ティンカー・ベル殺し

ティンカー・ベル殺し

799円 (税込)

3pt

夢の中では間抜けな“蜥蜴のビル”になってしまう大学院生・井森建。彼は郷里に帰省して小学校時代の同窓会に参加する予定だったが、駅前の食堂で気絶してしまう。そして失神中に見た夢の中で、活発な少年ピーター・パンと心優しい少女ウェンディ、妖精ティンカー・ベルらに遭遇し、ネヴァーランドと呼ばれる島へ行くことになる。だが、ピーターは持ち前の残酷さで、敵である海賊のみならず、己の仲間である幼い“迷子たち”ですらカジュアル感覚で殺害する、根っからの殺人鬼であった。そんなピーターの魔手は、彼を慕うティンカー・ベルにまで迫り……『アリス殺し』シリーズ第4弾。

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ティンカー・ベル殺し のユーザーレビュー

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感情タグBEST3

    Posted by ブクログ 2023年09月24日

    メルヘンシリーズハマって全部読み続けて、3作目で「そろそろこの設定で続けるのもネタ切れかなぁ?」って思ってたけど、今回は犯人が分かった上で進む、このシリーズでは新しい手法で面白かった!
    ラストの方は個人的にはメルヘンシリーズ史上一番イヤなグロさで読後は若干病む。けどこの感じがクセになってきっとまた次...続きを読む

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    Posted by ブクログ 2023年08月29日

    アリス殺しからのシリーズ最終巻。
    もう続きがないのがわかってて読むのは残念だけれど相変わらずビルが愛おしくて面白い。またアリスから読みたくなりました。

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    Posted by ブクログ 2023年06月12日

    井森の結末の構想も考えられていたようで、最後まで読み届けることが出来ず非常に残念。
    シリーズ通して有名な児童作品の世界とリンクしたちょっとグロめのミステリー。
    登場人物の繋がりを考えながら事件を解決していく過程はとても面白かった。

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    Posted by ブクログ 2023年03月08日

    アリス殺しから読み始め4作目。
    この本を読もうとした時に、小林
    泰三さんが亡くなったことを知る。
    まだまだ、次のシリーズを読みた
    かったのに…
    ティンカーベル殺しは、世界観も
    わかりやすく、読みやすい作品
    だった。
    アバタールの無限ループは、恐い!

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    Posted by ブクログ 2022年11月05日

    このシリーズの世界観が好きで、文庫化をずっと楽しみにしていました。途中から違和感はあったのに、気付けなかったことが悔しい。もう一度最初から読みたくなる一冊です。
    小林泰三先生が逝去されたので、惜しくもシリーズ最終巻です。巻末に書かれているティンカー・ベル殺しの後の構想を読んだだけでわくわくしたし、心...続きを読む

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    Posted by ブクログ 2023年07月11日

    このシリーズではアリス殺しに次いで良かったかも。
    比較的タネはわかりやすかったと思うが、現実世界とネバーランドの対応を推測しながら読むのは楽しかった。
    でも、さすがに死人出すぎ。

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    ネタバレ

    Posted by ブクログ 2023年04月23日

    全体的に残虐性が高くていつも通り!って感じ
    富久がフックではないのは引っかけで分かりやすかったし双子が2組いるのはわかったけど、誰が双子かまでは考えが至らなくて結局犯人あてできなくて悔しい…
    ピーターが2人いるなんてわかるか!ずるい!って思ったけどよく読むと一人称僕と俺でわかるようになってるんやなあ...続きを読む

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    ネタバレ

    Posted by ブクログ 2022年11月22日

    アーヴァタールが殺されたら本体が死のループから抜け出せるって思ったけど、アーヴァタールが本体と別人格認識だったら死の選択肢すら持たないし、そもそも死のループに入った時には本体が冷静に判断できる状況じゃないし、どっちみち死亡エンドになるからどうやっても報われない。

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    ネタバレ

    Posted by ブクログ 2022年12月25日

     いわゆる「メルヘン殺し」シリーズ第4弾。アリス、クララ、ドロシィときて、ティンカーベル殺し。相変わらず、地球とアーヴァタールが存在する世界が存在する。アーヴァタールが死亡すれば、地球上で、アーヴァタールに対応する存在が死亡し、地球上で死亡しても、「夢」になってしまって、アーヴァタールが死亡するわけ...続きを読む

    0
    ネタバレ

    Posted by ブクログ 2022年12月20日

    言葉遊びの相手が、ビル以外にもう一人増えて、今回はビルが多少まともに思えてしまいました(笑)。
    今までのお話も、殺人のハードルが低かったですが、これを読んでしまうと、まだまだだったんだなと思ってしまいます。殺人事件の容疑者を探しているはずなのに、事情徴収がてら殺していくっていう、矛盾を突き進む感が凄...続きを読む

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