小林泰三のレビュー一覧

  • 天獄と地国

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    「無限のリヴァイアス」「ぼくらの」「ヒロイックエイジ」を思い出す。
    面白かったけれど、これでおわり?が一番強い思い。

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    2011年06月20日
  • 脳髄工場

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    相変わらず汁気たっぷりな内容だった。
    それぞれの物語が独立した世界観を持っていてこの一冊を読むだけで、色んな世界が楽しめる。

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    2011年06月02日
  • 人造救世主 ギニー・ピッグス

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    歴史上の偉人のクローンが超能力バトルを地味に行うSF小説第二段.

    じっくり解説しあっさり戦い終わるそんな構成により,前作よりもテンポ良く読めます.
    前作の問題をきちんと修正し,そして新たな要素も加わりまとまりが出てきました.
    もしかすると小林泰三の実験室的な小説なのかもしれないと考えると,続きが気になってくる,でもまだファンアイテムの域をでない作品です.

    完結した後,人に薦められる作品に仕上がることを切望.

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    2011年05月07日
  • 人造救世主

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    続編が出ていたので再読し,レビュー.

    内容は歴史上の偉人のクローンが超能力バトルを地味に行うSF小説.
    ホラー文庫から出版されているのは,作者のこれまでの作品の立ち位置からか?
    小林泰三らしいグロい描写や科学考察に基づく解説もこの作品では宙に浮いてしまっている感があり,テンポを崩す要因にもなっているような気がしました.

    小林泰三の考えるヒーロー像が描かれた作品だと思いますが,昔からのファンからするとコレクターアイテムの域に留まった作品です.

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    2011年05月07日
  • 人造救世主

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    小林泰三が書くラノベ?
    冒頭の会話が、小林泰三っぽくてわくわくしたのですが本筋はとぼけた女子2人と能力バトルな構成のよう。
    すごく理詰めに書いてるようでなんかおかしい、小林節は健在。
    「行為が英雄をつくる」というテーマをもった主人公もかっこいい。
    歴史上の人物の遺伝子から作られたクローンたちによる能力バトル、という発想は新しいのでは。実写で見たい! と思わせつつ誰もが頭に顔の浮かぶ有名人だから、どうにでも想像できてしまう。これが案外おもしろい。

    ただ小林泰三の持ち味は、邪悪さと切なさだと思っているので、それを求めると物足りないですね。

    アルファオメガの余韻、密室・殺人の切なさ、海を見る人で

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    2011年04月28日
  • 臓物大展覧会

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    ネタバレ

    なんだかラストがよくわからない話がいくつか(十番星とか)。悪魔の不在証明はメイン二人がそれぞれ嫌な感じな人なので、どちらにも感情移入できなくてフラストレーションがたまったけど、なかなか面白かった。

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    2011年04月04日
  • 人造救世主

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    小林さんの長編ってだけで、どうだろ?と少し思ったのですが、何と言うかやはり微妙というか…。

    ありがちと思える設定で、個人的には物足りない。
    SFアニメっぽい気もしたけど、何かと言われれば映画『ブレイド』を感じさせるような。

    続き物っぽい終わり方してたが、出たとして読むか迷い中…

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    2011年03月21日
  • 海を見る人

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    ネタバレ

    短編集。SF的知識はサッパリなのであとがきにも書かれていたようにファンタジーとして読んだ。何かスッキリしない話が多い。独裁者の掟、キャッシュ、門あたりの話が好き。表題作は期待しすぎたせいでイマイチだった。

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    2011年03月09日
  • 目を擦る女

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    ひんまがったSF小説。
    今回は日常の中の非日常じゃなくて、そもそも非日常が前提の世界で起こる非条理の物語。

    「未公開実験」はもはやコメディだわ。
    タイムマシィーーーンには笑った!んで、次の一節「どうでもいいけど、仮想世界ネタばっかりだと、そのうちに飽きられるぞ」…自嘲かよ!

