小林泰三のレビュー一覧

  • アリス殺し

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    ネタバレ

    夢の世界と現実世界がリンクしていて、アリスの世界で起きた死に方と同じ死に方を現実世界で起こるというはなしです。
    会話が多いので読みやすく、それでも伏線回収はしっかりするので、読んでいて気持ちが良かったです。
    描写が残酷なので、苦手な方はいるかもしれませんが、ストーリー自体は面白かったです。
    次の殺しシリーズはまだ読んでいませんが、制覇したいと思います。

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    2026年06月11日
  • アリス殺し

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    マジで申し訳ないのは不思議の国のアリス未履修で読んだこと。全員検索した。
    にしても気付けそうで気づけなかった要素がいっぱいで悔しいしグロくて良かった!
    不思議の国のアリス見ようかな〜

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    2026年06月09日
  • クララ殺し

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    「アリス殺し」の続編。
    独特な世界観とセリフ回しはそのまま。伏線回収もしっかりあって楽しめた。
    ただかなり会話が多く、かつその会話の癖が強いので人を選ぶかも?

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    2026年06月04日
  • 天体の回転について

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     多種多様なSF短編が収録されていて、青年が抱く宇宙への憧れと瑞々しい初恋を描写したものやロボット三原則のイレギュラーを扱ったもの、記憶と現実の乖離が不気味なものまで異様な視点で展開される作品ばかりで面白かった。

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    2026年05月23日
  • ティンカー・ベル殺し

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    本作もとても面白く、様々な伏線が終盤に見事回収され驚きと自力で謎が解けなかった悔しさが存分に味わえる作品だった!我儘をいえばもう少しフェアだったら最高だったかな。ラストはこんなの次回作も読まないといけないじゃんと思わせる内容で締められていたのがまたズルい。が、本作が最終作ということで本当に惜しまれる。
    〈メルヘン殺し〉シリーズの設定は複雑にはなるが、思考力が高まり想像力は掻き立てられ読者をどんどん物語に惹き込んでしまう力を持っている。この設定を思いつき、そしてそれを分かりやすく描ききる手腕はお見事。

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    2026年05月20日
  • 玩具修理者

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    さてさて、また、黒い本!角川ホラー文庫を読も!
    表紙から、怪しい!良い感じ!

    「玩具修理者」
    何でも治す修理屋さん!
    子供たちが壊したオモチャも一つ一つ分解してから、確認して!
    あら!なんて事でしょう!オモチャがちゃんと動き出す!
    でもな…ここからや、これ生き物にするねんで。人にも…
    頭割って、脳みそも右脳と左脳に分けて…
    あっ!前頭葉も分けな〜ゲロゲロ。
    マグロの解体ショー違うんやで!
    それ、また、元通りに戻して完了!
    あれ?違うの混じってる_| ̄|○

    「酔歩する男」
    何か、女性助ける為に、時間の壁を破るみたいな話やったのに、もう、時間の壁を破ってしまった事の影響に振り回されてる感じで、本来の目的失ってないか?
    なぁ!どうなん!そこ!

    寝て起きたら、違う日に!
    こんな毎日、未来へ過去へ行ってたら、もう混乱の極み!
    で、私も混乱して来て内容が入って来なくなったとさ〜♪
    朝起きたら、どこの時代におるか分からんって、タイムトラベル要素あるんやけど、どことなく、1日しか記憶が保てない感じと同じ感触…
    時間の感覚も脳が支配してると考えると同じことなんかな…


    *****【映画鑑賞】(°▽°(°▽°)°▽°)じぃー。。。*****

    今日はお家で、ネトフリで、シャーリーズ・セロンさん主演の〜

    「エイペックス・プレデター」

    この辺の女優さんは、年を重ねてもキレイやわ!
    今回は、着飾る感じやないけど。
    内容はというと、簡略にまとめると、
    「イッちゃってる殺人鬼と秘境で死の鬼ごっこ」
    ですわ!www
    こんなキレイな人が、山の中一人で行ったらあかんて!狙われるに決まってるやん!
    案の定、MAXな異人が!山で遭難した人らディナーにしてるヤツと。
    タロン・エガートンさんの怪演は光るけど、シャーリーズ・セロンさん、今更、こんな作品出んでも…(^◇^;)

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    2026年05月17日
  • ティンカー・ベル殺し

