小林泰三のレビュー一覧

  • アリス殺し

    Posted by ブクログ

    ネタバレ

    不思議の国の混沌とした脳が理解を放棄する会話が好み。
    処刑の場面が不思議の国の登場人物の陽気さがとても効いていて、かえって不気味に感じた。

    0
    2025年11月17日
  • AΩ 超空想科学怪奇譚

    Posted by ブクログ

    ネタバレ

    はじめから終盤までずっとドロドロぐろぐろした描写が続き、時々気分が悪くなりながらも、先の読めない展開が面白く一息に読み終えてしまった。生態のまったく異なる地球外生命体と心が通い合っていく場面がよかった。

    0
    2025年11月16日
  • アリス殺し

    Posted by ブクログ

    不思議な感覚で面白く読めました。
    夢と現実が交差して展開が楽しみになる
    ときどきグロい描写が効いてる

    0
    2025年11月11日
  • 忌憶

    Posted by ブクログ

    【2025年135冊目】
    やることなすこと全て上手く行かない男。男を断ち切ろうとした結果、腹話術に妄執する男に囚われる女。記憶障害を抱えながら生きる男。記憶に纏わる三つの連作短編集!

    ホラーというよりもSFみが強い物語たち。文体も不思議なものが多く、最初の方はお酒が入った状態で読んでいたので、余計に混乱しながら読んでいました苦笑

    どのお話も不思議でしたが、一番最後が一番好きでした。何も解決してないし、わからないまま闇の中って感じでしたが、まさに登場人物と同じ状態に陥っていった感じでした。

    現実と虚構の中を彷徨いたいときにおすすめです(?)

    0
    2025年11月09日
  • 家に棲むもの

    Posted by ブクログ

    まだまだ続く、故・小林泰三の角川ホラー作品新装版!本書は、表題作を含む7篇が収録された短篇集となっている。

    収録作品は以下のとおり。
    『家に棲むもの』
    『食性』
    『五人目の告白』
    『肉』
    『森の中の少女』
    『魔女の家』
    『お祖父ちゃんの絵』

    著者お得意の吐き気を催す(誉め言葉)肉々しい(?)筆致と、ラストで「あっ」と言わせ、「ゾワッ」とさせる構成は相変わらず。(「驚愕のラスト7連発!!」の帯キャッチコピーは伊達じゃない!)

    とまあ、どの話も楽しめはしたのだが、著者の他の作品と比較すると少々刺激不足で、記憶に刻まれるような作品には出会えなかった。

    一番良かったのは、やはり表題作の『家に棲

    0
    2025年10月25日
  • 完全・犯罪

    Posted by ブクログ

    文体は読みやすく、ページ数も多くないので、さらっと読める。
    連作短編集で、どれも少しブラックで不思議なお話。
    スッキリとした論理や解決が好きな方は、少し物足りないかもしれない。

    0
    2025年10月20日
  • 百舌鳥魔先生のアトリエ

    Posted by ブクログ

    【2025年119冊目】
    ある日妻が芸術に目覚めた。絵画?彫刻?陶芸?どれにも当てはまらないらしい、百舌鳥魔先生に出会って「芸術」を知ったのだという。やがて妻は飼っている魚を生きたまま部分切除するなど、常軌を逸した行動を始めて――表題作「百舌鳥魔先生のアトリエ」を含む7作の短編集。

    「ショクゴス」と「首なし」は比較的理解できて面白かったのですが、「兆」からちょっと様相が変わっていき、「朱雀の池」と「試作品三号」はちょっと理解するのが難しかったです。

    「密やかな趣味」はひたすらにグロい、でも最後の一文で「えっ、どっち?」と思わされる面白さがありました。「百舌鳥魔先生のアトリエ」はメリーバッド

    0
    2025年09月28日
  • 玩具修理者

    Posted by ブクログ

    「玩具修理者』
    第2回日本ホラー小説大賞短編賞を受賞したデビュー短編集。
    ホラー小説として紹介されますが、単なる恐怖譚に収まらない、不条理で寓話的な世界が広がっています。
    冷静で冷酷、どこか禅問答めいた雰囲気すら漂い、読み手をじわじわと追い詰める。
    ホラーという括りでは説明しきれない不思議な読後感が残りました。
    とりわけラストの収め方が好みで奇妙な納得と戦慄が同居します。 
    クトゥルー神話的存在の名前を、あえて ひらがな表記 で使われているようです。よほど好きでないとわからないかも。

    『酔歩する男』
    会話劇のような形で進みながら、登場人物たちが心理的に追い詰められていく短編。
    ホラー小説であ

    0
    2025年09月22日
  • 人獣細工

    Posted by ブクログ

    ネタバレ

    人獣細工。人体実験の末に生まれた愛も何もないオモチャのような存在。吸血狩り。吸血鬼だと思っていたけど本当はただの人間だったのでは?ともとれるこの2作はラストの「本」に関しては読みづらく、何が書きたいのかもわからないまま本を閉じた。

