【感想・ネタバレ】いつか友よ 挑戦シリーズ5のレビュー

あらすじ

「心の痛みを忘れない猛獣、そういうのを狼(ロボ)というのよ」水野竜一の耳に女がささやいた。ペルーの村を離れ、カナダの山奥へ流れた彼はひとりの日本人少年に逢う。殺された父親の復讐のために強くなりたいという少年を、竜一は一人前のコマンドに仕立てあげる。だが、巨大な組織の前に、少年の力はあまりに非力だった。ついに「狼(ロボ)」は立ち上がる。

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Posted by ブクログ

とうとう「挑戦シリーズ」再読最終巻。もう何も言えない……。頁が少なくなるにつれて寂しく。終盤高樹が現れ、石本の消息が語られする場面で、まるで旧友にあったかのような懐かしい友の消息を聞いたような気になった。ラスト、これまで自分の生を死を他人事であるかのように思っていたと思しき竜一が生きる気になって旅だって行ったのもいい。またいつか、シリーズ再読しよう。ところで北方先生、竜一のその後を、もう書く気おありじゃない?

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2025年09月09日

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