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    (恥ずかしながら)シリーズ4作目まで来て、漸くこの不可思議な作品世界を理解しかけたところで、作者急逝によって終了…。残念極まりない

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    2026年05月12日
  • ドロシイ殺し

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    ネタバレ

    メルヘン殺し 第3弾

    オズの国に迷い込んだ蜥蜴のビルはドロシイ達に助けられる。
    オズの国の支配者オズマ女王の力を借り「不思議の国」への帰り道を探すが、なかなか見つからない。
    そんな中、オズマ女王の誕生パーティーの日に、密室で頭を潰されるという殺人事件が起こる。
    オズの宮殿の小間使いジュリア・ジャムと共に犯人を探すビル。

    現実世界でも、同じような事件が起こり、ビルのアーヴァタールである井森は犯人を探す。

    世界観にも慣れてきて、ビルの可愛さ!?にもようやく気づけるようになった、、、かな!?
    今回も、個性的なキャラクター達は血塗れでした。
    オズマ女王が守るオズの国の平和が空恐ろしく感じました。そして、現実世界の人々の繋がりに、びっくりしました。

    私は、絵本で読んだぐらいの知識と理解しかなかったのですが「オズの魔法使い」って、たくさんのシリーズと登場人物があったのですね。そのまま読んでも楽しかったですが、
    ラストのガイドと登場人物一覧を読んで、さらに納得しました。

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    2026年05月07日
  • 杜子春の失敗~名作万華鏡 芥川龍之介篇~

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    芥川の名作を現代版にしただけかと思いきや、まさに「万華鏡」。見る角度をひねるだけで景色がガラリと変わる、ホラーミステリーでした。

    「杜子春」や「蜘蛛の糸」の現代的な闇(いじめやパワハラ)に救いを感じていたけど、3話目の「河童の攪乱」で一変!「これ連作だったの?」と気づいた瞬間、物語の罠にハメられた感で面白さが一気に加速。ただ、河童の活き造りの描写はグロすぎて……残像と生臭さが頭から離れず、しばらくお刺身は遠慮したいレベルです。ヽ(ヽ゚ロ゚)ヒイィィィ!

    ラストの「白の恐怖」は、まさに蜘蛛の糸がブチブチ切れていくような焦燥感。「食う側だと思っていたのに、実は食われる側だった」という結末は、自業自得の因果応報でスカッとする反面、逃げ場のない絶望感にゾッとしたのと何より智香の末路が哀れでちょっと可哀想だった。

    芥川の名作と小林泰三の毒気、両方を一度に味わえる二度美味しい一冊です。

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    2026年05月02日
  • 臓物大展覧会

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    なんともいえない臓物の気持ち悪さを描けるのは泰三さんか白井さんだと思う。なかでもこの中の透明女は自分がやれと言われたら無理と思うくらいの気持ち悪さ。会話の端々に狂気を感じで気づけばバッドエンドが多い。でもつい読みたくなるよね。

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    2026年04月23日
  • 玩具修理者

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    玩具修理者、めちゃくちゃ面白い!
    最後は声を上げた。
    次のやつも面白い、けど頭がおかしくなりそう(笑)よくあんなの書けるな。図にしたりしたのかな。小林さんの本は初めて読んだけど他のも読んでみよう。ウナイテコナも気になる。

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    2026年04月16日
  • クララ殺し

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    今までのシリーズよりスキュデリの存在でミステリー要素をより強くしていて面白かった。クララとドロッセルマイヤーの怪しさとかオリンピアの「マリー=被害者」発言を疑問に感じたのに真実までは辿り着けなかった。わかりそうでわからない良い塩梅のミステリーですごい楽しめる。やっぱりアーヴァタールの存在が真実を複雑にすることで面白さに拍車をかけてる!

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    2026年04月07日
  • ティンカー・ベル殺し

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    考えるべき謎が多くて真実に辿り着くまで全く思考が止まらなくてとても面白かった。
    ティンカーベル殺しの犯人に加えて誰が誰のアーヴァタールなのかという謎もあって面白さを加速させていた。
    ティンクとの会話などところどころ現れる違和感があって、謎解きの瞬間の全てが繋がる感覚日本の面白さを改めて感じた。

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    2026年04月06日
  • 逡巡の二十秒と悔恨の二十年

