小林泰三のレビュー一覧

  • アリス殺し

    匿名

    購入済み

    面白かった

    アリスの世界観が大好きなのでとても面白かった!ページ数は少なめで読みやすいです。どんでん返しが2転3転あるのも最高でした!

    #ドキドキハラハラ #スカッとする #感動する

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    2026年09月16日
  • 玩具修理者

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    よくあるホラーというより
    コズミックホラー・SF。
    それでも恐怖に至る描写は読みやすいホラー小説のそれ。「初心者おすすめのホラー小説」に飽きてきた人が、こういうジャンルの恐怖があるのか、と楽しむのにちょうどいい。
    2編からなる短編集だが、一作目はラヴクラフトの前提知識があればより楽しめるもの。
    無神学的な日本人だが、改めてクトゥルフを深掘りしようと思ったきっかけになった。

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    2026年09月13日
  • 因業探偵 リターンズ~新藤礼都の冒険~

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    シリーズ2作目。タイトルに探偵とあるが、本作の魅力は犯人当てではない。

    探偵事務所開設の資金を集めるため、様々なアルバイトに手を出す礼都の言動そのものが面白い。頭脳は超一流だが性格は最悪。それなのに彼女の言葉には妙に納得させられる部分があり、「それは酷いだろ」と思いながらも頷いてしまう。

    嫌な笑いを誘いながら、人間の本質を容赦なく突きつけてくる一冊。現実なら絶対に関わりたくない人物だが、小説の中では抜群に魅力的だった。礼都に振り回される読書体験にハマる。

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    2026年09月09日
  • 臓物大展覧会

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    『透明女』の生々しさは、流石に僕でも吐き気を催すレベルでしたが、めちゃくちゃ面白かった!
    こういうホラーが読みたかった!
    『釣り人』のオチが最高でした。
    『造られしもの』のオチは驚愕…
    『悪魔の不在証明』は主人公に苛立ちを感じました。

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    2026年08月30日
  • 逡巡の二十秒と悔恨の二十年

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    短編集です。全部褒め言葉ですが。

    食用人 → うわ、嫌だ……。
    侵略の時 → うわ、世界が信用できない……。
    サロゲート・マザー → うわ、そっちか…。
    メリイさん → うわ、怖いのに笑える…。

    特に印象に残った4作はこれらでした。
    その中でも特に、食用人は生理的なキツさは勿論のこと、「食用」という価値観に拘る主人公の倫理観とのズレが気持ち悪かったです(褒め言葉)

    全編ホラーだからこそ、メリイさんのコミカルさが際立ちました。

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    2026年08月24日
  • 失われた過去と未来の犯罪

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    現時点での読書人生TOP5くらいのワクワクでした。間違いなく星5です。 ベッドをゴロゴロしこの本を手にとった自分やどこかの神に感謝しました。

    一人称視点で始まり、認知できる情報から仮説を立てていく描写が非常に上手く読んでて悶えました。
    人物が単に行動するのではなく、現在の自分の能力では完璧な理解はおそらくできないと認識した対象について、どう対応するか、理解しようと手こずりながら進んでいく姿がドツボで心踊ります。

    テーマにも引き込まれました。緊急事態に人々が連携しようと動く姿、必死に今それぞれでできる事に取り組む人類の様子に胸熱でした。こういう世界がいい。
    登場人物たちが、自分のためだけじゃなく世界や日本のために動く、人間として非常に高い好感をもてる人たちで未来への希望を感じました。

    後半からは、登場人物の重要な選択がその人物の筋からは外れているように感じたり(成長し変わったということか?)
    想像のつく世界の普通っぽい話になってしまい残念でしたが、この本に触れることで脳が空想のために爆走できたので間違いなく星5です。

    『殺人鬼にまつわる備忘録』を同時に読み、あちらは結末も結構気に入ったので同作者の本をこれから読み倒す事に決めました。

    素敵な出会いに感謝します。

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    2026年08月23日
  • アリス殺し

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    凄く面白かったです。飽きなかった。
    芸術性やテーマの深さ、美しい文章を見るのもいいですが、こうゆう娯楽性たっぷりというか、ドキドキするものは読んでて楽しいです。

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    2026年08月22日
  • 失われた過去と未来の犯罪

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    表紙詐欺ではあるけど小林泰三は天才。こんなぶつ切りの話をぐっちゃりくっつけるとは思わないじゃん。集落を善意で乗っ取る正義の女が怖すぎるしイタコになっちゃうのが皮肉。自我とは何なのか。

