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Posted by ブクログ
未収録作品集。どれもこれもがシュールだったりユーモラスだったりグロテスクだったり、インパクトのある作品ばかりです。
お気に入りは「メリイさん」。これ、「怨霊」の別バージョンですよね。やっぱり抱腹絶倒。怖いはずなのに大笑い。
「逡巡の二十秒と悔恨の二十年」、これは恐ろしいような、優しいような。どう考えても「悔恨の二十年」の方がずっとずっとつらいはずなので、これは幸せな物語なのでしょうか。
「侵略の時」も、恐ろしいシチュエーションなのになぜか抱腹絶倒。いやもうこんな事態になったら諦めるしかないでしょうね。
「吹雪の朝」もインパクトのあるミステリです。これはけっこう知らない人も多いのでは……? 勉強になる(笑)一作です。
Posted by ブクログ
10作品の短編集
系統はバラバラ
表題の作品は文章は著者っぽい感じがしたけど、オチというか内容はわりとありきたりな感じ。
著者っぽいかはわからないけど、めちゃくちゃ笑えたのは
「メリイさん」
本文の表現を借りれば“洋風の名前“なのに話は落語調。その上、都市伝説的な怪談話が入ってきて、かなりふざけた展開(そのへんは落語っぽいとも言えるのか?)
最後の最後まで馬鹿らしくて面白かった。
「侵略の時」
インベーダーが出てくる分かりやすいSF。だけど、なんか緊張感がないというか、平常な感じが星新一を思い出させた。
(息子には星新一さんは全然そんな感じじゃないよって言われたけど)
あとは、著者が好きな要素というか題材の系統なんだろうなと感じる作品も。
前後関係はどちらが先なのか分からないけど、「玩具修理者」「わざわざゾンビを殺す人間なんていない」「人獣細工」を彷彿とさせる3作品があった。
Posted by ブクログ
2022年、1冊目は、小林泰三の短編集。
今回は、一言コメントを添えて。
玩具:タイトルからしてデビュー作を彷彿させる。そして、やはり。
逡巡の二十秒と悔恨の二十年:自分とヤスミンとの出会いのきっかけになった一編。
侵略の時:SF的一編。
イチゴンさん:大人のダーク・ファンタジー。大好物です。
草食の楽園:SF作再び。
メリイさん:ホラー・コメディー(んなジャンルあるのか⁉️)、落語的一編。時空、飛び抜けてます。コレも大好き。
流れの果て:散文詩的な一編。
食用人:ココでグロ系キタ━━━って感じ。
吹雪の朝:サスペンス調の一編。
サロゲート・マザー:見事なヒネり。
ホラー~コメディーまで幅広く収録されてる。没後1年以上になるが、本当に氏の短編好きだなぁ。ほぼほぼ、文句ナシの、★★★★☆評価。
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