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    10作品の短編集

    系統はバラバラ

    表題の作品は文章は著者っぽい感じがしたけど、オチというか内容はわりとありきたりな感じ。

    著者っぽいかはわからないけど、めちゃくちゃ笑えたのは
    「メリイさん」
    本文の表現を借りれば“洋風の名前“なのに話は落語調。その上、都市伝説的な怪談話が入ってきて、かなりふざけた展開(そのへんは落語っぽいとも言えるのか?)
    最後の最後まで馬鹿らしくて面白かった。

    「侵略の時」
    インベーダーが出てくる分かりやすいSF。だけど、なんか緊張感がないというか、平常な感じが星新一を思い出させた。
    (息子には星新一さんは全然そんな感じじゃないよって言われたけど)


    あとは、著者が好きな要素というか題材の系統なんだろうなと感じる作品も。
    前後関係はどちらが先なのか分からないけど、「玩具修理者」「わざわざゾンビを殺す人間なんていない」「人獣細工」を彷彿とさせる3作品があった。

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    2026年03月21日
  • 殺人鬼にまつわる備忘録

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    おもしろくて、夜更かししてしまった。

    全員何者なんだ!と思って終わった。
    気になるところがたくさんあり、教えてよー!!というモヤモヤもありながら、楽しめた1冊でした。

    私自身そんなに記憶している方ではないので、何かしらの形で記録を残しておくのも大切だな、とまじめに考えたりもしました。

    シリーズも読んでみたい。

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    2026年03月13日
  • 臓物大展覧会

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    歯切れの良いタイトルに惹かれて読んだ。ただのグロ小説なのかと思ったら違った。
    短編9作品からなる本なのだが、全て読んでいてぐっと引き込まれるような物語となっている。それぞれのジャンルはSFからファンタジーまで様々。
    9作品のうちどれが好みかでしばらく語り合えそうなくらい色とりどり(描写は真っ赤)で楽しかった。私は「ホロ」が好みだった。
    グロ描写が読んでいて吐き気を催すレベルでエグいので誰も勧められなそう。特に「透明女」、何を食ったらあれを思いつくのか…。
    概ね好みだったのだが、音として出てくるひらがなの羅列が安っぽくてあまり好きではないのでげんなりしてしまった。
    例:人が吐いている時の「おええええええええ」という台詞など

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    2026年03月09日
  • 殺人鬼にまつわる備忘録

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    今までに読んだことのないようなミステリー?小説だった。
    友人の喧嘩の仲裁に入ったことで怪我を負い健忘症になってしまった主人公。
    ノートに日々あったことや重要なことを書き込むことで読み返しなんとか生活していた。
    しかしある日起きたらノートに「殺人鬼と戦っている」とかかれており、その殺人鬼は誰なのかどう戦っていくのかノートを参考にしながら戦おうとする。

    最後の終わり方が考察が必要な終わり方で最後まで面白かった。

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    2026年03月02日
  • 逡巡の二十秒と悔恨の二十年

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    想像以上にハードだった……。語り口はそれなりに軽やかで下手に恐怖を煽るような演出もないが、とにかく発想がえげつないというか何というか。この方の作品を読むのは初めてなのだけれど、生命への異常なまでの探究心と愛着が滲む短編集だったように感じる。
    最初に収録されている「玩具」には、こういうエロティシズムがあるのかと圧倒された。圧倒されすぎて少し笑ってしまうような読書体験は久しぶりだった。

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    2026年02月20日
  • 玩具修理者

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    単行本で出版された時から気になって仕方なかった題名なのですが、とうとう文庫化まで読む機会にめぐまれませんでした。題名からどんな話なのだろうと想像を逞しくしていたのですが、表題作はぼくの感想としては意外にスタンダードだなという感じ。少々スプラッタなので読者を選ぶかもしれないけど。クトルフ神話にしてしまったのは余分ではないかとも思いました。あれなしでも十二分に成立する怖さがあるので。
    むしろ面白かったのは併録の「酔歩する男」のほう。失われた恋人を巡ってのふたりの男の確執と、それに伴って崩壊していく世界の描写がとてもいい。量子力学がらみの話というのはこのようなくらくらするような感じを与えてくれるので好きなのだが、読後に自分の存在というものがとても不安に思えてきて仕方ない。

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    2026年01月26日
  • 玩具修理者

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    2026年2冊目

    表題作含む短編2作で構成されていました。

    表題作は意外と短く2作目が長めでした。
    世にも奇妙な物語的な面白さがありあっという間に読んでしまいました。

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    2026年01月14日