小林泰三のレビュー一覧

  • 密室・殺人

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    面白かった!論理的なのにめちゃめちゃな感じ大好きなんだよな。あとクトゥルフみが強かったのでまさか犯人は名状し難いものとかなのか…?!と一瞬思ったがさすがにそれはなかった。
    あまり推理とかせずに読んでたこともあり、解説を読んで「えっそういうこと?!」となっております。悲しい(´・ω・`)

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    2025年05月29日
  • 人獣細工

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    表題作、一気に読みました。

    「父親」の所業がおぞましすぎる。縫い目に無頓着なの、そういう……。

    人間の定義とは? 定義にこだわらずに生きられないのか? とかいろいろ頭の中ぐるぐる。

    夕霞が救われることはありえるのか。
    通りすがりのパンク野郎が「バンドやろうぜ!!」とか言ってきて、夕霞が出口のない鬱屈を全部ロックで爆発させる未来を想像した。

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    2025年03月14日
  • 肉食屋敷

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    小林泰三氏を余すことなく感じられる様な風味の違った4作が収められている。
    ライトなファンをはじめ、これから読んでみようという人にもオススメできる作品。

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    2025年01月07日
  • 玩具修理者

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    表題作の『玩具修理者』と『酔歩する男』の二部構成。前者は引き際の潔いキレイな一撃、後者は短いながらプロットの作り込まれたおぞましいSFサスペンスで、どちらも文量に対して満足度が高い。
    小林先生って理系なんですね。機会があったら長編にも手を出そう。

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    2025年01月03日
  • 安楽探偵

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    ネタバレ

    この真綿で首を絞める狂った論理が小林泰三!一話目を読んでそういうことか〜と思いながら楽しみ、きっとラストにひっくり返してくると予想してたら期待通りだった。

    ・アイドルストーカー
    依頼人を狂った中年男性に疑わせておいて本物のアイドルに反転するラストがいい。この話自体が罠になって次以降の話にバイアスかけてくる構成が好き。ストーカーエピソードはめちゃくちゃ怖い。
    ・消去法
    大掛かりなドッキリ。そんな馬鹿なって思うしやりすぎだろと思うけどそれでも超能力より科学的。
    ・ダイエット
    こんなにわかりやすく罠を張られて騙されるんだ……と二度読みでショックを受けた。冷凍ピザをそのままいくの……?
    ・食材
    話を

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    2024年12月15日
  • 玩具修理者

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    久しぶりに面白い小説に出会った。オチはどうでもよくて、ストーリーの進行じたいで充分に面白い。収録されている二篇ともが面白いので、おそらく文体が好みなのだろう。
    小林さんの作品を追ってみたくなる。

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    2024年12月04日
  • クララ殺し

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    シリーズ2作目。ユーザー名の「クララ」はこの作品名から頂きました。
    アルプスのあの作品がモチーフかと思いきや違った。ホフマン作品に馴染みがないので登場人物のイメージが浮かばなかったけど、安定の面白さ。
    終盤は頭がこんがらがってトリックを理解するのに時間がかかった。

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    2024年11月15日
  • ティンカー・ベル殺し

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    自分やキャラクターの予想がたくさん(?)覆されていってイライラもしたが、だとしたらなんなんだ?…とその答えを知りたいという好奇心もわいた。
    とても良い作品だった。

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    2024年11月13日
  • 殺人鬼にまつわる備忘録

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    小林泰三さんはやっぱり最高だ。以前同著の「記憶破断者」を読んでいたからか、最初は「あれ?これ読んだ?」と思っていた。主人公の田村二吉は10分しか記憶が持たない記憶障害であることと、人の記憶を操作できる殺人鬼と戦っているところも「ん?やっぱり読んだ…か?」と私の記憶を混乱させてくる。物語が進むたびに記憶が刺激されるのだが、面白いのでページを捲る手が止まらなかった。結論、文庫化で改題された同じ内容だった。それでもこの設定は秀逸。自分が二吉になったように感情移入してしまう。「記憶破断者」のレビューも読み返そう。

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    2024年10月13日
  • ティンカー・ベル殺し

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    メルヘン殺しの4作目、ディズニーアニメ映画しか知らないピーター・パンとは、あまりにも違い過ぎて驚愕だった。
    ジェームズ・マシュー・バリーの原作とディズニーアニメを、読みたい(観たい)と思うほど衝撃な作品。
    そして、小林節が炸裂して、とても楽しく読めた。
    解説の創元編集部の方が書かれているところによれば、次回は「かぐや姫殺し」であり、シリーズの最後には再度、鏡の国での活躍が決まっていたそうだ。
    本当に、亡くなられたのが残念でならない。
    もっともっと、小林泰三の作品を読みたい。叶わぬ願いと知りつつも願わなくてはならない。

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    2024年07月21日
  • 恐怖 角川ホラー文庫ベストセレクション

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    「家が呼ぶ」に大興奮して以来、すこしずつ朝宮運河さん編纂のアンソロジーを買い集めている。今作も大興奮!

