小林泰三のレビュー一覧
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続巻が出ても出なくても通じるような終わり方だった。わざとなんだろうか。
簡潔にいうと、超能力者集団(組織)vs.一般人(主人公)の闘いを描いたハイパークローン戦争…みたいなもの? マンガちっくでラノベっぽいノリで書かれていた。
そんな所は【ネフィリム】に近いのかもしれない、仕組み的には【AΩ】のほうが近い気がするけど…元ネタがありそうな所が。
ラノベ的とはいっても、アプローチの仕方は理系の小林さんらしいかも。
ひとりvs集団の闘い…それも相手はどんなとんでもない超能力を持っているかわからないとくれば、不可能で無謀な事のようだけど、主人公はどんなに相手との力量差があろうとひるまず向かっていく。 -
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知り合いが「ハードSF読みたいならこの短編いいよ」と薦めてきた一冊。
様々な舞台や設定を元に生み出された短編集。一つ一つはまったく別物のように見せながら、最終的には一つに収斂していくという、よくあるパターンのひとつです。大好物です。
読み口はあっさりしていますが、分類はかなりのハードSF。実際に各短編に出てくる数値を計算してみると、かなり数式に忠実に世界が構築されていることが分かります。その徹底振りから著者が生粋の変態であることが伺えます。
関数電卓を片手に計算しながら読むと色々わかって面白いと思います。もちろんそこらへんを意識しないでも特に問題なく物語として読んでいけるのが、この本のウリで -
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奇妙でどこかねじくれた世界。「レイ」を探す女性と探偵。
後味の悪い話って基本的に苦手なのですが、なんかこの話の主人公たちにはそいうものを感じないんだよなあ。
なんでそうなる?! と思うことはあっても、恐怖するというより笑ってしまう。
その独特さも小林泰三の持ち味だと思うんだけど。グロさと共存する可笑しさ。笑えないけど笑える。やっぱり小林さん好きだ。
「ものぐさ」は、読んでてイライラするけどこういう考えって自分でも無意識にしてるなあ、とちょっと反省した。
「自分が行動できないこと」を棚にあげて勝手に誰かに期待して勝手に絶望して、勝手に憤る。
ちょっとせつなくなりました。
あんまり後味が悪くな -
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「わたしが目を覚まさないように気をつけて」隣室に棲む土気色の肌の女は言った。指の付け根で目を擦りながら――この世界すべてを夢見ているという女の恐怖を描いた表題作、物理的に実行不可能な密室殺人を解明する驚天動地の推理劇「超限探偵?煤v、無数の算盤計算によって構築された仮想世界の陥そう「予め決定されている明日」ほか、冷徹な論理と呪われた奇想が時空間に仕掛ける邪悪な七つの罠。(裏表紙より)
宇宙船クラーク号乗組員・西山下腕彦はドッキングした有人基地A3の内部で頭部を切り離された五人の男女の死体を見つける。その中には喧嘩別れしたままの頭角河子がいたのだ。「脳食い」
空から吹く風の正体に興味を馳せてい -
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■内容(「BOOK」データベースより)
犯罪抑止のために開発された「人工脳髄」。健全な脳内環境を整えられることが証明され、いつしかそれは一般市民にも普及していった。両親、友達、周囲が「人工脳髄」を装着していく中で自由意志にこだわり、装着を拒んできた少年に待ち受ける運命とは?人間に潜む深層を鋭く抉った表題作他、日常から宇宙までを舞台に、ホラー短編の名手が紡ぐ怪異と論理の競演。
■感想
表題の脳髄工場は途中まではものすごく面白かったんだけど、最後がしょぼーんでした。
あとクトゥルフはぜんぜんわからないから、C市のアレはぽかーんとしてしもうた…。
ただややがっかりだったのがこの2作品てだけで、他 -
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「奇憶」「器憶」「キ憶(キは土遍に危)」の3作品を収録。
連作短編小説と銘打ってますが、繋がりはほとんどないのでどこからでも読めます。以下、それぞれの感想↓
『奇憶』
直人のダメ人間描写っぷりが素晴しい。こんな風になる前にちゃんとしよう、と決意させてくれる。
平行世界についての説明が詳しくなされている事により、ただの不思議で怖い体験ではなくなり、論理立てられたこの世の真理として誰もが巻き込まれる可能性のある怖さ、となっている。
「ショゴス」「シュレディンガーの猫」「ブラックホール」などの単語に反応できる人は読むと良いと思う。
『器憶』
「腹話術師」と「腹話術人形」の話。
とくればある程度予 -
Posted by ブクログ
ネタバレグロ描写が苦手な人にはオススメしません。
私はグロ描写のある本は初めてで、かつ、グロ描写があるのを知らずに読みましたが、最後まで読めました。
とにかく広山先生が途中からめちゃくちゃムカつきます!!
田畑助教にめちゃくちゃにスカッと言い返してほしかったし、上下関係逆の立場になってやり返して欲しかったーーー!
不思議の国で首ちょん切るグロ描写なくていいから、とにかく田畑助教に地球でスカッと言い返す、やり返す機会をあげて欲しかった!!!!
色々とええええ?!みたいな展開でした。
特にビルとのセリフが言葉遊びみたいで楽しかったです!
ビルが貝を食べた時以外は可愛くてビルかお気に入りでした!なのに死