    でも「予め決定されている明日」の結末が悲惨すぎて、寒気した。

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    2011年03月06日
  • 海を見る人

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    本格ハードSF
    自分は理系なので苦手感なしによめたが、文系の人は読みにくいのかも。
    最後の門が一番おきにいり。
    泰三はタイムパラドクス系が最高

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    2011年02月23日
  • セピア色の凄惨

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    ネタバレ

    夢見が悪くなる気色悪さ。
    (この本の場合、褒め言葉だと思います)
    たまにすごく辛いものを食べたくなるのと同じように、こういうの読みたくなる。

    ダジャレかよ、と言ってはいけない。

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    2011年01月07日
  • 天体の回転について

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    小林泰三らしいハードSF短編集。全部で8篇が収められているが、どれもまさに”SF”なので、SF苦手な人にはちょっと辛いかも知れない。だが、宇宙って不思議だよなあ、なんて考えている人には宇宙科学について興味を抱けるような描写が数多あるので、ここから気になる単語を辿ってみるのも視野を広くする切っ掛けになるかも知れない。
    私が特に好きだったのは、コミカルコメディであり酷くブラックな『あの日』と、セックス描写満載の『性交体験者』、それから人間のアイデンティティの在処を問う『盗まれた昨日』の3篇。どれも短編ながらとても濃い。なお、『あの日』に関しては何度笑ったか分からない。自分がよく知らないことについて

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    2010年12月13日
  • 天体の回転について

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    誰だ、小林泰三の作品にKEIの絵をつけるとか無謀な事をした奴は!(笑)中身は小林泰三らしいSF短編集。最後の一篇がクトゥルフ・ネタで安心した。

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    2010年10月28日
  • 天体の回転について

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    思うのは、手塚治虫。
    あと、やっぱり表紙に抵抗感が。すいません。

    たぶん、この表紙でも、うちの中三の子供は読んでくれない気がする。
    それよりは、ネタバレでも宇宙エレベーターか、人面岩とかの方が誘導しやすいのでは、ないか、と残念に思う。

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    2010年10月26日
  • 脳髄工場

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    短編含め11作品。世にも奇妙な、的な。

    「綺麗な子」「アルデバランから来た男」は星新一をグロく気味悪くしたような感じ。「友達」と「声」は乙一を気味悪くしたような感じ。「停留所まで」「同窓会」は都市伝説や怪談話のような感じ。そんな感じで、作品によってかなり色が違うので、自分に合うものも合わないものもあると思う。好みが分かれそう。

    とくに面白かったのは「綺麗な子」と「タルトはいかが?」です。どれもどんでん返しがしっかりしていて面白かった。とくに「綺麗な子」の終わり方は秀逸だと思う。静かに世界が終わっていく感じがいい。「ボッコちゃん」もそうですが、作品が終わった後の静かな世界が余韻のように残るの

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    2010年10月24日
  • 天体の回転について

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    「性交体験者」「盗まれた昨日」は悪趣味だけど、アイデンティティを揺るがされるSFらしいストーリーで好み。

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    2010年10月16日
  • 天体の回転について

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    ホラー描写はもうちょっとおさえめのほうが好みな感じ。
    でも久々にSF読んで、胸熱な感じはそれなりにあって楽しめた。

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    2010年10月02日
  • セピア色の凄惨

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    いつの間にか出ていた小林泰三新作。連作短編形式だが、つながりは弱い。内容はさすがの歪さ。特に「ものぐさ」と「安心」が酷い。キモオモシロい。

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    2010年09月19日
  • 人造救世主

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    続き物・・・なのか?全貌が(まだ?)みえてこない。
    遺伝子によるクローンの・・・って理系の私が読んでて
    いいのかなとか思ったり。

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    2010年09月12日
  • 人造救世主

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    表wwwwwwww紙wwwwwwwwwww

    いま読んでるっていうか、いま買ってきたところである。
    読み終わったら★つけるお。

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    読み終わったー。
    凄くわくわくして読んで、色々な設定が出てきて…終わり!?
    続くの???
    続かなかったら、こりゃ風呂敷広げすぎて、ソードマスターヤマト状態だと思うよう。
    やすみんにしてはイマイチでございました。

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    2010年11月13日