わざわざゾンビを殺す人間なんていない。

わざわざゾンビを殺す人間なんていない。

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通常価格 770円 (700円+税)
紙の本 [参考] 880円 (税込)
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作品内容

死ねば誰もが活性化死体(ゾンビ)化する世界

密室の中で突然ゾンビ化した研究者

その真相は──



地球上の全ての生物がウイルスに感染し、誰もがいずれ活性化遺体(ゾンビ)になる世界。ゾンビは家畜ゾンビとして施設で管理されるか、野良ゾンビとして徘徊する──そんな中、ある細胞活性化研究者が密室の中でゾンビ化してしまう。彼はいつ死んだのか、どのようにゾンビになったのか、取り調べが行われる現場に探偵・八つ頭瑠璃が現れ、謎に迫っていく──



我孫子武丸・解説/遠田志帆・装画

わざわざゾンビを殺す人間なんていない。 のユーザーレビュー

感情タグBEST3

    Posted by ブクログ 2023年04月30日

    ゾンビに関する映画や小説、たくさんあると思います。
    しかし、この作品は今までに出会ったことがないタイプの物語です。
    内容は事前に知ることなく手にしてみること勧めたいかなと思う一冊なので、内容に関することについては感想を書きません。
    いつかゾンビがいる世界になったとしても生き抜くことは出来そうだなと思...続きを読む

    0

    Posted by ブクログ 2023年07月09日

    全ての生物は、死ぬとゾンビになってしまう。
    そんな世界で、ある研究者が部屋の中でゾンビ化しているのが発見される。しかし、その部屋は、出入り口に鍵がかけられた密室となっていた。
    特殊設定本格ミステリ。
    ミステリとしてもホラーとしてもSFとしても楽しめる作品だと思う。

    0

    Posted by ブクログ 2023年04月21日


    なるほど…

    この種のゾンビは新しいぞ(´-ω-`)



    ゾンビミステリといえば最近だとあの作品が有名ですが…(๑¯∇¯๑)言いませんよ♡

    昔の作品で上げると、山口雅也さんの『生ける屍の死』
    10選に上げる程大好きな作品です♡
    正確にはゾンビではなく、死者ですね。

    小説や映画では、『ゾンビ』...続きを読む

    0

    Posted by ブクログ 2023年01月07日

    世界的に免疫力の低下により発症されるゾンビウイルス(正確にはタンパク質で構成された感染症の病原体である、と作中で説明されている)が蔓延した物語の舞台で発生した密室殺人事件を八つ頭瑠璃という女性の探偵が解決の為尽力するミステリー小説。
    非現実的な存在に妥当な根拠を与え続けるので説明が冗長になっているの...続きを読む

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    Posted by ブクログ 2022年10月17日

    ゾンビウイルスが世界中に蔓延し、死ぬとゾンビになるのが一般化した世界を舞台にしたミステリー。被害者が密室でゾンビ化し、どうも他殺らしいという特殊状況の密室殺人ミステリーです。ちょっと状況説明に凝りすぎなきらいがありますが、ミステリーのロジックはしっかりしています。

    0

    Posted by ブクログ 2021年08月16日

    相変わらず読んでるうちに訳がわからなくなる掛け合い満載で面白い。
    解説で我孫子武丸氏が、ミステリ読みにとってはエモさが大事なので、小林泰三氏はいまいちミステリ界で評価されないのかもって書いてたのになんとなく納得。

    0

    Posted by ブクログ 2023年01月16日

    なんじゃこの題名?と思って読んだ。
    いわゆる特殊設定ミステリってやつなんですが、
    なんだろうな〜この人の本ってネタとかは好みのはずなのになんかしっくりこない。グロ表現も取ってつけたように見えるのは何故かしら??あと、ミステリとしても本作はあんまりでした。

    0
    ネタバレ

    Posted by ブクログ 2021年09月08日

    なかなか複雑な内容で、面白かったけど理解するまで何度かページを読み返した。あとがきで、特殊設定ミステリ作家と我孫子先生が言われていたが、本当にその通りだと感心した。ゾンビまでは昔からからよくある体だが、プラスαが凄い。パーシャルゾンビなんて、誰が思いつくだろう。部分的に死んでいるだけだから、生きてい...続きを読む

    0
    ネタバレ

    Posted by ブクログ 2021年09月05日

    特殊設定ミステリと思っていると、ゾンビホラー寄りのグロイ描写が続く。かと思えばラストはびっくりするくらいに甘やか。尖った印象に惑わされがちだが、小林氏の小説って意外なくらいハートウォーミング系なんだよねえ。とりあえず読者としては振り回される一本なのは間違いない。

    0

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