小林泰三のレビュー一覧

  • 海を見る人

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    ネタバレ

    細かい理論はわからないのでその部分は流し読みしてしまいました。
    理系とセンチメンタルが同居していて不思議な世界。
    「独裁者の掟」「キャッシュ」「門」が好みです。門はなんとなく、大姉そうだろうなとは思いました。
    独裁者にはびっくりしましたが、固定観念持ってた!というのに気付かされてそれにもびっくりしました。今まで独裁者に居なかっただけで、確かにこんなケースもこの先出てこないことはないと思われます。。

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    2022年07月24日
  • 大きな森の小さな密室

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    「小林泰三(こばやしやすみ)」のミステリー連作集『大きな森の小さな密室(Muder in Pleistocene and Other-Stories)』を読みました。

    「小林泰三」作品は初めて読みますが、元々はホラー系で著名になった作家で、SFも含め、幅広いジャンルの作品を発表されているようですね。

    -----story-------------
    会社の書類を届けにきただけなのに。
    森の奥深くの別荘で「幸子」が巻き込まれたのは密室殺人だった。
    閉ざされた扉の奥で無惨に殺された別荘の主人、それぞれ被害者とトラブルを抱えた、一癖も二癖もある六人の客……表題作『大きな森の小さな密室』をはじめ、死

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    2022年07月22日
  • 失われた過去と未来の犯罪

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    ネタバレ

    人類が突然、記憶する能力を失ってしまった世界でのお話。
    当初はパニックに陥るものの、それから数十年後、記憶の外部記憶装置が完成し、人類はそれなくしては生きられなくなっていく……。

    記憶力を失い、肉体と記憶が切り離された世界で起こる様々な事件。記憶装置なく生きることを決めた人々、そして死者の外部記憶装置を挿入して“口寄せ”するイタコ。
    自己というものは何なのか、記憶や現実はどこまで信用できるのか。魂は一体どこにあるのか。
    新人類の創世神話ともいえるのかもしれない。
    色々なことを考えさせられる一冊です。

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    2022年06月19日
  • 殺人鬼にまつわる備忘録

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    数十分しか記憶が持続しない主人公がある殺人鬼から逃れる/対峙する物語。
    なかなか現実離れした設定(殺人鬼の特殊能力にしても)ですが、それはそうとしても中々楽しめる一冊。後味の悪い終わり方は著者ならではといったところでしょうか。

    著者の記憶喪失をネタにした作品といえば、数年前に読んだ「失われた過去と未来の犯罪」が記憶に深いです。こちらはミステリーというより、思考テストのようで、記憶喪失を題材に人間の在り方にまで深く切り込んだ傑作でした。時系列的には、そちらは本作の後に描かれた作品なので、本作をきっかけに生まれたとすると、なかなか感慨深いところがあります。

    大変恥ずかしながら、今更になって小林

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    2022年05月26日
  • 恐怖 角川ホラー文庫ベストセレクション

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    坂東眞砂子さんの『正月女』と恒川光太郎さんの『ニョラ穴』が印象的。
    平山夢明さんと小林泰三さんのはもう何度も作品読んだことあるけど、相変わらず好き。

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    2022年04月17日
  • わざわざゾンビを殺す人間なんていない。

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    なかなかのグロさ。ゾンビ化ウィルスが公認され家畜のゾンビ肉、ゾンビを生きながら喰らうゾンビイーター、一部がゾンビ化するパーシャルゾンビと広がっていく世界観が凄く緻密で面白いがリアルさを感じるだけにグロい。
    ミステリ部も設定が良く活かされていると思う。全体的にセリフが多いため脚本のよう。誰が喋っているかが分からなくなることがあった。ただセリフが多いので読む速度が早くなった。

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    2022年03月21日
  • 殺人鬼にまつわる備忘録

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    めちゃくちゃ先が気になって一気読みしちゃった!
    記憶が10分しか持たない人×人の記憶を操れる人っていう組み合わせがおもしろい
    でも最後え、、?ってなってしまった

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    2022年03月03日
  • 大きな森の小さな密室

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    「アリス殺し」を読んでから「クララ殺し」を探しているのだが、中古本屋の本棚になかなか並ばず、代わりにこの本を買ってみた。

    犯人当て、倒叙、安楽椅子探偵、バカミス、メタ、SF、日常の謎といった様々な趣向の短編ミステリー集。
    自身の作品に生み出した探偵たちを再び登場させ作者自身が楽しんで書いているよう。
    いずれも肩肘張らずに楽しめるが、話の面白さでは「路上に放置されたパン屑の研究」が一番。探偵としては進藤礼都に魅力。「正直者の逆説」は考えても分かりそうにない。

