あらすじ
謎の組織MESSIAHのもと生み出された超人クローンたちとの死闘を続けるヴォルフ。闘いに巻き込まれてしまった女子大生、ひとみと共に死線をかいくぐり、ついに組織の研究所へと潜入する。だが、そこには新たな実験計画で作り出された強敵の姿が……! 明かされるヴォルフの過去、そして因縁の“あの男”との対決。ヴォルフは遺伝子の呪縛を乗り越え、真の英雄となれるのか!? 未曾有のダーク・オペラシリーズ、堂々完結!
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Posted by ブクログ
面白かった。続編が読みたい。これまで自分が読んだ小林氏の作品の中では低年齢層向け?という印象でした。捕まったのにカップラーメン食べてるヒロインが一番面白かった。
Posted by ブクログ
結局最後まで表紙の人は誰なのかわからなかったんですが。(1巻の表紙は葵かな…?)最後まで楽しませてもらいました。一気に読んでしまう。
超能力対決面白いです。そして全編を通して薄っぺらい人物像とか安っぽい少年漫画風味とか丸ごと好きでした。小林さんらしいウィットにとんだ作品だと思います。
純粋な能力勝負にならず駆け引きや知能戦が入ってきて、どっちに転ぶかわからないところがいいですね。
小林流では「何もないところから勝手に何かを発生させる」という理はありえず、雷にしろ氷にしろ論理的な物理学のアプローチを入れてきて戦況を変えるのが他では見られない能力対戦の魅力だといえます。みんなが適当にバカというのも。
肝心の主人公だけが超能力がないままというのは皮肉でしたね。
主人公といえばまさか生き残るとは思っていなかったので、ハッピーエンドという所に一番驚かされたかもしれません。
また続きを書いてほしいです。
Posted by ブクログ
ん、終わり? ってかんじ。
最終巻なのにいきなり新キャラやらモンスターやら出てきて、誰が誰だかわからなくなってしまった。
1巻から読み返せばまた別の発見があるかも。
最初の頃の有名人のクローンによる能力バトル、無駄に理論的かつ科学的なんだけどB級テイストで、グロテスクかつ面白おかしい的な雰囲気が薄れたのは残念。
組織やら、幹部やら話が広がり過ぎて回収しきれてない感じ。
ここまできたらメサイアは壊滅させてほしかったなー。
ラストのヴォルフ対クローン元の対決はもうちょっと書き込んでほしかった。
ヴォルフはどんどんかっこよくなってきたな。
行為が英雄を作る、どんなにかっこよくても顔が「彼」だと思うと笑えるような泣けるような。
続編……は無理かな。
ネフィリムも出ないしなあ。