小林泰三のレビュー一覧

  • 逡巡の二十秒と悔恨の二十年

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    ネタバレ

    人間がエイリアン的なものにひっそりと侵略された話の「侵略の時」。
    カルトホラーチックな感じの「イチゴンさん」。
    怖い話で出てくる。メリーさんとテケテケ等のお化けたちが戦う話「メリイさん」。
    人間が人間を踊り食いとかする「食用人」これらの話が面白かった!

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    2024年01月28日
  • 人獣細工

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    「玩具修理屋」が許容できた人ならなんとか読み進められる作品だと思った。というのも作者さんの作品は小説を読みなれていない人に(特にホラー作=幽霊がでると思っている人)にはかなりキツイと思う。
    かくいう自分もホラー通ぶっているけれど、まあまあ「つらいなあ」と思いながら読んだし、作者さんの意図はぜんぜん読み取りきれていない。なので慣れていない人は途中でリタイアしてしまうのでは。しかし、「それでもなんか読める。じわじわ面白い。また次の作品が読みたい!」と思わせてくれるのが作者さんのすごいところだと思う。

    作品そのものの感想としては「本」という作品が面白かった。イメージとしては「リング」の呪いのビデオ

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    2024年01月22日
  • 七つのカップ 現代ホラー小説傑作集

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    2010年代の発表作を中心に選ばれた現代ホラー短編7選
    小野不由美、山白朝子、恒川光太郎、小林泰三、澤村伊智、岩井志麻子、辻村深月のラインナップに期待して読み進めましたが・・・
    ホラーよりファンタジーな感覚の作品が多かったです。
    ちょっと怖かったのは小野不由美と澤村伊智(さすが!)かな??
    辻村深月は完全に「ツナグ」の世界観でした。悪くはなかったけど・・(^_^;)

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    2024年01月18日
  • 七つのカップ 現代ホラー小説傑作集

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    ネタバレ

    「子供を沈める」
    いじめを苦にして自殺した被害者が、4人の加害者の子どもに生まれ変わってくるというお話。

    被害者は、加害者の子どもに生まれ変わって何がしたかったのだろうか。初めは復讐なのかと思っていたが、最後の加害者が、他の3人の(加害者の子達)分まであなたを愛すると伝えると、微笑みを返したという形で終わっている。

    被害者には、前世でいじめられた(というより、怖い事をされたという曖昧な)記憶は残っていても、母親となっている相手が、そのいじめをしていた当人だと分かっている様子はなく、反省を求めるような素振りもない。

    もしかすると、加害者自身が具現化した過去の罪と自ら向き合い、それを乗り越え

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    2024年01月15日
  • 日本ホラー小説大賞《短編賞》集成1

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    小林泰三の玩具修理者が突出して出来がいいと思う。ゾクゾクする恐怖でストーリーテリングも素晴らしい。他はスプラッターホラー要素が強くて、恐いというか生理的嫌悪感で恐怖感を煽るような所が気になる。

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    2024年01月13日
  • AΩ 超空想科学怪奇譚

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    角川ホラー文庫で新装版が続々刊行されている小林泰三作品。『玩具修理者』と『人獣細工』に続いて刊行された本作を、前2作に引き続き手に取ってみた。

    原因不明の旅客機墜落事故が発生。生存者は絶望的としか思えない凄惨な事故の中、乗客の男性が1人"蘇る"。そして始まる、地球外生命体らによる、地上を地獄絵図へと変える血肉に塗れた戦い―――。

    血みどろ作家(?)・小林泰三が描く、グログロなウ○トラマン・・・マジでウルト○マン。主人公の宇宙生命体との邂逅とか、主人公の名前とか、"超人"の掛け声とか、まごうことなきウル○ラマン。(あ、某ライダーも入ってるか。)

    特撮

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    2023年12月23日
  • 海を見る人

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    ハードSF恋愛風味。
    ガチガチの世界観と冷徹な視線がいい。
    極限世界を生きる人間模様ととらえると面白い。
    トキメキやグロは控えめ。

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    2023年12月07日
  • クララ殺し

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    ここの所不思議の国の夢ばかり見ている大学院生の井森健は、ある晩夢の中で、いつもと違う緑豊かな山の中へ迷い込む。そこにはクララと名乗る車いすの美少女がいた。
    翌朝、大学へ向かった井森は、校門前でクララと同じ姿の少女くららと出会う。彼女は何者かに命を狙われていると言い、井森に助力を求めるが……。