    0
    2025年09月22日
  • 玩具修理者

    Posted by ブクログ

    玩具修理者、いや〜なグロさが良かった。
    酔歩する男、難しい……。でも、意味のわからない悪夢をずっと見続けてるような不快感があって、玩具修理者とは別ベクトルで怖くて良かった。

    0
    2025年09月20日
  • クララ殺し

    Posted by ブクログ

    前回ほどは…
    やはり複雑な設定とトリックに頭がこんがらがる…個人的にはオチ含め「アリス殺し」のほうが好き
    最初は苛立つくらいだった会話のテンポも段々と癖になり、ビルが可愛くなってくる。ずっとバカっぽく頑張ってて、とてもいいキャラだなって思う。

    0
    2025年09月17日
  • 大きな森の小さな密室

    Posted by ブクログ

    ミステリーには様々なトリックのジャンルがありますが、トリック毎の短編集。
    トリックを際立たせるためだとは思うのですが、一つ一つの話がとんがっている感じでした。
    小説を読んでいるというよりは、ドリフターズのコントを見ているような感じ。

    短編だから、話によっては結構無理やりな展開に感じることもありましたけれど、トリックの違いを感じられたのは面白かったです。

    0
    2025年09月11日
  • 未来からの脱出

    Posted by ブクログ

    ネタバレ

    老人ホームのような施設で暮らすサブロウ。
    どれだけ考えても過去の記憶がない。
    年寄りだから仕方がない・・にしてはおかしい。
    謎を解くために仲間を作って脱出を試みるも、記憶をなくして施設に戻される、の繰り返し。

    面白かった。
    これが遺作とはなんとも残念。

    0
    2025年09月03日
  • 大きな森の小さな密室

    Posted by ブクログ

    評価の難しい短編集。
    真面目に読むとスカされてるような印象だが、ニヤニヤしながら全体枠を眺めつつ読むと楽しめる作品でした。作者のブラックさを楽しみましょう。

    0
    2025年09月01日
  • 大きな森の小さな密室

    Posted by ブクログ

    小林泰三入門編ともいえる短編集。
    笑えば良いのか悲しめば良いのか呆れれば良いのか悩む感覚が楽しい。
    ユーモアと狂気は紙一重なんだな。
    『自らの伝言』のリアルなブラック加減が好み♡
    もう新刊が読めないという絶望を何度でも噛み締めたい。

    0
    2025年09月01日
  • 玩具修理者

    Posted by ブクログ

    表題作「玩具修理者」と「酔歩する男」という二編が収録。いずれも「死」という絶対的な境界線を踏み越えようとする物語であり、死体の再生や蘇生というSF的発想を出発点としながら、その発想が徐々に狂気へと変質していく様が描かれる。狂気のホラー短編集。

    「玩具修理者」は、壊れた銃やおもちゃ、さらには死んだ猫までも“修理”してしまう謎の男が登場するホラー作品です。
    死体の損壊した部位を銃の部品で補うなど、修理の定義が常軌を逸しており、生き物と無機物の境界が曖昧になっていく過程が濃密に描かれています。短いながらもテンポよく、異様な存在感を放つ“修理者”のキャラクターが魅力的で、ブラックユーモアと不安が共存

    0
    2025年08月08日
  • ドロシイ殺し

    Posted by ブクログ

    ネタバレ

    アリス殺し、クララ殺しに続くシリーズ3作目。
    アーヴァタールとの繋がりがとてもわかりやすく、読みやすかった。ただ、その分叙述トリック的なものはないので驚きは先の2作よりも少ない印象。

    人獣細工や玩具修理者などの同筆者の別作品との繋がりがあったので、そっちも読んだ方がいいかも。
    人獣細工は読んだことがあったので理解できたが、玩具修理者を読んでいなかったため、最後がよく分からなかった。

    0
    2025年07月25日
  • クララ殺し

    Posted by ブクログ

    とても難しい作品でした。

    何度も心が折れそうになりましたが、キャラクターに魅力があり、どんどん惹き込まれていきました。
    前作に引き続き叙述トリックが魅力の作品です。
    誰が誰のアーヴァタールなのかを予測しながら読むのがおすすめです。

    0
    2025年07月22日
  • 忌憶

    Posted by ブクログ

    「器憶」が個人的に良かった。
    二吉シリーズの第1弾ときいて読んでみました!
    「殺人鬼にまつわる備忘録」でよく分からないところが補完できたのが良いね。ちょっとグロいので苦手な人は注意かも。

    0
    2025年07月20日
  • 家に棲むもの

    Posted by ブクログ

    少しずつ歪んでいる人々の狂気の顛末。
    どちらかというと小林泰三はもっとグチャグチャドロドロしているイメージでそれを考えると控えめな感じ。でも最初と最後の話は狂気性と気持ち悪さが流石と思う。

    0
    2025年07月13日