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    2026年08月18日
  • クララ殺し

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    トリックの展開はアリス殺しを踏襲していたものの、より複雑になり中々読むのが大変だった。
    勧善懲悪的な面もあった前作と異なり、頭のおかしい危険人物が複数人野放しになっているため今後の地球が心配となってくる。

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    2026年07月05日
  • 玩具修理者

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    ネタバレ

    好きすぎる。一作目の『玩具修理者』のグロ具合がとにかく好きだし、二作目の『酔歩する男』は天才小林泰三にしか書けないSFホラー。本読んでて初めて目眩がしてくるような感覚になった。手児奈はなんなんだ、教えてくれええっ。

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    2026年06月27日
  • 人獣細工

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    ネタバレ

    一作目について。絶望で始まって絶望で終わる作品はじめて読んだ。二作目はこれ、やっちゃったの人間じゃないか…?と思わせてきてゾッとしたし、三作目は我々読者を巻き込んでくる系の話だった。
    でも結構好きだな。

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    2026年06月24日
  • クララ殺し

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    不思議の国の蜥蜴ビルは道に迷って違う世界ホフマン宇宙に辿り着く
    車椅子の少女クララとドロッセルマイヤー判事に出会う

    ビルのアーヴァタール(分身)である地球の大学院生井森は
    車椅子の少女くららとドロッセルマイヤー教授に出会う

    命を狙われているクララくらら
    ドロッセルマイヤーから犯人探しの探偵役に任命されたビル井森

    間抜けなビルの助手探し

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    2026年06月24日
  • アリス殺し

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    ネタバレ

    おもしろかった。

    序盤こそ童話のアリスの世界観に入りづらかったが、中盤以降は気になることなくスラスラと読めた。

    ミステリーのトリックも満足で、どんでん返しもあって完成度の高い快作。

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    2026年06月21日
  • アリス殺し

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    4.5
    小林泰三めちゃくちゃ好きだから贔屓目もあるけど実際めちゃくちゃ面白くね?
    分かりにくいといえば分かりにくいけど圧巻。
    強いて言うなら誰のセリフかが若干分かりにくいかなあ。
    刑事ふたりが帽子屋と兎じゃないことはわかってたけどあんな大御所だとは。そもそもの前提も面白い。
    考察要素も結構あってよかった。
    グロテスクな場面あるけどそれはお約束。
    他の作品のセリフが練り込まれててニヤニヤできた!

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    2026年06月19日
  • アリス殺し

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    ネタバレ


    物語に散りばめられた伏線が丁寧に回収されていくため非常に読みやすく面白かった。不思議の国のアリスの世界観を継承しているため、原作を履修した上で読むと作中に出てきた演出をより一層楽しめたと思う。
    作品の主要テーマ自体は完結しているものの、赤い王様が地球の夢を見る理由や、チェシャ猫が地球再構成前後で記憶を保持していられる理由、亡くなったアリスに最後に呼びかけるシーンの意味など世界観にまつわる謎が多いため次回作への期待が止まらなくなる作品だった。

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    2026年06月15日
  • 玩具修理者

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    自分の中に小林泰三ブームが到来している。
    表題作「玩具修理者」も秀逸な作品だと感じたが、「酔歩する男」はすごい。奇妙な導入からこの結末はまったく想像できなかった。現実世界がぐらぐら揺さぶられるような不快感が却って心地好く思える作品だった。

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    2026年06月12日
  • アリス殺し

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    ネタバレ

    メルヘンと現実の入り混じるミステリー作品。
    不思議の国の絶妙に話の通じない頭のおかしい会話を書くのが上手い小林泰三はなんなんだ。
    蜥蜴のビルが癒し要素になりつつあったので小林泰三作品特有のグロ死をした時はめちゃくちゃに悲しかった。

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    2026年06月07日
  • 玩具修理者

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    生死の境界表現の一つとしてとても完成されていて感銘を受けた。
    『酔歩する男』も純粋に設定や内容がとても面白かった。特に講演会の絶対的な絶望の描写がとても良かった。
    波動関数を再発散させずに安寧の暮らしを続けられるかな

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    2026年05月27日
  • アリス殺し

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    設定が面白く、ミステリーとしてもとても良かった。 解説で澤村伊智が語るようにこの不思議な設定と小林泰三の作風がマッチしているが故にここまで面白くなったのだと思う。

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    2026年05月25日
  • アリス殺し

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    ミステリー視点の解決が見えたあたりで、世界が裏返ってホラー味が増していく展開、ゾワゾワと心地よかった。久しぶりに読む小林泰三は最高でした。

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    2026年05月21日