    ✂-----以下ネタバレです-----✂








    はじめに収録されたタイトルドンピシャの「恐怖」は、短くもラストにドキッとする極上の作品。最初からこの作品…もう期待しかないが、続くは小松左京「骨」。じっくり掘り進められた恐ろしく壮大な情景が、蘇る記憶とともに一気に駆け抜ける大迫力に感動…。
    「夏休みのケイカク」「正月女」は現代の割と身近な景色を思い浮かべつつ読み進めていたけど、オチに違ったカラーのダークさがあり面白い。
    今回すごく好きだった「ニョラ穴」は、SFチックな作風。日本のこ

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    2024年06月28日
  • 脳髄工場

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    はじめての小林泰三さん作品。
    「脳髄工場」という度肝を抜くタイトルと、一度見たら忘れられないカバーイラストに惹かれて手に取りました。

    短編集でかなり短い(数ページの)お話から、結構長い話まで様々なものを詰め込んだ、欲張りセットのような様相。

    私のお気に入りは、
    ・やはり何と言っても表題作の「脳髄工場」
    ・無気味さ、ホラー要素が際立つ「影の国」
    ・ループ物が大好物なので「声」
    ・ホラー×SF要素満載の「綺麗な子」
    です。

    「C市」も「わけのわからなさ」が好きだと感じましたが、この「わけのわからなさ」は自分が科学やら物理やら、そう言ったものに疎いせいもあるかな? と挙げるのは保留に(笑)

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    2024年06月03日
  • 人獣細工

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    これは面白かった!
    ブタの臓器を移植され続けてきた少女、吸血鬼を殺そうとする少年、本による狂気に巻き込まれた女性の3編を収録。
    どことなくクトゥルフ神話を想起させるように感じた。
    特に第3作『本』には「名状しがたきもの」という表現もあるし、クトゥルフ好きにはニヤリとさせられると思う。
    邪悪で狂気に満ちた短編集だが、クトゥルフという狂気に染まっている自分としては、なかなか楽しませてくれるような小説だった。

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    2024年05月20日
  • 七つのカップ 現代ホラー小説傑作集

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    表紙の動物さん(ねずみ?)のイラストがあまりにかわいくてつい購入。

    怪奇小説7篇、どれも本当におもしろくていずれの作家さんももっと読んでみたいと思えるものばかりでした。

    なんかおもしろい短編小説読みたいなという方にはほんとにおすすめです。
    表紙がかわいい。

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    2024年04月28日
  • 人獣細工

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    ヤバい超面白かった☆*:.。. o(≧▽≦)o .。.:*☆最初は人間のために豚の臓器を移植してると思ったんだけど読み進めていくうちにこれ逆パタなのではと勘づいてしまい結果図星。小林先生の書くホラーというかサイコパスというかなんて言うか人間のリアルとっても好きなのでこれ超刺さった。最終章の本が1番ヤバいってあとがきに書かれてたけどリアルの世界がごちゃごちゃになってて奇妙で薄気味悪くて最高だったな
    この世界は本当に現実なのか
    われわれが現実と呼ぶものは一体なんなのか
    とても考えさせられました

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    2024年03月21日
  • 七つのカップ 現代ホラー小説傑作集

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    現代ホラー小説傑作集。これまた全部再読なのだけれど、傑作揃いというほかのないセレクションです。
    かるかやシリーズの「芙蓉忌」、実はシリーズ他の作品に較べると印象が薄かったのですが。再読してみると、なかなかに怖いしひっそりとした切なさも感じる名作でした。なによりこのアンソロジーがこの一編で幕を開け、そしてラストが「七つのカップ」で優しく終わるという構成も素敵なのですよね(ラスト一歩手前が「あまぞわい」でとことんどんよりしたあとだというのもまた)。
    小林泰三さんの「お祖父ちゃんの絵」をセレクトするというのもまたなんとも。これ、最初に読んでいるうちは「お祖母ちゃんの絵」の間違いじゃないの? って思う

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    2024年02月28日
  • 七つのカップ 現代ホラー小説傑作集

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    現代ホラーの傑作が揃った短編集。全編おすすめといえる高い完成度の1冊です。「芙蓉忌」は古い家屋の隙間から見える女に魅入られた話。女が誰か探る途中、警告を受けるも男はもはや止まる事が出来なくなり…
    謎の猿を追う「シュマシラ」も良い。

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    2024年02月22日
  • 逡巡の二十秒と悔恨の二十年

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    ネタバレ

    初っ端からキツい
    全話心臓やら胃、脳みそにまでに、色々くる
    キツい
    グロホラー(?)(ジャンル分けがよく分からない)というジャンルだとしたら文句なしの星5
    1回読めばお腹いっぱい、というか胸焼けで二度と食べられない

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    2024年02月01日
  • クララ殺し

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    前作読んでたのでこの世界の仕組みはなんとなく理解してる(といっても未読だった場合と比べたら1ミリ程度の知識)。
    でもここは前作と違うと言われたら…そうなんだね!とビルみたいに思ってしまう。
    話してるとイライラするだろうけど、ビルのキャラが良い。頭が足りないように見えて鋭く本質をついてくる。

    解説まで読み終わり、ホフマンの物語をしっかり読んでおきたいと思った。
    このシリーズはめちゃくちゃで、でもしっかり繋がってて…。今回も引き込まれてしまった。
    決めた。このシリーズは続けて読む。

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    2024年01月24日
  • 肉食屋敷

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    ネタバレ

     肉食屋敷…地球外生命体がテーマの話。結末はバッドエンド?
     ジャンク…ある意味純愛もの。ただ設定が特殊なだけで。
     妻への三通の告白…読み進める度に見方がガラリと変わる。
     獣の記憶…ジャンルはミステリー。叙述トリックではあるがこのラストは読めなかった。

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    2023年12月28日