗れた後のことも考えており、哀愁ただよう展開になってきた。

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    2026年08月29日
  • 水滸伝 十八 乾坤の章

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    ネタバレ

    ついに、、、ついに林冲が。
    目を閉じると林冲の長い歴史が走馬燈のように瞼の裏に映ります。
    あと一巻。こちらも長い旅でした。あと一巻。もはや感想の必要なし。
    堪能したいと思います。

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    2026年08月25日
  • 水滸伝 十七 朱雀の章

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    物語も終盤、梁山泊の犠牲が大きくなってきたが、なんとか陽動作戦で持ちこたえている。
    最後は宋軍が勝利しそうだが、梁山泊の志は語り継がれるだろう。
    魯達が梁山泊の歴史を楊令に語るのがエモい。

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    2026年08月24日
  • 三国志 六の巻 陣車の星(新装版)

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    六巻。諸葛亮孔明
    辺境の勇者(馬超、張衛、周瑜、幽)
    我が名は孔明(孔明の士官、天下三分の計)
    天地は掌中にあり(洪紀、曹操 vs 烏丸(袁尚、袁煕)、袁家滅亡、郭嘉の死、華佗の処断)
    知謀の渦(劉表の死、孫権 vs 黄祖、曹沖の死)
    橋上(曹操 vs 劉備(荊州、揚州)、趙雲殿、王安の死)
    揚州目前にあり(石岐、周瑜、魯粛、孔明)

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    2026年08月23日
  • 水滸伝 十七 朱雀の章

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    ネタバレ

    思い返せば、物語の一番最初に登場したのは魯達ではなかったか?その異様な風体の描写がまさに魯智深が街を闊歩する姿を想起させ、私の心を捉えたのではなかったか。魯達は私にとってはこの壮大な物語の案内人であった。彼は死の間際、無念だったように見える。梁山泊の英傑達はその死に際も他社多様だが、病に倒れるのは意外に少ない。戦乱の世の戦士としては無念であったろう。
    私はやり切ったという気持ちで最期を迎えられるだろうか?と思った。

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    2026年08月18日
  • 森羅記 三 流星の塵

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    北方謙三アニキの『森羅記』は、もちろん元寇がクライマックスで、そこに至る道を大モンゴル帝国皇帝クビライ・カーンと鎌倉幕府第八代執権北条時宗のダブル主人公で辿る物語(だと思う)なんですが、日本側の主人公北条時宗はまだ十二歳(たぶん)なんよ

    んで、この先々クビライ・カーンと相対する時宗が、な、なんと、なんと海を越えて大モンゴル帝国に見聞の旅に出るというのが、この第3巻であります

    エグい
    エグいよ、アニキ
    なにその発想
    控えめに言って天才です
    もう78歳よ?
    まだこの発想出てくるか!?

    もちろん史実にはそんな旅はありまへん
    そんなんありえへん
    将来執権になるのが決まってる人がモンゴル帝国に行っ

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    2026年08月18日
  • 森羅記 三 流星の塵

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    兄の死を受けクビライが皇帝に、実弟アリクブケをあしらいながら国を固める。一方、日本では 覚悟を決めた時宗が泰盛らとともに大陸へ。覇権を広げる大モンゴル、守りを固める南宋と高麗、そして日本…。蒙古襲来はまだ先、大モンゴルの動きが気になる。

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    2026年08月18日
  • 三国志 五の巻 八魁の星(新装版)

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    五巻。袁紹の死、跡目争い、劉備&徐庶。
    軍門(曹操 vs 袁紹、程昱 十面埋伏の計)
    勇者の寄る辺(張飛、董薫、招揺氏、張飛 vs 張衛)
    生者と死者(袁紹の死、伊籍、徐庶、劉備 vs 曹仁、八門金鎖の陣)
    制圧の道(袁家跡目争い、張衛、黒山 張燕)
    戦のみにあらず(張燕降伏、洪紀、成玄固、太史慈の死)

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    2026年08月14日
  • 水滸伝 十六 馳驟の章

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    死にすぎる、、、涙。クライマックスだから仕方ないけど。
    ただそんな中郝思文と郝きんの親子のシーンには胸が熱くなりました。

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    2026年08月13日
  • チンギス紀 十一 黙示

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    ようやく、チンギスが一人の女を選んだのか?

    という感じ。

    息子たちも成長してるようだしまたまた、面白い

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    2026年08月12日
  • 水滸伝 十五 折戟の章

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    ネタバレ

    過去最大の決戦、王英と扈三娘の結婚、子午山
    のやりとり、最初から最後まで面白い。

    楊令は色々ありすぎて14歳にして悟りの境地に至っている。このご時世が生んだ被害者とも感じた。
    「命というものは、尊い。そして、強く、同時にはかない。そう思い定めるのだ」

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    2026年08月10日
  • 水滸伝 十四 爪牙の章

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    ときどきある恋愛要素。特に王英には大金星をあげてほしい。

    でかい戦いが始まった。数に圧され全体的に劣勢だか底力で反撃に転じようとしている。
    これだけの戦いをしても民は傍観しているだけなのか。だとすれば晁蓋より宋江の考えが正しかったことになる。

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    2026年08月07日
  • 森羅記 三 流星の塵

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    ネタバレ

    2026/7発売の森羅記 3 流星の塵を読んだ。

    久しぶりの森羅記。といっても、チンギス紀に激ハマリしてたのが今年の4月だから、まだ4ヶ月も経ってないくらい。それでもどこか懐かしく、モンゴル熱を再燃させるには十分の作品だった。

    チンギス紀で感じた北方ワールドをたっぷりと感じる1作。

    ・地理的な展開と盤面の複雑さ
    元々地政学に興味があるように、地図を中心に展開される物語は大好き。今作は、過去の森羅記と比べてもよりその色が強い。モンゴルでは、皇帝に即位したクビライの弟・アリクブケが、クビライの敵である南宋や高麗と連携しそうな動きを見せた。また、日本に視線を移すと、鎌倉に対抗する勢力として、京

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    2026年08月07日
  • 水滸伝 十九 旌旗の章

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    全19巻という長さに少し身構えていましたが、読み始めると梁山泊の男たちと一緒に戦っているような感覚になり、気付けば最後まで夢中で読み進めていました。
    梁山泊に集う108人は決して正義の英雄ではなく、それぞれが過去や信念を背負いながら、自分なりの理想を貫こうともがいています。
    だからこそ、一人ひとりに感情移入してしまい、誰かが散るたびに、本当に仲間を失ったような喪失感がありました。
    戦いや軍略の描写は圧巻ですが、それ以上に印象に残ったのは、人を信じることの難しさと、志を次の世代へ託していく姿でした。
    登場人物が非常に多く、前半は人物関係を整理しながら読む必要があり、戦が続く巻では少し冗長に感じる

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    2026年08月06日