    不思議の国の住人が殺されていくミステリ、『アリス殺し』の続編にあたる一冊。
    「クララ」は何の物語の登場人物なのか考えていたのですが、ドイツの作家エルンスト・テオドール・アマデウス・ホフマンの作品群がモチーフになっているようです。
    わたしは『くるみ割り人形』のしかもあらすじ位しか知らなかったのですが、他

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    2023年11月15日
  • 安楽探偵

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    短編集をあまり読んだことがなく、1つ1つの着地が何だかスッキリしない感じでした。ワクワク、ハラハラ読み進めるというより淡々と読んで、あれ終わったという話が多かった。
    後半の内容がちょっと苦手だったので、テイストが合わないだけかもしれない。

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    2023年10月21日
  • クララ殺し

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    初めての小林泰三の作品を読んだが
    SFの様なファンタジーの様な設定で
    中々面白かった。
    前作のアリス殺しを全く知らずに読んだので
    最後の井森の発言の意味が全く分からなかった。
    トリックは登場人物が鍵となっているので
    誰が誰のアバタールなのか訳が分からなく
    なるのが難点。
    トカゲのビルはちょっとぬけてて可愛い。

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    2023年10月20日
  • 未来からの脱出

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     ちゃんぽんSF。設定はよく出来てるのに、いろんな要素を欲張り詰め込みすぎ&ストーリー駆け足&コメディだかなんだか判断しかねる軽いノリのせいで安っぽく見えてしまって勿体ない感……。話の大半が会話なので読みやすいことは読みやすいのですが、特に「脱出」後の世界についてはほぼ概略説明で済ませてしまっているので、もっとページを割いて丁寧に描写してほしかったかも。
     生成AIやらデザイナーベビーやら、近年流行の話題や技術ネタもふんだんに散りばめられているのですが、散りばめ過ぎてひとつひとつが浅い印象を受けてしまうのも残念でした。
     車椅子でのもどかしい移動や記憶力との戦いなど、ご老体×SFらしいおとぼけ

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    2023年10月18日
  • 殺人鬼にまつわる備忘録

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    設定は現実離れしているが面白い。
    スペックを思い出した。
    異常とも言える設定の中で
    その設定を最大限活かしているし
    テンポも良く1日で読み切れた。

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    2023年09月24日
  • 未来からの脱出

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    外界から隔離されたサンクチュアリ。管理された生活からの脱出。そこで知った世界の真相とは…

    よくあるプロットかもしれませんが、小林泰三の描く物語はちょっとばかり異質。少しずつでも前進ある終わり方だと信じたい。

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    2023年08月24日
  • 安楽探偵

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    短編集。安楽椅子探偵のように探偵が様々な事件を解決。個人的に一つ一つなんかしっくりこなかったです。しかし…

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    2023年08月02日
  • わざわざゾンビを殺す人間なんていない。

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    異次元離れした、ゾンビを主としたストーリーは好みだったが、最後の種明かしが長すぎて細かく読む気になれなかった。
    何重もの嘘や秘密なのに、スッと入ってきて読みやすかった。

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    2023年07月27日
  • クララ殺し

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    メルヘン殺し第二弾はクララの住むホフマン宇宙において地球にアーヴァタールを持つ人たちが引き起こすミステリ。不思議の国の蜥蜴ビルはなぜか巻き込まれて...

    トリックや真祖には驚きましたが、全体的にアリスの方が好きです*ˊᵕˋ*
    途中アーヴァタールがこんがらがってしまい、整理し直しながら読みました。

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    2023年07月13日
  • ティンカー・ベル殺し

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    このシリーズではアリス殺しに次いで良かったかも。
    比較的タネはわかりやすかったと思うが、現実世界とネバーランドの対応を推測しながら読むのは楽しかった。
    でも、さすがに死人出すぎ。

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    2023年07月11日
  • 逡巡の二十秒と悔恨の二十年

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    ぞわりとする短編がいくつか。
    人間って、相手の思考を完全に分からないからこわい。
    信用しきれないな…と、改めて思った。

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    2023年06月27日
  • クララ殺し

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    前作「アリス殺し」から続けて読みました。ストーリーは面白かったけど…登場人物の設定と名前がややこしくてなかなか理解できなかった

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    2023年06月08日
  • 安楽探偵

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    全体的に読みやすい文章で、「短編」として構成されてるので合間の時間で読みやすかった。
    「短編」として読んでいくと最後に繋がっていくのも面白かった。1つ1つのストーリーの着地がなんだかすっきりしないという感じがする。なんとなくモヤモヤっとする感じ。

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    2023年05月20日