【感想・ネタバレ】AΩ 超空想科学怪奇譚のレビュー

あらすじ

旅客機の墜落事故が発生。
凄惨な事故に生存者は皆無だったが、諸星隼人は一本の腕から再生し蘇った。
奇妙な復活劇の後、異様な事件が隼人の周りで起き始める。
謎の新興宗教「アルファ・オメガ」の台頭、破壊の限りを尽くす大怪獣の出現。
そして巨大な「超人」への変身――宇宙生命体“ガ”によって生まれ変わり人類を救う戦いに身を投じた隼人が直面したのは、血肉にまみれた地獄だった。
科学的見地から描き抜かれた、超SFハード・バトルアクション。

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感情タグBEST3

Posted by ブクログ

 童話作家の主人公が宇宙生命体とのコンタクトを経て壮絶な戦いに身を投じることになるホラー×ハードSFで、地球人と宇宙人の生体の違いや大怪獣との戦闘シーン、暗躍する新興宗教団体など複数の要素が絡み合って地上を地獄絵図に変えていくのが恐ろしくも独特の世界観にはまっている自分がいた。例えるならR指定版ウルトラマンといったところかな…

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2025年07月20日

Posted by ブクログ

ネタバレ

 すすめられた作品。人にすすめられた作品は自分では手に取らないから新たな発見がある。なかなかグロテスクな描写が続く。SFは想像力が命だけれどもこういった作品は想像力が高ければ高いほど危ない。そういった意味では私は想像力が高くないので助かった。

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2025年01月13日

Posted by ブクログ

ネタバレ

宇宙からの侵略者を宇宙から来た別の生命体と合体して迎え撃つという有名すぎる構図ですが、敵味方双方がいろいろと手加減なしだと、こんな嫌な感じになりますよねって思いながら結構楽しめました。主人公の名前も有名ヒーローの2番手と2番手の組み合わせでオマージュか皮肉だったりするのでしょうか。

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2023年11月27日

Posted by ブクログ

ネタバレ

はじめから終盤までずっとドロドロぐろぐろした描写が続き、時々気分が悪くなりながらも、先の読めない展開が面白く一息に読み終えてしまった。生態のまったく異なる地球外生命体と心が通い合っていく場面がよかった。

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2025年11月16日

Posted by ブクログ

ウルトラマンの話かと思いきや・・・

本作を読む前に我孫子武丸の『修羅の家』を読み、精神的にダメージを受けた後に本作を手にかけたところ、普段乗り物酔いしないのですが高速バスで少し具合が悪くなりました。
それが冒頭の微候でした:飛行機事故にあった夫の遺体を確認する為に妻の沙織は遺体のある公民館へ向かう・・・
遺体の描写が途轍もないです・・・
続いて第一部はとある、宇宙空間に存在するプラズマ生命体の話になります。これだけでも十分興味深い物語です!
第二部以降は一言で言うと『ウルトラマン』です。
主人公の名前は『諸星隼人』です(笑)

小林泰三さんの作品は四作品目になりますが今まで読んだ作品とはテイストがかなり違いました・・・

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2024年02月22日

Posted by ブクログ

角川ホラー文庫で新装版が続々刊行されている小林泰三作品。『玩具修理者』と『人獣細工』に続いて刊行された本作を、前2作に引き続き手に取ってみた。

原因不明の旅客機墜落事故が発生。生存者は絶望的としか思えない凄惨な事故の中、乗客の男性が1人"蘇る"。そして始まる、地球外生命体らによる、地上を地獄絵図へと変える血肉に塗れた戦い―――。

血みどろ作家(?)・小林泰三が描く、グログロなウ○トラマン・・・マジでウルト○マン。主人公の宇宙生命体との邂逅とか、主人公の名前とか、"超人"の掛け声とか、まごうことなきウル○ラマン。(あ、某ライダーも入ってるか。)

特撮映像を想起させる荒唐無稽&血みどろどろなヒーロー活劇を描いたテキストを、ひたすらに味わう作品。それ以上でもそれ以下でもない、きっと。

あ、宇宙生命体の正体が明かされるシーンは、驚きで思わず声が出てしまった!(・・・や、結局は「それで?」で落ち着いてしまったのだが。。。)

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2023年12月23日

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