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    2022年02月24日
  • 玩具修理者

    購入済み

    酔歩する男だけでも読む価値あり

    玩具修理者は正直微妙だったがもうひとつの酔歩する男は長編にして出して欲しいくらい面白い。

    #ダーク #怖い

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    2022年01月10日
  • 臓物大展覧会

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     1999年から2007年に発表された短編に、2009年のこの文庫刊行時に書き下ろし数編を加えたものと思われる。
     巻頭の「透明女」(2009)が、デビュー作『玩具修理者』(1995)と同レベルのグロテスク趣味炸裂のホラーとなっていて、良かった。やはり「突き抜けた」感は痛快なものがある。
     他では「攫われて」(2002)が、誘拐された少女たちの苦悶に満ちた閉所での時間が、悪夢的なインパクトだった。
     一方「SRP」(2005)は、カプセル怪獣ならぬカプセル妖怪や、科特隊の出来損ないみたいのが出てきて、懐かしくも楽しい。同著者で未読ながら『ウルトラマンF』なる作品があるようだが、それと通じる世界

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    2021年12月27日
  • 失われた過去と未来の犯罪

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    記憶と体が別々に存在することになった世界で起きる、様々ストーリーはやがて一つに収束していきます。人の心や意識が記憶に依存するなら、記憶って命なの?とか考えてしまいます。

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    2021年11月18日
  • ドロシイ殺し

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    メルヘン殺しシリーズの3作目

    このシリーズは会話が多く、話もすぐ逸れていくので若干読み進め難いイメージだったのだが、前2作品に比べるとすごく読みやすかったように感じたのだが気のせい??

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    2021年11月15日
  • 逡巡の二十秒と悔恨の二十年

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    単行本未収録かと思ったら、単著未収録だったなんて…
    初読もいくつか入っていたのでまあよいのですが。
    「吹雪の朝」は再読だけど、何回読んでも犯人がアホすぎて切ない。

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    2021年10月29日
  • 大きな森の小さな密室

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    シュールだわー。エスプリ?何て言うかわからないけど、とりあえず、真面目にコケにしてやろう的な姿勢がバンバン出てて、面白かった。

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    2021年10月22日
  • 殺人鬼にまつわる備忘録

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    記憶が数十分しかもたない探偵が殺人鬼と戦うという設定が面白そうだなと手に取って、読み始めて殺人鬼側の設定が現実的でなくぶっ飛んでて、これは失敗したかなと思ったけど、読み進めていくとそれなりに面白かったです。
    リセットされる度、毎回同じ考えにたどり着くのかが心配になっちゃう。
    他にも同じ主人公や登場人物が出てくる話があるようなので、いつか読んでみたいです。…長編じゃないらしいので、古本屋ですっと見つけられたら読みたいかなー程度ですが。

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    2021年10月18日
  • 百舌鳥魔先生のアトリエ

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    ネタバレ

    「ショグゴス」:クトルゥフもの。あんまり対比がうまくいってないかなぁ。
    「首なし」:他の作品でもそうなんだけど、女性がアグレッシブすぎる。
    「兆」:意味わからん。全部女性記者の妄想ないしは狂気の産物なんだろうか。
    「朱雀の池」:京都というテーマありきのお話。脈絡がなさ過ぎてどうにもこうにも。
    「ひそやかな趣味」:見事に騙されました。それにしてもグロいわぁ。
    「試作品三号」:ホラーかと問われれば首を傾げるけれど、設定は一番好み。
    「百舌鳥魔先生のアトリエ」:勢いがありすぎてギャグに思えるんだよなぁ。

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    2021年10月06日
  • 恐怖 角川ホラー文庫ベストセレクション

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    あまり好みの内容ではなかった。

    ただ、正月女の話はばあちゃんに聞いたことある話に良く似ていた。「正月」という所が「西の女」という話だった気がするけど、昔話なんてそんなもんか。ちょっとゾッとしたけど。

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    2021年09月26日
  • わざわざゾンビを殺す人間なんていない。

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    ネタバレ

    特殊設定ミステリと思っていると、ゾンビホラー寄りのグロイ描写が続く。かと思えばラストはびっくりするくらいに甘やか。尖った印象に惑わされがちだが、小林氏の小説って意外なくらいハートウォーミング系なんだよねえ。とりあえず読者としては振り回される一本なのは間違いない。

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    2021年09月05日
  • ドロシイ殺し

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    前の二作に比べて推理の部分の描写が少なく、犯人も分かりやすかった。推理部分よりも世界の違和感やキャラクターの掛け合いが楽しめる作品でした。

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    2021年08月01日
  • ドロシイ殺し

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    ネタバレ

    オズシリーズは最初の一冊しか読んでいない事もあり(^◇^;)

    最初の登場人物から混乱。

    現実世界との関わりも、私には分かりづらくて、少し読みにくかったですσ(^_^;)

    こちらもあと一冊ですね。
    小林さんの逝去が早すぎて切ないです(T ^ T)

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    2021年07月02日