小林泰三のレビュー一覧

  • 臓物大展覧会

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    最初の「透明女」はグロかったけど、それ以降はそれほど臓物らしさ?もなく、グロいというよりはオチのあるホラーのような。気持ち悪さを期待してただけに、その部分は物足りなかったけど、全体的にはさらっと読めて面白かった。

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    2010年08月26日
  • セピア色の凄惨

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    4編収録の連作ホラー集。それぞれに大雑把なラベルを貼るなら不条理、ギャグ(私にとっては……。ホラーと笑いは紙一重と言いますし)、生理的嫌悪、スプラッタ、といったところか。掴み的な意味で不条理は二番目以降にもってきた方がよかったのかなーとは思いますが、概ねいつもの小林泰三節でファンには安定な感じ。新たに足を踏み入れようという方は別方向からの進入をオススメする……かも。

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    2010年06月25日
  • 脳髄工場

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    ホラー?かな?そんな怖くないけども
    近未来、人工脳髄が当たり前の世界。主人公はその人工脳髄の秘密を知ってしまう

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    2010年05月13日
  • 臓物大展覧会

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    冒頭のなんか前書きみたいな部分で「つまらんな・・・」と放置していたのだが、
    本編を読み始めたらこれが意外とおもしろかった。
    セリフが多く、芝居みたいな形で進んでいくのだが、
    なんというかキャラクターがみんなとぼけてて、真剣じゃなくて、
    ゲロ吐いたり体じゅうかき混ぜられたりしてもユーモラス。
    ちっともぞくぞくしないのがかえって笑えてよかったです。
    それにしてもゲロが好きな作者なんですね。「ゲロ吐いてるところが
    書きたくて作家になったのだー!!」という気概がひしひし伝わりました。
    ストーリーはすべての短編ともオチが読めてしまうものだったけど、
    特に問題なくおもしろく読めました。とくに「悪魔の不在照

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    2009年10月21日
  • ネフィリム 超吸血幻想譚

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    最強の吸血鬼がひとりの少女とであったために血を吸うことを自らに禁じた。
    そんな折、吸血鬼を獲物とする最強のハンターの出現。
    ヨブと人間とハンターとの戦い。

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    2009年10月04日
  • 臓物大展覧会

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    プロローグ、エピローグ抜けば新規書き下ろしが2編の全9編の短編集
    新規書き下ろしの一つ「透明女」はいじめられて影の薄かった女性が透明になる秘術を編み出して・・・
    もう一つは「悪魔の不在証明」、村の男が新たにやってきた神の存在を信じる宗教家に論戦を挑むが、男は悪魔の証明をする羽目になり不毛な論争に・・・

    本のタイトルで予想されるほどグロテスクばかりではありませんが、耐性の無い方にはきついと思うので注意。
    そこをクリアできれば、SF要素もあり発想や着眼点も面白いものもあって楽しめました。

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    2009年12月08日
  • 脳髄工場

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    ネタバレ

    なんとなく、タイトルと表紙に引かれて立ち寄った本屋で買った一冊。自分以外はすべて人工脳髄を取り付けているという、そんな内容のホラーミステリー。
    ネタとしては世にも奇妙な物語に通じるものがある。怖さより不気味さが立つ、みたいな。

    C村はクトゥルーネタ

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    2025年03月24日
  • ネフィリム 超吸血幻想譚

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    吸血鬼VS人間VSストーカー。カテゴリーはファンタジーかSFか迷ったけどファンタジーにした。少なくともホラーではない!と思った。スプラッタなんだけどね。このB級感はなんなのだろ。キャラクターとかの造作が大味すぎるのか!とかギャーギャー言いつつ楽しんでしまうタイプの本。

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    2009年10月07日
  • 脳髄工場

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    短篇集なので、コンパクトにまとまりすぎて少し物足りない。
    もっとガーッと好きな方向に走り抜けてもいいのに。どこまでも付いていきます。

    でもベタな「停留所まで」も実はけっこうお気に入り。

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    2009年10月04日
  • 脳髄工場

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    短編集。それぞれの話によって面白さがかなり違うかもしれない。脳髄工場、停留所まで、綺麗な子が好きです

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    2009年10月04日
  • 脳髄工場

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    近未来。犯罪抑制のために開発された「人工脳髄」。天然脳を持つ少年、少女に待ち受ける悲劇とは? 世界の崩壊と狂気を暗示した表題作ほか、過去から未来、そして宇宙までを舞台にした珠玉のホラー短編集!

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    2011年07月16日
  • 目を擦る女

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    ホラー短編集で七作収録。全体的に実はこの世界は外からシュミレートされていて…みたいな仮想現実オチが多くてちょっと、微妙…。「刻印」だけはもう素晴らしいですね。最初ギャグかと思ったけど。「脳喰い」のグロい描写は待ってましたって感じでしたw

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    2009年10月04日
  • 脳髄工場

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    ホラー小説の名手が3年の沈黙を破って放つ狂気
    近未来。犯罪抑制のために開発された「人工脳髄」。天然脳を持つ
    少年、少女に待ち受ける悲劇とは? 世界の崩壊と狂気を暗示した
    表題作ほか、過去から未来、そして宇宙までを舞台にした珠玉の
    ホラー短編集!

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    2009年10月04日
  • 目を擦る女

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    短編集。
    といっても、小林泰三の作品のほとんどは短編にカテゴリ作品が属すけどね。
    本作品には7つもの短編が収録されていて、そのそれぞれの作品にただただ魅了された。

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    2009年10月04日
  • 目を擦る女

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    小林泰三が意外にSFだったのは発見。ただ落ちがみんな仮想現実・・・みたいな感じはどうか?
    なんかちょっと雰囲気的にも古くさい。

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    2009年10月04日
  • 目を擦る女

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    短編集なので、作品ごとにコメントしようかと思ったけど、敢えてまとめる。
    理由は一つの作品にコメントすることよりも、この本全体について語る方が有益に思えるから。
    なぜなら、全体的に醸し出す雰囲気こそが小林泰三であり、一つ一つの作品はどれもイマイチ。
    期待してたんだけど少々残念だ。
    収録作品は以下の通り。
    ◇「目を擦る女」
    ◇「超限探偵Σ」
    ◇「脳喰い」
    ◇「空からの風が止む時」
    ◇「刻印」
    ◇「未公開実験」
    ◇「予め予定されている明日」

    個人的には「未公開実験」と「予め予定されてる明日」が良かったが、締めが弱い。
    その作品も独創的な世界観は圧巻だが、それを伝えるに文章が弱い。

    ドコまで現実世

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    2009年10月04日
  • 百舌鳥魔先生のアトリエ

    購入済み

    うーん

    人を選ぶ作風だと思います。最後まで読むことは出来ました。私が求めているものはホラー、恐怖、であってグロテスクや気持ち悪さなどてはないのだなぁと実感した作品。ただ、この世界観がハマる方はハマるかと!

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    2020年10月17日
  • SF JACK

    購入済み

    やや期待外れ

    そうそうたる作者名一覧を見て購入を決定したが、その割に期待外れの作品が多かった。
    最近はやりのAIがらみの話題を思い出させる上田さんの作品が面白かった。

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    2019年11月26日